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水中で生活できる日がくる?!

今日は移動時間が多いから、
記事が早い時間にかけるのが嬉しい。

今朝、朝食をとりながらある記事を目にしました。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35118686.html

地球温暖化の主要因とされる大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が、過去最高レベルに達したことが分かった。 1950年代後半から二酸化炭素濃度の観測を続けているハワイのマウナロア観測所は5月11日、過去最高値の415ppmを記録したと報告した。マウナロア観測所によると、今から300万年以上前の当時は海水位が現在よりも数メートル高く、南極大陸の一部は森林に覆われていたという。...産業革命前は、自然現象によって何千年もの間、CO2濃度は変動を続けていた。それでも過去80万年で300ppmを超えたことは1度もなかった。

いよいよ、私たちの生活が海底に沈むときがきたのか...と思いながらこの記事を読み進めつつ、私の脳裏に浮かんだ人物が3人いる。彼らの環境に対する問題意識や、取り組み、発信について今日はシェアします。


一組目は、
Kadlec夫妻
(@marinkadlec, @joshuakadlec)

この夫婦は私の友人でもあり、現在は東京を離れオランダで生活をしているデザイナーだ。
"Let's make the world a better place" をかかげて、サステイナブルライフを実践し、環境にやさしい事を目指すデザインスタジオだ。
日常の中で、無駄なもの、使わなくてもいいもの、購入しなくてもいいものの気づきを与えてくれる。昨年の夏に、【プラスチックフリー】という、「1ヶ月間使い捨てプラスチックを使わないようにするチャレンジ」をインスタグラムで呼びかけてくれたことをきっかけに、私も少なからず「ゴミ」への意識は高まった。


なぜ、私自身その意識が向いたかというと、
私はサーフィンをするし、マリンスポーツがとても好き。あるとき、サーフボードから落ちて波に巻かれたときに、プラスチックのゴミと、漁で使用されたであろう網の切れ端が首から胸に絡まったときの恐怖体験を覚えている。

この出来事は、海の生き物に視点を向けるきっかけになったし、私と同じように、サーフィンやマリンスポーツをしている人達にも同じような危険が起こりうる。

大好きな海だからこそ、人も生き物も大切にしたいと思えるのだ。でも、決して海の問題だけではないことを、これを読んでくれている人にも意識を向けて欲しい。


■買い物は、エコバックを使用
■無駄なプラ容器を避けるためお弁当は手作り(自分に負担がない程度に)
■タンブラーを常に持参

ここから学んで実践した私の一番の成功体験は、現在私が管理しているオフィスビルのコーヒーマシンやドリンクサーバーの良質なものを導入させてもらい、オフィスビルの自動販売機を撤去してもらった。(会社の日本サイドからは相当怒られちゃったけど、グローバル本部はそれを喜んで賛成してくれた。笑)それによって、缶、ペットボトル、紙ゴミを削減することに大幅に成功した。紙コップの利用を減らし、マグカップを設置したことによって、お客様自身でマグカップを洗ってくれる、という行為まで生まれた。
このシェアオフィスは約80クライアントが常駐しており、人数にすると数百人近くの1日の消費が大幅に削減したことになる。結果的には、ビル管理側からも非常に喜ばれ、それは今でも継続できている。

今後のKadlec夫妻 の発信を是非チェックしてもらいたい。

■YouTube channel

因みに私のネームカード(名刺)デザインは、Kadlec夫妻がデザインしてくれたもの。彼らが私のイメージをガッツリキャッチしてくれたデザインは、私のお気に入り♪


二人目は、
Alisa Evans(アリサ・エバンス)

彼女も大きな影響を与えてくれている友人だ。私の友人だけではなく、彼女と関わりを持つ人たちの多くは、サステイナブルライフや、エシカルファッション(※)について、彼女の発信によって知った人も多いのではないだろうか。サステイナブルから地域を活性化させていくために活動し、環境に対する発信を行っている。

※「エシカル(Ethical)」は「道徳、倫理上の」という意味。その言葉の通り、良識にかなって生産、流通されているファッションを指す。バッグを買えば、アフリカの子供たちに給食を贈る資金になるという「FEED BAG」は分かりやすい例だろう。ベジタリアンブランドとして、動物とその生息
環境を大切にし、動物素材を使わない方針を促進しサステナブルな材料の
開発技術を導入し続けている「Stella McCartney」も有名な例だ。 一般的な「エシカルファッション」の定義は、環境だけにとどまらず、望ましい労働環境や貧困地域支援、産業振興なども視野に入る。広く社会規範に配慮した生産・流通を重んじる取り組みと言える。

彼女が、SNS上で発信してくれている内容は、とても身近な意識から変えていくことができるし、その気づきを与えてくれる。
120%の行動ができなくても、1%の意識が大きな変化になることを強く呼びかけている。

彼女の発信は、SNS上で分かりやく視覚的にも訴えているものが多い。是非一度、チェックをしてみて欲しいし、彼女の声に耳を済ませることは、環境の悲鳴に耳を傾けることに等しいとさえ、私は感じている。一人ひとりの気づきと発信が影響を与えていく模範として参考にしたい。


3人目は、
■デザイナー亀井潤さん
この2組とは真逆に、将来の海面上昇に備え、【人口エラ】を開発しているのが亀井さんだ。私は、昨年CNN記事で【人口エラ】を読み、今年始めにたまたまたTVをつけて、彼の存在を改めて知ることになる。

「デザインを思い立ったきっかけは、環境問題への関心だった。地球温暖化に伴い海面が上昇し、大都市が水没する未来に着想を得たという。」

亀井氏はアンフィビオの発想の原点について、「海上都市として知られるベネチアの歴史、カンボジアのトンレサップ湖に作られている水上村での人々の暮らし、多くの時間を海で過ごす海洋民族の身体能力などにも興味を持ちつつ、水上で人が生きることに関する身体的な影響から社会的な影響まで幅広く情報を集めてきました。その後、科学技術の発展および大きな地球環境の変化のタイムラインを作りながら、一般の私たちにどのような影響が生まれてくるかを、さまざまなシナリオを描きながら想像していきます。そのうちの一つのシナリオとして、部分的に水没した大都市で両生類的な日常を過ごす人類に向けて、エラの機能を持ったアンフィビオのデザインを考えました」と語る。

3年ほど前にモルディブへ旅をしたとき、島の人たちが口をそろえて、
海面がどんどん上昇していて、あと10年後には、島々が海の底へ沈むと言っていた。(GREENTVの映像)飛行機の上空からもよく見ると、海底に道路やコテージが沈んでみえた衝撃を今も覚えている。

昨年2018年には、モルディブに海の中に宿泊できるコテージ、
「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド」がオープンしている。
一泊5万ドル(約560万円)。笑

亀井さんの時代を先読みする着眼点と、あらゆる可能性をデザインしていく力が、とにかく凄い。


今日、私は買い物の用事があり、ふと思ったことがある。
アメリカ、カナダで生活しているときは、スーパーやコンビニで必ず「Would you like a bag?(袋はいりますか?)」と聞かれる。
日本は、有無を言わさず袋に商品を入れてくれる。
だから私は、いつも「袋はいらないです」と先に言う。


今日は、ちょっと環境の気になる話。
みんなは、どんなことを意識できるだろうか。

Elliy
xxx

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