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人生初ライブに行ってきた!! / えるせるの壁食い気絶部 #3

やっほ〜!!えるせるchangだよ〜!!!今回の壁食い気絶部はごはんではなく「「人生初のライブ」」をレポっております。

しかもほぼオタク記事であるためはちゃめちゃな文字数……。

そしてなんと今回えるせるchang、あまりに興奮しすぎてこのたびの記事用に撮影した写真がたったの1枚となっています。やる気あるんですか?すみません......。

人生初ライブに大発狂&オタク語りが激しすぎ&写真なさすぎで文章おおめなのですが気合いで読む、もしくは脳に直接インポートしていただけますと幸いです。

ライブに行くという選択肢

突然ですがみんなはライブに行ったことありますか??えるせるchangはありません。おうちが厳しかったというのもありますが、なんとなくライブが自分の中でとても遠いところにあり、そもそも自分が行けるものだと思っていなかったので行きたいと思ったことすらありませんでした。いやそれはさすがに盛ったかもしれん。行ってみた~いとは思ってたけど行ける気はしてないみたいな感じです。言うなれば南極みたいな存在。人それぞれ過ぎるか......。

でもライブってなんとなく、行ってる人はもうはちゃめちゃ毎月のごとく行ってるイメージありますよね。それこそあたしのお友達にもライブ行き過ぎて破産~笑 みたいな女が同級生におりました。ほんまの破産見せたろか(破産はしていません)。

今回一緒に行ったお友達とも話したのですが、ライブって行くまでのハードルが高くて、一回何かの機会で行って実績を解除しないと行けなくないですか???

逆に一回行くとあたしの同級生のようになったりほどほどに行ったりするものですが、あたしみたいになんやかんや機会がなくて気づいたら一回もライブ行ったことなかったわみたいな人も実は多いのではと思っています。

ていっても、今までライブ行ったことない!っていうと驚かれることのほうが多かったですが......。

今回はそういう人にもライブのすごさが伝わるようなお話ができればなと思うております。

初めてのライブは

今回行ったライブはALI PROJECTの『A級ヒットパレード〜桜恋しや百⻤夜行』。3月2日に豊洲PITで開催されました!

アリプロのライブはもちろん、そもそもライブ自体に行ったことがなかったので先述した通り人生にライブに行くというコマンドがなかったのですが、お友達の篠宮るか(@i_ruka_i )ちゃんに誘っていただいて晴れてライブに行くという実績を解除できることになりました。友達ってサイコー!

ALI PROJECTを知らない方向けに恐れ多くも説明すると、ALI PROJECT(通称アリプロ)はキーボード・作曲・編曲担当の片倉三起也さんと作詞・歌唱担当の宝野アリカ様からなる音楽ユニットです。

ローゼンメイデンの『聖少女領域』、『禁じられた遊び』やAnotherの『凶夢伝染』、コードギアスの『勇侠青春謳』、『わが臈たし悪の華』、刀語の『刀と鞘』などアニメのOPやEDなども数多く担当しています。ほかには『月蝕グランギニョル』や『亡國覚醒カタルシス』なども有名で、とにかくたくさんのアニメのOPやEDを担当しているのでアニメをよく見る人はどこかしらでアリプロに触れている.......はず......。

なんせアリプロは2022年に30周年を迎えていて、活動歴だけでぜんぜんあたしのいのちを上回ります。そしてライブをするくらいには今でもばちばちに活動しています。アルバムも出している。すごい。

そもそも、あたしのアリプロへの恋の芽を植えた『聖少女領域』は幼稚園の時に見たアニメのOP曲......そしてあたしは今や25歳......。恐ろしや。畏怖のほうです。

るかちゃんとは前々からアリプロのライブ行こうね!みたいな話をしていて、少し前のコラボ配信でもそういう話をしたのでいつか行けたらいいな~~とふんわり思っていたのですが、割とかなりすぐにお誘いが来てとてもびっくりしました。有言実行の女すぎる。

るかちゃん自身はアリプロのライブはおよそ14年ぶりだそうで、ファンになったのはそのまえからだそうです。好きなアルバムも3つくらい教えてくれて、わあめっちゃファン.....めっちゃ追ってる......と思いました。

↓るかちゃんの好きなアルバムもわかる今回のライブレポ動画

あたしもアリプロは大好きなのですが、アリプロめちゃくちゃ追ってる!アルバムぜんぶ聴いた!みたいな感じではなく、1曲1曲に対して幼稚園の頃から重めの感情を抱いていて中学生くらいでやっと「あ!あたしってアリプロ好きなんだ......」と気がついていろんな曲をちまちまと聴くようになった、という謎の立ち位置で......。全ては追えていないけれど好きな曲たちを狂信的に愛しているのでアリプロ好きを称している、という感じです。伝わるか????????先述したようにそもそもアリプロ自体あたしより年上だしめちゃくちゃ活動しているので全部追うというほうが難しいのですが.......。

ちなみに特に好きな曲は『聖少女領域』『暗黒サイケデリック』『黒百合隠密カゲキダン』『阿修羅姫』『暗黒天国』です。『暗黒サイケデリック』『黒百合隠密カゲキダン』に至っては教示としてるまである。ほんとは好きな曲もっともっとありますが書くとそれだけで文字量が終わりになってしまう。『あたしがアリスだった頃』とかも好きですね。『リュウコウセカイ』とか『PANDEMIC』とかも好きですね。助けてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

有名どころはだいたい知っている(と思っている)けれどそれでもちょっと不安な気持ちがありつつ......そしてそもそもライブが初めてなので大丈夫かなという不安もありつつ......だったのですが、今回のライブはA級ヒットパレードだから有名な曲いっぱい聞けるよ~~とるかちゃんに教えてもらい、わくわくでライブに臨みました。ライブ慣れしててかつアリプロライブに行ったことある友達、心強すぎ。

わくわく!待ち時間

豊洲まで電車に揺られ、途中ららぽーとに一瞬入り爆速で腹を満たしたあと初めてゆりかもめに乗って轟音と慢性的な揺れに故郷を思い出しつつ新豊洲に着。改札でるかちゃんと合流し、髪かわいいね~~などと話しながら豊洲に出て最初に思ったことはめちゃくちゃ人工都市......。

なんかめっちゃまったいらで、めっちゃビルがあって、めっちゃ高架橋とかあって、パイプとかあって、めっちゃ人工都市でした。

るかちゃんに言ったら「豊洲は埋め立てだからね~」と返ってきてそういえばそう......という気持ちに。常識が普通にない女、Elsel。

新豊洲から会場まではめちゃくちゃ近くて、あんまり歩かなかったような気がします。ただ風は吹きすさんでいた。海辺ですものね。会場に着くと、ドア前に可愛いゴスロリやロリータ衣装のひとたちがたくさんいて、おお~~~~さすがアリプロ......という気持ちになると同時に、風だいじょうぶかな......と微妙な心配をするなどしました。

わたしたちは開場の15分前くらいに着いたのですが、そのときにはもうすでにたくさんの人が集まって各々アリプロの話をしていました。めちゃくちゃライブ前!って感じで、めちゃちゃちゃによかったです。

行くぞ!入場!

係員さんの合図があり、ディズニー以来の蛇腹二列に並んでいよいよ入場......。あの並び方ってなんかわくわく感ありますよね。遊園地でしかしたことない。

入場間際になって、ICか現金のドリンク代600円ってモバイルsuicaで大丈夫かな?!??!?と謎にるかちゃんに確認をとる(友達に確認とってどうするんだ?)などしましたが、無事入場できました。

会場にはお花が置いてあって、ALI PROJECTってかいた花がたくさんある~~~~!!!すご~~~~い!と小学生みたいにはしゃぎました。

ちなみに今回はこの写真しか撮っていません。舐めているのか?すみません......たのしすぎて......。

あまりにもライブ初心者すぎ、ドリンクってコップ渡されるのかな......?と思っていたのですがペットボトルでした。いっぱいのなかからえらべてうれしかった。あたしもるかちゃんもQooのオレンジを選びました。おいしいよね。

ドリンクを受け取ってホールにドキドキしながら入ると、上映前の映画館みたいな空間が広がっていました。スモークが焚かれている?のかそういう照明なのかわかりませんが、視界がうっすら煙たくて特別な空間!って感じで......。アリプロの曲がずっとかかってたのもめちゃワクワクでした。

席番号を確認して座席に座ると、めちゃくちゃいい感じの席で二人でテンション爆上がり侍になり、るかちゃんの豪運に大感謝。るかちゃん、チケットとってくれたのに舞台に近い側の席をあたしに譲ってくれてめちゃくちゃやさしかった。優しさが洪水している。

ドキドキ!開演!

そんなこんなでるかちゃんと語らい盛り上がっていると、席がどんどん埋まり始めていよいよ開演時間。会場の照明がゆっくり落ち始めました。正直テンションが爆上がりしすぎてこのへんのことをあまり覚えていません。

じっと待っていると、暗い空間でほんのりとステージが紫色に光って、薄膜の向こうに影が......存在が......。後にも先にも影に対してあれほど存在を想ったことはないと思います。

そして曲が始まって

音でっっっっっっっっっっっっっか!!!!!!!!!!!!!!!!!

あたしの心臓誰か和太鼓にしてる?と思うくらいの爆音。

ライブもクラブも行ったことがなかったのでどれくらいの音量なのか想像もつかなかったのですが、るかちゃんから聞いた話だとライブはわりと爆音がちらしく、ライブ用に耳栓を買う人もいるらしいです。

ただあたしはかの阿波の国出身であるため、爆音で肉芯が揺れる感覚は阿波踊りハードコア(ハードコアではない)で経験済み。すぐ爆音が心地よくなりました。

アリカ様、歌がうますぎる~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アリカ様、生きてる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!

アリカ様、うつくしすぎ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

いやもう、ほんとう、あほすぎる感想で申し訳ないのですが、最初の曲を聴いて思ったことがこれら。ほんとうに、びっくりしました。

ライブってなんとなくもっと声がぶれると思っていた(それがまた良さでもあると音楽好きの友より伺っていた)のですが、すご~~~~~~いめちゃめちゃめちゃ歌がうまいし、うごいてるし、オーラがうつくしい......。あのキャリアの方にこんなこと言うのシンプル失礼な気もするんですが本当にマジでそう思って、生であんなにきれいに歌えるのほんとうにすごいな......と思いました。感想がめちゃくちゃ小学生になっちゃった。

ステージで踊っている方も楽器を演奏している方もふくめてほんとうにすごくて、曲を聴きながら今あたしめちゃめちゃぜいたくな体験してる............と思いました。プロが歌いプロが踊りプロの弾いた曲を聴いている。とんでもなさすぎる~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!

このとき演奏されていた初めの曲は『桜の花は狂い咲き』。知らない曲だったのですが、弦楽器の入りが妖しくて一瞬でアリプロの世界観に引き込まれました。今回のライブの演題、桜恋しや百⻤夜行を表したような和ホラーと妖艶さを感じる曲で、ゆったりしたテンポだったので今からアリプロのライブはじまるんだ~~~!!というドキドキが感じられてよかったです!

続いて演奏されたのが『まだら恋椿外道』。こちらも知らなかったのですが、ゆったりとした入りからサビにかけて激しくなる緩急のある曲で、サビで鮮烈に歌うアリカ様の姿がとても素敵でした。サビの激しさにあわせてライトがチラチラと光り、おどろおどろしい眼が一面に蔓延った装飾が露わになる演出も印象的で目に焼き付きました。

和ホラーな2曲が終わって一転、明るく楽しい曲が流れて会場のみんなで手拍子。ヒットパレードのOPだそうで、後からるかちゃんの記事で知ったのですがザ・ヒットパレードをカバーしたものだそうです。たしかにめちゃくちゃ聞いたことあった。

アリカ様がヒッパレ~~♪と歌いながら手拍子を促してくれて、なんだか意外な可愛さを感じました。アリプロのライブで楽しく手拍子をする場面があるとは思っていなかったので、ライブらしい一体感を感じることができてよかったです。ぱちぱちするのたのしかった。

このとき初めてアリカ様が喋っているのを聞いたのですが、歌声そのままの声質で大感動いたしました......。これまで20年くらい歌声しか知らなかったひとの話し声に不思議な感覚になりつつも、話し方も素敵でさらに大好きに......淑やかなんですけどかわいらしくもあって、アリカ様への憧れがまたひとつ増えました。

巡り逢ったが運の尽き~~~--!!!!

暗転して、次の曲は刀語のOPにもなっていた『刀と鞘』。ここで初めて知ってる曲が来てテンション爆上がり侍に。イントロの時点であ!!しってる!!となりざわ......ざわ......と一人でしていたのですが、かっこよすぎる特徴的な歌いだしにすぐに刀と鞘だ~~~~~!!!!!と涙ぐむなどしました。

刀語は未見なのですが、刀と鞘は本当に大好きな曲で何度聴いたことか......。あたしのド妄想なので詳しくは原曲で一次情報を得てほしいのですが、刀と鞘は戦う花魁のような曲で、おそらく戦っている相手に恋をしている=巡り逢ったが運の尽きなのですが、侍のような闘志を花魁言葉で歌い上げながらも"愛し其方"にとどめを刺してほしいと言ったり心中を誘ったりするのがいじらしくて切なくてかっこよくて、愛も信義も諦めない強い女という感じがとてつもなくラブい曲です。でも全部妄想なので気になったらちゃんと聴いてください

力強くも流麗なサビを歌い上げるアリカ様がほんとうにかっこよくてうるわしくて......そしてこの曲にはセリフパートがあるのですが、アリカ様が和装のうるわしい姿でセリフを言ってくださるのもほんとうに良くて、かっこよくて、うつくしかったですね......。

エ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!阿修羅姫!!!!!!!!!!!!!???””!!!!!!

この調子で全ての曲に感想を書くのかと思われそうですがそうではなくてほんとうに感想を書きたい曲が続きすぎて、そう、阿修羅姫が......歌われてぇ.......。

知ってる曲が続いただけで奇跡すぎてうれしかったのですが、冒頭に上げたように阿修羅姫はほんとうに好きな曲で、アリプロでよく聴いた曲のベスト3に入るくらいめちゃくちゃめちゃくちゃ大好きで......。

のちのトークで聞いたのですがこの時召されていた衣装が阿修羅姫のものだそうで、いろいろな意味でとっても贅沢な体験でした。本当に何度も聴いた曲だったので、CD音源と違わぬクオリティでありながらニュアンスが微妙に違うのを感じて、だからライブに何回も行くんだなあと気づきを得ました。

せっかく好きな曲なので阿修羅姫の曲自体の話もするのですが、アリプロの恋の曲はちょっぴり(❔)怖くて愛が重い.....というより深い、深淵に近いような曲が多く、阿修羅姫も例に漏れず愛のふか~い曲で......脅すような責め立てるような勢いで想い人に迫る愛まっしぐらな曲です。今でいうヤンデレに近いのかなとも思いますが、安易にそう言っていいのか微妙なところ.......。

好きといういじらしくてかわいらしいはずの感情が、化物じみた烈しさによって本能的にヤバいと感じる怖さを持ってしまう......のがうわ~~~女の子だ~~~!!!!って感じで......いや普通の女の子はこんなことならないかもですが、好きが故にこんな風になってしまう可能性を誰しも孕んでいるのではと思うのです......。

阿修羅姫自体は好きでこうなっちゃった!というよりもともとヤバい女の子な感じなのですが、それがまたラブいです。

阿修羅姫はサビも好きなのですが個人的には1番のAメロの歌詞が深い深い愛を感じてすごく好きです。でも畳み掛けるようなラスサビもじりじりと戻れないところまで追い詰めている感じがしてとても刺激的でラブですね......。

詳しくは聴いてください(おねがいします)。

そのあともすてきな曲がつづき......

初見の曲や知ってる曲が入り交じり、いろいろな演出やお話を交えながら曲が披露されてゆき、夢見心地に。お話でちょっぴりやんちゃだったり、かわいらしかったり、やっぱり気高かったり、動いて喋るアリカ様の情報量がアリプロに出会ってからの20なんねんをぎゅっとしてぱっと解像度を上げて、じ~んときました

歌う前に、「中華ホラーでもあんまり人気がないほうの曲~」って言っちゃうアリカ様、良かったです。GOD DIVAの生歌の迫力もすごかったですね......。

ここから怒涛の好きな曲が続き

ついに冒頭に好き!教示!と挙げていた『黒百合隠密カゲキダン』が演奏されてテンション爆上がり侍(3)になったのですが、ここから5曲くらい好きな曲が続いて、奇跡かと思いました。

黒百合隠密カゲキダンはあたしがおつらい時によく聴いていて、「世、しばく~~~~!!!!!!!!!!」という気持ちを思い出したいときにお守りのように聴きかえしていた曲です。なので生歌が身にめちゃちゃちゃに沁み、沁みすぎて身から沁みだし、視界が波模様に......。ふつうにあまり性格が良くない曲(しつれいすぎる)なのですが、ままならなさすぎのすべてに圧し潰されずに生きていくマインドはこの曲に育ててもらったような気がします。暗黒サイケデリックもそうなのですが、なんとなくアリプロはふと思ってしまう意地の悪い感情も肯定してむしろ必要だと言ってくれるようなところがあって、そこが大好きなところの一つです。

突然語るのですが、かわいらしすぎるとこのヤバすぎる世は生き抜けません。そしてそもそも世は、どんなにかわいらしくいたくてもかわいらしくいさせてもらえないものだとあたしは思います。ゆえに、どんなにかわいらしくいたくても、いやかわいらしく生き続けるためにこそ反骨精神は必要で……。

そしてその反骨精神をかわいくいたい女の子向けにかわいらしく可憐に、でもどす黒く強かにして教えてくれるのがアリプロ……。そしてかわいらしくないと(あたしたちが思っていうる)感情のかわいらしくうつくしい見えかたを教えてくれるのがアリプロ……だとあたしは思っています。ほんとうに全てあたしの妄想ですが──────。

とにかく、そんな大好きなお守りみたいな曲が生で聴けて、もうほんとうに心残すことはないとこの瞬間に思いました。

だったのですが。

それから、『リュウコウセカイ』が演奏され────。

このときの衣装が白く見えたので(リュウコウセカイ収録のアルバムが好きで印象に残っていて、アレ白い服だったよなーみたいな安直な理由で)、もしやしたらやるのかなと一瞬思ったのですがまさか本当にやるとは思わず、でかい声を出しそうになりました。

細部うろ覚えですがアリカ様がこの曲の前に、いつまでも自分のお気に入りの、好きな服を着ようというお話をしていたのが印象的で……。

ド省略ドうろ覚えなのですが、アリプロの観客はオシャレな方が多い。いつまでも好きなお洋服を着ましょう!と言った後に、……ね?と投げかけた声色にじんときました。

リュウコウセカイはお洋服の曲なのですが、堂々とした歌いぶりと衣装を誇るような動きがとってもよかったです。

からの、『暗黒天国』。

リュウコウセカイ前のMCで「暗黒と月蝕もやる」と言っていて、あたしは暗黒サイケデリックか!?!!と思いこんでいたのですが天国のほうでした。でもどちらも好きなのでめちゃんこうれしかったです。

暗黒天国はサビ前にahと吐息のような声が入るのですが、生歌のこれがもう本当に良くて良くて良くて良くて良くて良くて鼓膜に張りつけたいくらい素敵で……。本当に素敵すぎて、帰りに暗黒天国をめちゃくちゃリピートしてそのあともしばらく暗黒天国ばかり聴く日々を送っていて、今もそれです。

CDとニュアンスがびみょ〜に違ったのも本当に良くて良くて思い出したくてしょうがないので円盤にしてほしい。もう一度聞かせてほしい。し、別のライブでもう一回聴かせてほしい……ほんとうによかった……………………。暗黒天国の解放されている感じというか、堂々とした感じというか、強い感じというか、本当にあたしの日本語が終わっていて悲しいのですがめちゃくちゃだいすきなので聴けて本当に本当に良かったです。

それから、『月蝕グランギニョル』。

やっぱり好きだ〜〜!!!サビがいいですね……サビ以外もいいですね……ほんとうに……。エスニックな雰囲気も感じる曲で、唐突にハマって無限に聴く回がよく発生します。

この次が『恋せよ乙女』だったのですが、るかちゃんが隣で「うそぉ……」と声を漏らしていて、あたしもよくわからぬままに「うそぉ……」となりました。後から聞いたのですがデビュー曲だそうで、そのあたりをよくわからないままに聴いたことのあったあたしは可愛い曲も聴けて嬉しい!!!とハッピーハッピーハッピーになっていました。

若い女の子の恋の曲というイメージで、アリプロの恋の曲としては可愛いよりなのかなと思っていますが歌詞を見てみるとやっぱりちょっと愛深めではあるなあという感じがあります。ひとつの恋に一生懸命な女の子!と言えばその範疇かも……?

春みたいな幻想的な雰囲気と恋する女の子の夢見心地な感じのある曲で、だいすきです。

生歌も綺麗な高音で、すこし大人な雰囲気も入り混じった印象が新鮮で生歌聴けて良かったなあと思いました!

次は初見だったのですが最新曲の『爆裂勇俠外伝』。MCで、「こちらの曲をやることが先に決まっていて、最新曲に対しての選曲でデビュー曲である恋せよ乙女をやることにした」とおっしゃっていました。

こういうの教えてくれるのうれしいですね……。そしてアリプロ、すごい……。

それからもう一曲あり、ヒットパレードのエンディング。

終わっちゃうのか〜!?!!と思いながら明るいヒットパレードに手拍子し、曲が終わりステージが真っ暗に。しばらく待っていると、手拍子が始まりました。

るかちゃんに、「アンコールは流行り病の関係で手拍子になったんだよ〜」と教えてもらって事を理解し、あたしもぱちぱち。だんだんめちゃくちゃ早くなって、おてて痛すぎる……でもこの痛みは出てきてくれた時に嬉しくなるやつだから多分感じたほうがいい痛み……。と思いながら必死にぱちぱちしました。リズム感狂うかと思った。

しばらくしたらステージが少しずつ明るくなって、やった〜〜〜!!!!!!!!

曲がまた始まり、これからほんとうのドカ泣き気絶部を味わうことに……。

最初は初見の曲だった

アンコール後の1曲目は、『今宵、碧い森深く』。優雅なゆったりした曲で、緑色の妖精のようなドレスを纏ったアリカ様がとても素敵でした。羽もついていた気がする。

綺麗な曲だな〜〜、あとでセトリ確認しよう……(誰かが上げてくれる事を願って──)と思いながら聴いていると、曲の終わり際にアリカ様が赤い薔薇を持っていることに気がつきました。

ん?これは…… あの…………もしや…………

と、一瞬思ったその後。

禁じられた遊びだ〜〜ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?!!!

でっけーーーー声出すかと思いましたほんとうに、親の声より聴きたかったイントロにマジの鳥肌が立ちむしろ飛ぶまであり、一瞬で目が潤む、潤むわ……。

だって初めて聴いたの幼稚園のときですよ、潤まないわけがない。本当に大好きな曲で鼓膜がアレルギー反応起こすんちゃうかというくらい聴き沁みたローゼンメイデンのOP。聴きながらOPのアニメ映像が巡る巡る。

ほんとう〜〜ーーに声が綺麗で。素敵で。生歌が最高すぎて。

正直、聴けなくてもここまで何曲か好きな曲聴けたしいいかなって思ってたので、アンコールで聴けるとは思っておらず、ほんとうに、オオオオオオ…………。本当に大好きな曲で。思い入れがヤバすぎて。心の底からライブ来て良かったと思いました。ずっと思ってたけども。

で……

それから……

聖少女領域が聴けてぇ……。

もうほんとうにでっかい声✖️2でした。おんなじローゼンメイデンOPだしどっちかだけかな、と思ってからのでもうほんとうに嬉しくって嬉しくって嬉しくって。

ここからはあたしのド個人的私情(一生私情だろ)なのですが、ほんとうに聖少女領域はあたしが過ごしてきた悲哀の日々に刺さるフレーズがありすぎて、幼稚園のときの純に大好きだった気持ちとつらかったときに泣きながら聴いていた気持ちがドドドドドドドドと押し寄せ、完全に涙腺の蛇口がぶち壊れ遊ばせ、本当にドカ泣きしました。顔めちゃくちゃになった。自分から水がこんなに出ることってあるんだと思った。一瞬マジで何も見えなくなりました。

悲哀の日々なぞと書きましたが、あたしは人生で『どうすれば醜いものが蔓延ったこの世界 穢れずに羽搏いて行けるのか』、『安らかなぬくもりに抱かれ壊れたい私は罪の子なのでしょうか』、『そっと零れてくる涙の意味さえわからない』などのフレーズを本当に本当に本当に本当に本当に何度も過らせていて、アリプロが好きだと自覚した中学の時にフルで初めて聴いた2番は特にどこをとっても涙が出るほど勝手に身に沁みていました。

なので、今自分がこの曲を聴けていること自体にさまざまな意味を勝手に見出し、マジで体の水の全部抜くレベルで涙を流しました。

実家を出て約半年、実家から逃げて良かったなあと何度も思いましたが、久々に本当に出て今こうやって初めてライブに来れて良かったなあと心の底から思いました。

家出のきっかけや手助けをくれただけでなく、こうしてアリプロのライブにくるきっかけまでくれたるかちゃんへの感謝も改めてしみじみと感じました。

最後の曲は明るく

本当に聖少女領域の曲中ずっと爆泣きしていて全てを思い出して感情がめちゃくちゃだったのですが、最後の曲は『ピアニィ・ピンク』で明るい気持ちにさせてくれる曲で、本当に助かりました。ピアニィ・ピンクはとっても可愛くて大好きな曲なので、さっきまで爆泣きしていたあたしもルンルンに……。

明るく締まるような雰囲気で、楽しい気持ちで送りだそうとしてくれているのかな……と勝手に感じるなどしました。これはただあたしが直前にあまりにも爆泣きしていたから勝手に感じたことなのですが。

ステッキを持って腰を横にフリフリしながら楽しげに歌うアリカ様が可愛くって可愛くって……。

ほんとうにすてきでした。ライブに来て良かった…………。

そんなこんなで、楽しい気持ちでライブを観終えることができました。このあとしゃぶしゃぶだったので、涙がおさまってマジで良かった。

壁食い気絶部的にはこのあとのしゃぶしゃぶのことも取り上げたほうが良いと思うのですが、これ以上書くとみんなが気絶してしまいかねないのでめっちゃ美味しかった!とだけ。

ほんとうに幸せな1日でした!

ここまで読んでいただきありがとうございました!!今回のセトリは以下です。

アリプロは少し前にサブスク配信でもたくさん曲が聴けるようになったので、気になった曲は検索してぜひ聴いてみてくださいね。

spotifyがある人は、えるせるちゃんが作ったプレイリストがあるのでここから聴いてみてください(ない曲もあるよ)。

いっしょにライブに行ったるかちゃんのレポもチェキ!

こんかいのぱとろんのみなさんはこちら!!!!

ほんとうにありがとうございます!

じゃあね〜ーまたね〜〜➖!!!!!!!
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