さっちー

東北出身。関西在住。熱しやすく醒めやすい。活字ホリック。ワーカホリック。コーヒーホリッ…

さっちー

東北出身。関西在住。熱しやすく醒めやすい。活字ホリック。ワーカホリック。コーヒーホリック。ぬいぐるみホリック。アメリカに住むために修行中。うさぎとの暮らし。

マガジン

  • side story

    日々感じた事、ふと思い立った事を思いのまま綴っているお話。

  • 旅行の記憶

    旅行してないなと思ってはみたものの、意外といろんなところに行っていた。箸休め的に思い出を写真メインでお伝えします。

  • 初恋相手は結婚相手かもしれない

    一途になったり振り回されたり、振られたり、裏切られたり。でも結局好きで離れられない、運命共同体の英語とこれまでの私の人生のお話

最近の記事

  • 固定された記事

コンプレックスはくるくるの髪、自信をくれたサラサラの髪。

人には誰しもコンプレックスがあると思う。 少なくとも私にはある。 それも全身ほとんどに。 生まれつき厚い一重瞼、くるくるの天然パーマの髪、赤ちゃんのように小さな手、短い指と爪。 幼い頃から樽のようにまんまるな体。 気がついたら隙間がない太もも。 この辺はかなり努力したつもりだけれど変わる事はなかった。 あるひとつを除いて。 それはまっすぐなサラサラストレートヘア。 幼稚園の頃からくるくるの髪が既に大嫌いで、一番コンプレックスに感じていた部分である。周りの子はサラサラで綺麗

    • 幸せのカタチ

      週末が苦手だ。 街に出ればきゃっきゃとはしゃぐカップルや家族で溢れている。 どこに行っても笑顔が溢れ、幸せそうな姿を見るたびに独りで歩いている自分が酷く惨めに思えてくる。 なら部屋から出なければいい。 わたしは週末限定のひきこもりをするようになった。 私も他人から見たら幸せなのかもしれない。 月曜日から金曜日まで雇ってくれる会社があって、そもそも帰る家もあるし、着る服もある、今日の夜食べるご飯も明日の朝食べるご飯もある。 家がない、帰る場所がない、着るものも食べるものもない

      • 2019年。

        明けました。今年もよろしくお願いします。(特に関わりも何もありませんが…) 年末は振り返り年始は目標を立てる。 苦手です。なんなんだこの文化。 とか言いつつ、毎年迷惑ばかりかけているのでfacebookは謝罪とお礼の言葉で埋めている… なんだかんだで2019年の目標が見えたので忘れないうちに。 2つだけ大きい目標を立てました。 1つは自分にお金をかけること。わたしは自分にお金をかけることが苦手。プレゼントを買うことはできても相手からもらうことも、自分に買うことも苦手。

        • 冬の音

          ご機嫌よう。noteを3ヶ月ぶりに開いて驚いた。わたしの文章を読んでくれる人がまだいたことに。嬉しくなって最近のことを書いてみる気になった。 この3ヶ月間は自分との戦いだった。新しい会社はそれこそ自分に合った環境で、だんだんとできることが増えて楽しくなってきた。しかし、その一方で残業がない日がないくらい忙しく、土日は死んだように眠るかぼーっとyoutubeを見る時間になっていた。やりたい事はあるけど、やるほどの元気はないけどやらない自分が嫌で日曜日の夜は自己嫌悪。もしくは月

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        記事

          わたしにとっての幸せは誰かの幸せを見る事なのかもしれない

          仕事終わりにさっと買い物に出かけられる環境に憧れていて、転職してオフィスワークに変わり定時ができてからの金曜日が楽しみになった。 少し混雑した駅をかき分け、デパートに入り色んなものを眺める。そんな時間が楽しくて楽しみで1週間を頑張っている。 金曜日の昨日は、敬老の日に祖母にあげるプレゼントを物色しにいった。なかなか会う事ができないから、誕生日だったり、節目の何かには小さい贈り物と手紙を送るようにしている。80歳を超えた祖母に贈る物は毎回頭を悩ませる。化粧品はずっと使っている

          わたしにとっての幸せは誰かの幸せを見る事なのかもしれない

          noteを30日間毎日投稿してみて。

          昨日8月23日、ついにnoteの30日投稿が終わりました。 この30日間で気付いた事を週末をかけて書きます。 まず、なぜこんな事を始めたのか、やってみてどうだったのか、文章をかくことについて書きます。 なぜこんな事を始めたのか実は昔から書く事や、頭の中で物語を想像することが好きでした。そんななかnoteという媒体に出会い、物を書き始めたばかりの人、普通の人、メンヘラ、パリピ、エッセイスト、インフルエンサー、セミプロ、プロなど様々な人が自分のことや考えを書いているおもしろ

          noteを30日間毎日投稿してみて。

          台風の捉え方の違い。

          台風が近づいている。 台風とはあまり縁のない青森に23年住んでいたわたしは未だに台風という響きを聞くだけでワクワクしている。(不謹慎だと思われて当然ですが、そういう人もいると知っていただければ幸いです) 人生で台風のようなもので怖い思いをしたのは2回とも海外だった。 1回目はテネシーに留学していたとき。トルネードと呼ばれる竜巻が大学のある地域を襲うかもしれないという警報が出たとき。 寮に住んでいたわたしは真夜中のも関わらず、寮の学生スタッフに叩き起こされ地下室に避難した。

          台風の捉え方の違い。

          心と身体がバラバラになってる。一生懸命紐で括りつけてるんだけど、昔の夢を見始めたのでそろそろ医者にかかれという身体からの最終通知。来週にでも行こうか。

          心と身体がバラバラになってる。一生懸命紐で括りつけてるんだけど、昔の夢を見始めたのでそろそろ医者にかかれという身体からの最終通知。来週にでも行こうか。

          人の心

          今日は隣の上司の機嫌がなぜかとても悪かった。 半年先輩の方が何かやってしまったらしく、それがきっかけで一日中プンプンと音が聞こえそうなくらいに起こっていた。あとはため息が多かった。 そんな様子を隣で感じていると、わたしまで何故かしんどくなってしまった。怒られている先輩の気持ちがわかったり、怒っている上司の気持ちがわかったり、はたまた仕事以外のことで何かあったのであろう上司のことが気にかかったり、隣の部署の人たちの小競り合いが耳についたり。 わたしは人よりも敏感で繊細らしい

          どこにも居場所がなくても生きている

          夏休みは地獄だった。 夏休み明けはもっと地獄だった。 どこにも居場所がなかったわたしは20歳で死ぬ予定だった。 気付いたら6年も予定より長く生きている。 そんなわたしのおはなし。 中学生の頃からわたしには居場所がなかった。 学校では全校単位でのいじめのターゲット。 家では両親、妹との全面戦争。 帰ったら心が緩む、学校に行けば話せる人がいるそんなどちらかに救いがある状況ではなかった。 夏休みは部活もない為一日中家で過ごす事になる。 中学生なんて遊ぶか部活がメインになるなか、友

          どこにも居場所がなくても生きている

          自信を持ってもいい基準

          自信を持って「○○できます。」と言ってもいい基準はどこからなんだろう。 学校でも、家でも、会社でも「できます」という言葉の持つ意味は人によって違うのだろうけど、明確な基準があればいいのに、そうすれば自信を持てるのにとずっと思っている。 わたしがよくぶつかるのは「○○語ができます。」という基準だ。 挨拶ができたらそれで話せるといっていいと思っている人 その言葉を話す国で生活できれば話せるといっていいと思っている人。 もしくは学問の高度な段階で使う複雑な単語を知っていればできる

          自信を持ってもいい基準

          先月5年ぶりに受けたTOEICで奇跡的な点数を叩き出しました。ものすごく驚いています。今日のノートのネタができた。少しだけ英語できるっていう自信がつきました。点数だけで見ると5年で200点強上がりました…

          先月5年ぶりに受けたTOEICで奇跡的な点数を叩き出しました。ものすごく驚いています。今日のノートのネタができた。少しだけ英語できるっていう自信がつきました。点数だけで見ると5年で200点強上がりました…

          MacBookとの出会い

          わたしはクリエーターではありませんが、MacBookairをかれこれ6年使っています。 学校ではWindowsで育ったのにMacユーザーになったのはホームステイがきっかけでした。 高校1年の秋。 運良く県の国際交流事業の代表になり、アメリカにホームステイできる機会を得ました。海外に行くのも初めてでしたし、外国人の知り合いができたのも初めてでした。 わたしのホストファミリーには中学生と高校生の兄弟がいて、宿題を一緒にしたり、遊んだりするときに必ず傍にMacBookを抱えていま

          MacBookとの出会い

          決して埋められないもの

          ”寂しさ”とは突然やってくる厄介なモノ そして埋める事が果てしなく難しいもの。 ”寂しい” この感情を埋める為にすることはなんだろう。 人に会う 人と話す 人とふれあう 人との距離の取り方がわからないわたしにはかなりハードルが高い。 有効だとは思う。 何度かはそれで紛らわす事ができた。 ただ人に会った後更に寂しくなる。 それが耐えられなく辛い。 物を食べる 何かをする 自分を傷つける 一人でもできる事。 ただし作業が終わった後さらに悲しくなる。 話せる人がいないんだと

          決して埋められないもの

          幸せとは

          幸せなはずなのにそう感じることができない。 わたしなりにこれには答えが出ていて、「幸せは他人が測ることができるもの」だから。 何かを基準にすることで幸せは測れると思っていて、その基準を自分できちんと理解することは難しい。 例えば。 わたしには仕事がある。 無職だった1ヶ月前に比べたら明らかに幸せなはずだ。 わたしには帰る家がある。 ホームレスの人に比べたら絶対に幸せだ。 でも、それらの感覚はわたしにはわからない。当たり前の日常だから。 だからわたしからみたら非日常な頻繁に

          幸せとは

          少女S

          ”認められたい” ”完璧じゃなきゃいけない” ”いい子でいなければいけない” ”勉強ができなければいけない” ”何かで1番でなければいけない” そんな歪んだ思考を小学生になる頃までに身につけた少女はがむしゃらに頑張った。 お母さんに褒められることが最大の承認。 少女はお手伝いを他の姉妹より何倍も頑張った。 綺麗にお皿を洗い、几帳面に角を揃えて洗濯物を畳む。 お家に帰ると宿題と予習。 お風呂に入ってご飯を食べて、8時にはお布団に入る。 お母さんはニコニコしていた。 「さっちゃ