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大型二種 目標物に合わせた停車(執筆中)

前回の投稿について、多くの方にスキやフォローを頂き感謝を申し上げます。noteを自分の記録くらいにしか考えていなかったので嬉しいです。時間の許す限り、少しでも記事を増やしていきたいと思います。

今回は目標物にバスの中扉に合わせた停車について述べます。これは難易度の高い課題であると初めは思っていました。しかし、実際は初めの試験から1回もミスをせずに止める事が出来ました。コツをいくつかのポイントに分けて紹介します。

停車する位置について

中扉の位置と先頭の距離は約6メートルです。まず、目標の柱の6メートル先をイメージし、そこめがけて停車するようにします。

側溝が見えますが、そこは5メートル先です。なので、側溝のフタが運転席の真横に来るイメージで停車します。
実際の6メートル先の地点に巻尺を置きました。

速度について
ポールが先頭を通過する時は時速10kmにしました。そこから時速5km未満に2秒かけて減速、目標停止位置まで残り2メートルになったら、左後ろを振り向いて微調整です。今回は車両の先頭が側溝のフタに来た辺りです。

微調整について

微調整は、ポールを窓ガラスのどの辺りに持っていくかが重要です。実は試験車両は観音開きなので、普通のスライドドア式のバスよりはるかにポールの位置が合わせやすい安いことに気がつきました。

もう深視力的な間隔で合わせればいいのですが、目安として、左後ろを振り向いた時、車内の中扉の1.5から2.0メートル前、窓ガラスでいったら、中扉の一つ前の窓ガラスの真ん中から右半分にポールが映るようにすると良いです。

更に精度を上げる為に、横間隔と縦間隔の比(1:2)を意識しました。例えば、バス左端からポールまでの横間隔が75cmなら、中扉の中心から150cm前方にポールが映ればいい、横間隔が100cmなら、200cm前方にポールが映る感じです。

標準的なポールは、縁石から40-50センチくらいの位置にあります。停車する時縁石から30cm空けると考えると、バス左端からポールまでは75-80センチとなります。


停車を終了させたら、パーキングブレーキ、ギアニュートラル、「完了しました」の3点セット。

出発する時は、パーキングブレーキ、ギアを入れて、左右を確かめ、出発する瞬間にセンターミラー(二種ではこのチェックが一番厳しい)、右後方確認、左ミラーの確認(大型車はこのチェックも厳しい)の順番で、首を1往復させるルーティンを意識しました。あくまでアピールであり、普通の発進ならオーバーハングは20センチほどなので確認さえすれば当たる事はありません。オーバーハングのピークは後ろホイールと最後尾の間です。バスは前と後ろの2軸ですが、私はもう一軸、最後尾にも4WSみたいな反対方向に動くタイヤをイメージしています。

(今日はここまでにします。また、詳しい図を書いて説明していきます。次は方向転換について書いていきますね。)


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