見出し画像

KTV小姐との真実の愛について〜エピローグ〜

↓後編↓
https://note.com/elitedameryman/n/n1afddf2e2b88

~続き~

そして別れへ…


悩みに悩んで(本気で悩んだのは一晩だけど)出した結果、もう終わらせようと思った。このまま続けていくのは無意味だと。
基本的にこういう話は直接会ってする派であったが、家に着いてからWeChatで告げた。
(後編の終わりでは直接言ったかのように書いたが、実はそうではない。スマソ。)
全くもってダサい話ではあるが、会うと感情がブレそうだった。以下、記憶の限り原文ママ。

「这次陪我一起去了韩国旅游,非常感谢。不过我们分手吧,我觉得这样比较好。(一緒に韓国旅行に行ってくれて感謝してる。でも私たち別れたほうがいいと思う。)」

そして返信を待った。すぐに返信は来た。






「好的」





ん?二文字??


非常に素っ気ない返事がきた。
いやいや、何を求めているんだ?別れたいんだろ?それでいいじゃないか。でも何だこのあっけなさに感じる物寂しさは…。

そこからは本当に早かった。便利なもんで「美团跑腿」を使えばモノはすぐ送ることができる。

あっという間に渡していた家の鍵と向こうの家に置いてあった服類が届いた。こちらも家にあった彼女の服や化粧品などを送った。

「收到」
「收到」

お互い受け取ったことを確認して、最後に「元気でね」みたいなことを書いた文を私から送った。その返信もすぐに来た。



「谢谢」


それが彼女からの最後のWeChatであった。こうして旅行中には聞けなかった「谢谢」を最後に二人の関係はあっけなく終わりを告げた。彼女の本心はわからぬままに…。




~fin~






引っ張るだけ引っ張って、あっさり終わって、本当にすまないと思っている。

(なんだよ「fin」って…)

まぁリアリティあると思って、許してください。
ちなみにその後、元彼女とは一切会っていない。連絡先は消せずにいる。でも恐らく連絡することは無いだろう。抖音もまだ繋がっており、それはたまに見てしまう。大体飼ってるネコをあげているだけだが…。
時間が経てばそんなこともしなくなるとは思う。


そしてテーマである「KTV小姐との真実の愛」について、果たして私と彼女の間に真実の愛はあったのだろうか?
正直、答えはわからない。ただ一つだけ言い切れることとしては、私が彼女を好きだった一瞬一瞬の気持ちは本当だった。それはもう「真実の愛」ではないのだろうか?







…うん、キレイにまとめようと思ったけど無理だわ。真実の愛ってなんだよ、そもそも。




というわけで、ここまで読んでくれた皆さんありがとうございます。

こんなおっさんの恋愛話に想像以上の反響を頂いており、嬉しいやら恥ずかしいやらです。文章書くこと自体は嫌いじゃないので、また気が向けばなんか書きます。結構、恋愛系のネタは豊富な人生を歩んでいるはずなので、それなりにパッとネタは思い浮かびます。(多分、一部はスペースで話したことある)


・高校編 ~二個下の後輩(ギャル)に死ねと言われた日~
・大学編 ~浮気され、浮気しかえす泥沼劇~
・留学編 ~〇州で出会った二人の女性~
・社会人編 ~合コン狂いの日々で出会ったアタオカ女~
・駐在番外編 ~実はこの前にもいた別の彼女と例のチーママ~


などなど。気が向いたら書いていこうと思う。
マジで個人特定されそうなのと、まぁまぁクズなエピソードも多いから、有料にするかもしれないけど。


あ、あと下の「気に入ったらサポート」のリンクから投げ銭できるんで、気が向いた方はよろしくです。最後はちょっとアレだったけど、ここまで頑張って書いたし、これぐらいのお願いしてもいいよね…?ね?色々書くモチベになるかもよ?


それでは、本物語はここで終了です。
エリダメ先生の次回作にご期待ください。(人気作家気取り)



でわでわ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?