WHIPで見る投手力の維持で見る才能の維持

前回はOPSでやったが今回はWHIPでやってみよう

このように有力な記録を上げた時翌年も同じくらいのパフォーマンスを上げる事はどれくらいの確率で出来るのだろうかを今回はWHIPを基にした。

検証内容は以下のとおりである。


・WHIPと規定投球回の2つを用いる
・WHIPが1.20以下かつ規定投球回を15%以上満たした選手を対象とする。
・上記の二つの条件を満たしたら、「1」とみなして成功とし、どちらかあるいはどちらとも満たさなかったならば「-1」とみなし、メジャー移籍または引退した場合は0とみなしカウントしない。
・外国選手を除く
→同名の選手が多く区別がめんどくさいから
・2013~2019年の記録を用いる
→2011~2012年は統一球問題で通常より打席に影響が出たため
→2019年~付近はコロナの影響があるので除外した

結果



割合のデータ

活躍の定義は上記で示した通りWHIPが1.20以下で規定投球回の15%以上を満たしている事であり、仮にどっちかを満たしても満たしていない場合はだめだっと定義している。

今までいなかった人というのは今回の検証であるならば、
・新人から1軍で活躍した選手
・メジャーから帰ってきた選手
・育成登録下で選手登録されていなかったがある年から登録されて活躍した
のケースであり、絶対数は今回ならば71個とある程度のデータは取れている

成績の安定は3割前後となっていて中々安定した記録を出すのが難しい中で今までいなかった選手が活躍しだす事が最も高い確率であった。このようにみると投手の場合の成績の安定は難しいものの、新陳代謝が激しい。

WHIPが1.20で規定投球回数が15%以上の人はどれくらいか?


条件のために2013~2019年までの図はこうなる

2013年~2019年の記録で見たが、0人が一つもなく、平均で4人~5人ほどであった。最大と最低の年の人数の該当の年で見ると
2013年中日は11年連続のAクラスが途切れて4位になったように悪い結果であった。
人数こそ多かったものの2019年の楽天と日本ハムでは前者は3位であったが後者は5位という結果になった。この理由はこの年の西武が山賊打線で圧倒された結果であり失点は19年楽天が4.04で19年日本ハムが4.10といったように悪くない数字であったが・・・上がそれ以上に強くなければ・・・もしかすると・・・だったかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?