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自分の惨めな受験の失敗談を語ろうと思う

自分の人生の歯車が狂い始めたきっかけは遡ればきっと「受験」の失敗に行きつくだろう。

日本の第二次世界大戦における敗戦が遡れば盧溝橋事件に行きつくように、自分の人生の敗戦の遠因は受験にある。そのことについて赤裸々に語りつつ、自分の人生の反省、そして懺悔をしたいとも思う。


自分の人生における二度の受験は高校受験大学受験であり、私立中学を受験するような教育意識の高い家庭ではなかった。

両親とも勉学で人生を切り開いてきたようなタイプではなかったため半ば勉強に関してはほぼ自分任せだった側面がある。


高校受験の頃から父には地元のローカルの中のローカルでは勉強ができる人が行くとされている高校に進学することを小学校の頃から言われていた。

父親としてはその高校が憧れだったようであり、漠然と頭いい人が進むというイメージを持って育った。自分もそこに行くんだろうなと思っていたのだが、結局紆余曲折を経て違う高校に進学することになる。


この高校受験失敗がまさに一回目の敗北であり挫折だ。


そして「今度こそは」とやり直しを決意して挑んだ高校時代の大学受験でもう一度大きな敗戦を経験する。大学受験においても決定的に失敗し自分の惨めな人生が本格的にスタートする。

まさにドイツが二度の世界大戦で負けたように、自分は高校受験、大学受験と立て続けに同じ轍を踏んでしまった。

それが自分の惨めな受験の体験談であり大まかな流れだ。この記事ではその詳細について具体的に語っていくことにする。

なぜ二度の敗戦を経験することになるのか、そしてなぜ人生の歯車が狂ったかの記録だ。


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