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ホセ・ジェイムズ @ビルボード東京 2018.2

Jose James - Dreamer: 10th Anniversary Edition
・Spotify https://open.spotify.com/album/5PJyCzv2cUs1pO12nKsKnR
・AppleMusic https://itunes.apple.com/jp/album/the-dreamer-10th-anniversary-edition/1342426217

ホセ・ジェイムズ観てきました。

とりあえず、ホセのバンドの時のネイト・スミスはいつも通りすごいのはともかくベン・ウィリアムスが気が狂いそうになるくらいすごくて、開いた口が塞がらないままライブ終わった。ウッドベースでやるヒップホップってだけじゃなくて、ネイトと2人でループの雰囲気を残しつつ仕掛けつつで絡み合うのも超絶…

エフェクト使わずに、ウッドベースのままウッドらしい生音とウッドとは思えないシャープな音色を弾き分けつつ、拍子やテンポが変わったらついていき、ソロでは見たことないフレーズの連発。ベン・ウィリアムスは何度見ても驚きが褪せない…何度見ても同じ熱量で驚いてしまう…

そこにネイト・スミスがいて、2人がすごいことになってるところにオシャレにコンピングしたり、音を重ねてたりする大林武司。後ろの3人だけでもお腹いっぱいなのに前にホセ&黒田さん。21世紀の《ジャズ》の見本みたいなサウンドをたっぷり堪能した。素晴らしすぎた。

ヒップホップ世代のジョン・パティトゥッチ & ジェフ・テイン・ワッツみたいなイメージというか。すごかった。いろんな形で進化しとんな…というか、ヒップホップのビートの生演奏が浸透して定着したことで音楽としての強度が上がりまくってどんどん自由で柔軟になってるな

パティトゥッチとジェフ・ワッツに例えたのはベン・ウィリアムスとネイト・スミスのあまりの安定感で、変化すらナチュラルすぎて、流しちゃいそうになる感じ。スウィングの中に完全に溶け込んでたというか、ミリ単位で同じ地平にきたなと。ドジャズなのに…ビート…なのにドジャズ…なのにビートだったな…

ホセ・ジェイムズが「Dreamer」の時にファラオ・サンダースの「Creator Has A Master Plan」を挟み込んだりしてて、この人はやっぱりイギリス人っぽいセンスだなとも。コルトレーンなモードでマッコイ・タイナー&エルヴィン・ジョーンズ風な演奏させるのもUK趣味感あるよね。『Dreamer』のライブでそれやるとまさにって感じだったね。


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