看護教員を目指したきっかけ1

ぼくが看護教員を目指し始めたのは大学3年生の10月でした。教員を志したのはおそらく早いほうなんだと思います。

本格的な実習が始まったときのことでした。初めて受け持ちの患者さんを持たせていただき、電子カルテを閲覧するにあたりナースステーションに滞在する時間が増え、看護過程を展開するにあたり看護師さんと接する機会が多くなりました。

患者さんと接する楽しさ、ナースステーションの真剣な雰囲気、看護師さんの仕事の難しさを目の当たりにして、ぼくが思ったことは

「自分には無理だ」

でした(笑)。

早々に諦めましたね(笑)。この雰囲気の中、働ける気がしなかった!

看護過程の展開も、当時の自分にはちんぷんかんぷんでしたし、ナースステーションの殺伐とした感じ、看護師さんのドライな対応、とても耐えられなかった。

もちろん、これは当時の自分の感じ方の問題だったかもしれませんし、そもそも全部の病棟や全部の病院がそうであるとは思いません。

現に、教員になってから実習でお世話になっている病院、病棟はとても学生に対して良くしてくださっています。

でも当時のぼくは直感的に無理だと思ったんですね。

そこで自分の将来を改めて考え直すようになりました。

看護教員を目指したきっかけはもうひとつありますので、それはまた次に書きたいと思います。

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