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WEST WORLD

ロバート・フォード博士

「ウエストワールド」の創設者である天才科学者。

黒服の男

謎の黒服の男。自由にウエストワールドを動きまわり、極悪非道な行為を繰り返す。銃弾が当たっても死なない。

ドロレス・アバナシー/エヴァン・レイチェル・ウッド

父親想いの農場の娘。明るい未来を夢見ているホストだが、自分の住む世界の違和感に気付き始める。

テディ・フラッド

早撃ちを得意とするガンマン。いつも列車に乗りウエストワールドに現れるホスト。

バーナード・ロウ

ウエストワールドのプログラム責任者。ホストの問題が発生する度に対処する。

メイヴ・ミレイ

娼館を経営するマダムのホスト。

ウエストワールドとは、現実世界さながらの巨大アトラクションだ。そこには19世紀、開拓時代の世界がそっくりそのまま再現され、人間そっくりに造られたアンドロイドたち“ホスト”が来場者である人間たち“ゲスト”をもてなす。広大な荒野の中には、開拓者の町、そして農場や牧場などがあり、先住民やメキシコ人の村なども用意されている。そして開拓民やカウボーイ、流れ者などのホストと呼ばれるアンドロイドが、あたかも“実際に生活している”ように配置されているのだ。”ゲスト”は入場前に衣装を着替え、19世紀の人物になりきることで、ウエストワールドの住人になることが出来るのだ。

虚構の世界、ウエストワールド―

ウエストワールドのチケットは、一日で約450万円と高額。しかしこれだけの料金を支払ったゲストには、それに見合った楽しみが約束されている。アトラクション内では、“あらゆること”が許されているのだ。ホストに対しては何を言ってもいいし、何をやってもいい。禁止事項は、一切なし。暴力、セックス、殺人、なんでもOK。たとえ相手が抵抗する女性や子供でも。ゲストに抵抗してみせることすら、ここでは“もてなし”の一環なのだから...。もしあなたがゲストとしてウエストワールドの住人となったら、何をしてみたいと考えるだろうか?

タブーなど存在しない!誰もが衝動と欲望に支配される楽園...

心もなく、記憶も残らない...アンドロイドのホストたち

ゲストを“様々なかたち”でもてなしてくれるホストは、精巧に作られたアンドロイド。見た目も言動も、本物の人間とまったく区別がつかない。ただ、ゲストとホストを見分ける方法がひとつだけある。それは、殺してみること。アトラクション内ではゲストは殺せない設定になっていて、死ぬのはホストだけなのだ。ゲストは銃で撃たれても、決して死ぬことはない。アトラクション内ではゲストを楽しませるために、ホスト同士の殺人も日常的に発生する。死んだホストは運営会社が回収。工場で修理し、再びアトラクションへ戻される。ホストはこうして何度も何度も殺されながら、日々ゲストを楽しませているのだ。こんな過酷な毎日の繰り返しでも、ホストは苦しみを感じることはない。ホストは毎回記憶が消去されるので、常に“初めて”の状態でゲストに犯され、殺される。万が一不具合が生じた場合は、地下深くで保存されることになるだけなのだ。

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