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娘に感謝した日

皆さんこんにちは!千葉絵里菜です!!
2024年2日14日17:22待ちに待った家族が増えたえりな家です。
2552g、47.6cmの女の子👧🏻まあたんが産まれました💓

いよいよ愛するまあたん誕生のときです!
私頑張った。私ありがとう。
それと同時にまあたんも頑張った。
そんな記事になっております。


2人で過ごす旦那との最後の日

私の分娩方法について、サラッとおさらいです。
私は脳性まひという障害があり、脚が勝手にバタバタ動いてしまうため、
分娩時に脚が動かないよう硬膜外麻酔をする「計画和痛分娩」を選択しました。
計画和痛分娩は、
産道にバルーンを入れ、バルーンを膨らませることで子宮口を開く
陣痛誘発剤を点滴で入れる
子宮口が開いたら硬膜外麻酔を打つ
というような方法で、計画的に分娩を起こすものです。
この分娩方法で1日で出産する人もいれば、3日かかる人もいるとのことでした。

コロナ禍ということもあり、本来の病院の規則では、出産全てに家族が立ち会うことはできず、本当に産まれる瞬間のみ立ち会うことができるようです。ですが、私は脚が勝手にバタバタ動くので、脚を押さえる係に
家族一人、ヘルパーさん一人がつくことを許されました。

私の計画和痛分娩は2月13日に開始されることになりました。
2月12日の朝、旦那がヘルパーさんと入れ替わりで病院に来てくれて、最後の2人の時間を過ごしました。
病室で二人で桃鉄をやりながら、お腹をさすり、
「早く生まれてきてくれるといいね」
と話していました。

計画分娩1日目〜何もかもが初めての日〜

13日の朝、バルーンと陣痛誘発剤を入れて計画和痛分娩が始まりました。

よく、「鼻からスイカが出てくる」とか出産の痛みを表現していますが、私も本当に痛かったです。私が人生で一番痛かったのは、小学校4年生の時に行った骨髄注射なのですが、これはもう骨折より痛くてこれ以上の痛みはないだろうと思っていましたが… 陣痛とバルーンは骨髄注射と同じくらい痛かったです。痛みを紛らわすために、桃鉄をしていました。

計画分娩が始まり、私は出産への不安でいっぱいでした。
帯広の病院の先生に言われていた、自分が亡くなる危険性があることに加え、
妊娠中に観ていた「うまれる」という映画で、分娩日に赤ちゃんがお腹の中で死んでしまうというシーンがありました。生まれるまで娘にも何が起こるかわからないことが本当に怖かったです。

13日は子宮口が4cmに広がったという成果だけで終わり、分娩は次の日に持ち越すことになりました。
次の日は1日目に入れたバルーンより大きなバルーンを入れることになって、本当に憂鬱でした。

夜は、
「明日はバレンタインデーだよ。出てくる気分だったら出てきてね」とお腹に話しかけていました。

何もかもが初めての体験をした日でした。自分は本当に子供を産めるのか、いや、産まなけれはいけない。だってこんなに望んだ子供だもん。と自分に言い聞かせながら眠りについたことをとてもよく覚えています。


分娩2日目〜最高のバレンタインプレゼント〜

2日目、バルーンが昨日の2倍の大きさになりました。ひょうたんのような形です。子宮口を昨日の倍の力で広げられ、もう痛いじゃ表現できないくらい苦しく、絶対に今日バルーンを抜かないと明日はないなと思いました。
途中でトイレに行ったのですが、力みでバルーンが抜けてしまいました。
また入れ直しか…と思ったのですが、確認してもらうと子宮口が8cmまで開いていて、今日このまま分娩になりそうだと見通しがつきました。

ついに、硬膜外麻酔を打つことになりました。これが本当に本当に、これで死んでしまうのではないかというくらい怖かったです。
横向きに寝かせられ、3.4人がかりで抑えられ、背中に針を刺されました。
とにかく痛くて、怖かったです。
麻酔を効かせるために寝る向きを変えたりしながら、30分くらいで効き始めました。

子宮口が全開になりました。
この時の痛みは、通常で重い生理痛、陣痛の波が来るとお腹にデッドボールをくらっている感じでした。痛いです。
和痛なので、この痛みが麻酔無しの6割くらいの痛みだそうです。
分娩には通常より多くの病院の方が立ち会ってくださいました。
研修医、看護師さん、助産師さん、リハビリのセラピストさん、麻酔科の先生…
「人がいっぱいいるなあ ここは収録スタジオか」
これくらいのことを考えられる余裕がありました。でも、とにかく痛かったです…


先生「頭出てきたよ!髪の毛触れるよ。触ってみる?」
触ってみるとふさふさな髪…
早く痛みを無くしたい…早く産まれろ…

17時22分、オギャーオギャーと2552g、47.6cmの旦那にそっくりな赤ちゃんが生まれました。
私も旦那も涙が止まりませんでした。
娘が生まれたこと、子宮外妊娠からやっとここまで来れたことが嬉しく、安堵の気持ちでいっぱいでした。

娘が生まれたことで、
これから家族、両家のおじいちゃん、おばあちゃんとともに色んなところに行って、景色を見て、たくさんの人に会って、経験をつけ、
母としても、人としても成長していこう、と強く思った日になりました。

さーて、次回のノートは
千葉絵里菜、母になる!
入院中のまあたんのお世話について書きます。
それでは次回も読んでくださいね。

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