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【解説】5C天門ボルバルのすゝめ

こんにちは、5C大好きemeralです。

紙のデュエマを遊んでいる皆様は元ネタの【5C天門ボルバル】というデッキをご存知でしょうか。

デュエルマスターズPLAY‘sというアプリに存在するデッキで、
本家と違い10ターン目以降なら追加ターンを獲得できるようになった無双竜騎ボルバルザークと
ターン数を稼ぎながら制圧盤面を作れるヘブンズ・ゲートを組み合わせたものです。

残念ながら現代DMにおいてザーディア(そもそもブロッカー持ってない)やバルホルスを出しても弱いので使いませんが、ボルバルザークは制限カードと混ぜられて現代DMに帰ってきました。



【禁断竜王 Vol-Val-8】

9コスト
火自然水
パワー54321
ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断
・EXライフ
・スピードアタッカー
・ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
・このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーを全て破壊してもよい。
・自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。

無双竜騎ボルバルザーク(禁止カード)

禁断機関VV-8(制限カード)
のディスペクターです。

圧倒的パワーの高さ、EXライフとジャストダイバーによる場持ちの良さ、しっかりスピードアタッカーも持っていて、攻撃時に手札補充と盤面の6000以下を全滅できる除去効果。

そしてなんといってもターン終了時の追加ターン獲得。

ササゲール、攻撃時効果、クリーチャーがバトルで破壊される等々、敵味方問わずクリーチャーを4体破壊するだけで追加ターンを獲得できます。

で、このカードと実は滅茶苦茶相性が良かったのがこのカード。



【砕慄接続 グレイトフル・ベン】

効果テキストは省略させていただきます。
5Cでお馴染みのマナ加速・盤面展開できる高額ディスペクター。
出た時自分の墓地を全てマナに置き、ターンに1回マナからクリーチャーを召喚でき、それがディスタスならコストを支払わずに召喚できます。

今までも十分強かったベン様ですが、最新弾で霊宝ヒャクメ-4という最強のディスタスが登場してしまったおかげでいよいよ手がつけられなくなってきました。

トリガーがあるおかげでアイチョイスの効果で出せるので、アイチョイスから出すとノーコストで6000以下のクリーチャーを2対揃えることができます。
さらにそれをササゲールしてグレイトフルベンを4マナで出し、2体目のアイチョイスからヒャクメを出して
Vol-Val-8で殴ると、
ちょうど4体破壊で追加ターンを獲得できます。
グレイトフルベンを出せばパーツが全てマナに戻るので、かなり簡単に追加ターンを獲得できます。

ヒャクメ-4もグレイトフルベンも光のブロッカー。
そしてアイチョイスはマナからトリガーが使える。

そんなん天門入れるに決まってるじゃん!

序盤の相手の攻撃で火噴くと天門がトリガー。
火噴くで相手のクリーチャーを破壊し蒼龍の大地を墓地かマナへ、天門で手札からヒャクメとグレイトフルベンが降臨します。
そうすると返しのターン何が起こるのか。

グレイトフルベンとVol-Val-8が2体ずつ並び、ヒャクメとアイチョイスが2体ずつ破壊されて追加ターンを2ターン獲得します。

はい、確実な勝利という名のオーバーキルを実現するデッキレシピがこちらになります。

まんま5Cのテンプレートとか言わないように。
5Cって強いカードを強く使えば勝つでしょ?ってデッキですからね。
とりあえず各カードの採用理由を並べていきましょう。

・天災デドダム
何も言うことはありません。
5Cを組むならとりあえず4枚買いましょう。

・フェアリーミラクル
5Cロマノグリラは獅子王の遺跡を採用していましたが、こちらはフェアリーミラクルです。
フィニッシャーに要求されるマナ数が8と11では大きく違うのと、ビートに対しての受けとして天門がフル投入されている故にトリガーでブーストしなくても天門踏ませれば返しのターンで勝てるという点が挙げられます。
あと、ミラクルなら上振れ次第で4ターン天門ベンが狙えますので。

・妖精アジサイ-2
4コストブースト兼ササゲール持ちのディスタスです。
3ターン目デドダム
4ターン目アジサイ
5ターン目グレイトフルベン
のルートが決まれば、あとはやりたい放題できます。
ブロンズ-1でもいいかもしれませんが手札が増えないのが考慮点ですね。

・ドンドン火噴くナウ
ビートデッキが踏みたくないと思うST筆頭候補です。
デドダムと同じことをSTでやりながら相手クリーチャーを破壊できる、さらに色も赤青緑と超優秀。
1ターン目にマナに置いて、デドダムの2色を確保するもよし。
4ターン目に手打ちして、相手の展開を妨害しながらリソースを伸ばすもよし。
終盤はデッキを削ってキーパーツを探しつつ、神の試練による追加ターン獲得を援護してくれます。
とりあえず4枚採用、減らすときはよく考えて調整しましょう。

・ヘブンズ・ゲート
光文明における踏み倒しトリガー2大巨塔の1つ。
(もう1つはドラゴンズサインです)
こいつが盾からトリガーすると手札から
運が良ければヒャクメ-4
運が悪いとグレイトフルベン
日頃の行いが悪いとその両方が出てきます。

現代の高速ビートデッキが3ターン目に出てきた相手のグレイトフルベンに対して対抗策を持っていると思いますか?
いや残念ながらそんなものはありません。
デドダム出した返しで殴られて天門がトリガー、グレイトフルベンが出てきた場合、マナは6まで伸びます。
つまり次のターンチャージして7マナ、火噴くナウを手打ちして8マナ。
あとはノーコストアイチョイスから天門でも蒼龍でも火噴くでもヒャクメでも好きなSTを射出してあげれば制圧完了です。

ビートデッキ使いの方はこのデッキで天門を踏んだ瞬間、手札にブロッカーがいないことを全力で祈ってください。

・Disアイチョイス
グレイトフルベンと苦楽を共にする相棒であり、実質全てのSTを6マナ(0マナ)で使えるようにした大罪人。
序盤の手札でダブつく強力呪文たちを容赦なくマナに突っ込めるのはこいつのおかげです。
パワーが3000しかない代わりにスレイヤーとブロッカーを持っているというイカれ効果詰め放題パック。
私的に体感4枚は多かったので3枚になっていますが、自分のプレイスタイルに合わせて調整してあげてください。

・霊宝ヒャクメ-4
最強のディスタス。
手打ちしてよし、
トリガーしてよし、
天門で出してよし、
グレイトフルベンで出してよし、
Disアイチョイスで出してよし、
ありとあらゆる手段で場に出てきて、ササゲールでVol-Val-8の破壊数とマナコストをカバー。
効果もマナブースト+ハンデスと堅実そのもの。
相手ザーディクリカの破壊効果で選ばれると、ザーディクリカのドローを叩き落としながらマナブーストできる点は覚えておきましょう。

・闘争類喧嘩目ステゴロカイザー/お清めシャラップ
9、10枚目の初動
&墓地メタ
&マナに埋めたパーツを回収するカードです。
もしデッドダムドを採用する構築に変更する場合、ギャイアに引っかからない侵略元になるのもいいですね。

・極楽轟破5.S.トラップ
7マナ自然呪文のSトリガーで、
相手のクリーチャーを1体マナに送り、そのコスト以下の自然クリーチャーを1体自分のマナゾーンから出せます。
このシンプルな効果が意外と強い。
ドルファディロムさえいなければ、相手のギャイアをマナ送りにしながらグレイトフルベンを着地させたり。
トリガーで踏んだ場合、速攻デッキの我我我や罰怒、ドギラゴン剣(閃)をマナ送りにしつつマナからヒャクメやDisアイチョイスを出したりとやりたい放題。
デュエキングMAX収録の新規、“ライフ・ゲート”が1マナ軽く同じ効果ですが、こちらは7コスト呪文としてシャッフやラッキーナンバーを避けやすいという点で差別化は可能です。
初動用の単色としてマナに埋めてもアイチョイスで撃てるのがよりgoodですね。

・残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル
このデッキの最終局面ではVol-Val-8の効果で追加ターンを取りながら盾を割っていくのですが、ロストソウルを手札に抱えておくことにより

Vol-Val-8とグレイトフルベンで盾を全てブレイク

Vol-Val-8効果で追加ターン

ロストソウルで相手の手札にあるサイゾウミストやボルシャックドギラゴンを全て叩き落す

安全にトドメ

という相手の反撃の芽を全て刈り取るプレイングができます。
単純にマナ溜まってから手打ちしても強いので、数枚挿しておくことをオススメします。

・蒼龍の大地
Disアイチョイスから0マナでグレイトフルベンorVol-Val-8を射出できます。
Vol-Val-8は並べば並ぶほど追加ターン数が増えるので、できればこのルートから2体並べて殴りたいですね。
グレイトフルベンを出した場合さっき撃った蒼龍の大地がマナに戻るので、マナのアイチョイスの数だけグレイトフルベンが増えるコンボも覚えておきましょう。

解説は以上になります!
レシピの欠点として全体的なパワーを優先した結果
ジョー星等のメタが一切入っていないため、環境に合わせて調整してあげてください。
お好みでロマノグリラやドルファディロムを足してあげても面白いと思います。

※追記2021/10/19
デッキレシピと解説を最新版に更新しました。

記事は以上になります。
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