なんか大丈夫な気がしてきた
昨日、感傷的になるほど気持ち込めて編集した原稿を公開し、少し精神的に落ち着いてきたので、頭の中だけでも好きな場所に行こうと思い、中西多香さんの「香港特別藝術区」を引っ張り出してきた。
ページをめくるたび、佐敦の足つぼマッサージ屋のおじさんの顔や、太子の蝦餃、尖沙咀の喧騒が頭に浮かんでくる。
香港の友人たちと肩を組んでビール片手に歩く時間が恋しい。別れが辛くて泣けば「じゃあ明後日帰ろ」と笑って抱きしめてくれたことあの夜も、全部私の糧になっている。
「結局感傷的