見出し画像

無自覚に虐待する、犬に優しい人達

DVしかり、傷害やあおり運転、タバコのポイ捨てに至るまで、組織的・計画的ではない、衝動的な犯罪行為やマナー違反を犯す人間は実は「自分は優しい人間だと思う」「比較的優しい人間だと思う」と自認している場合がほとんどであることはあまり知られていない。

あくまでも悪いのは相手であって、自分に非は無いことが前提で話が進む。

ストーカーや毒親も同じだ。

「こんなに愛しているのになぜわからないんだ?」「全てはあなたのためにやっていること」

狭い世界観と歪んだ自己肯定感、思い込みと決めつけによる【無自覚】の虐待。


これは愛犬への対応でも同じことが言える。

「◯◯することが犬のため」と自信たっぷりに発信してくる人間は要注意。
自己肯定感が強く、排他的で暴力的だ。

考えることを放棄し、『犬のため』という御旗のもと自分の行動を正当化する。
そして『自分は犬に優しい人間だ』と信じて疑わない。

陰と陽・光と影・表と裏

どちらが正義でどちらが悪なんてものは個人の価値観でしかない。
その程度の価値観を他者に押し付けるのは、傲りでしかない。

自分がモンスターになりたくないなら、勉強し続け、悩み続け、比較し続け、俯瞰し続けるしかない。

そうした上で、今できるベストを選択すべきだ。

安易に「共感」や「熱狂」に飛びつくべきではない。