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不安を抱えながら管理入院へ

皆さんお久しぶりです!!
千葉絵里菜です!!
2024年2日14日17:22待ちに待った家族が増えたえりな家です。
2552g、47.6cmの女の子👧🏻 まあたんが産まれました💓

現在生後1ヶ月半な我が娘は可愛くて、愛らしくて、尊い存在です。
我が家で話題になるといえばまあたんのこと♡

忘れないうちに、4つに分けて出産・育児レポートを書きたいと思います。


帯広で感じた出産への不安

2023年3月24日、私は子宮外妊娠をしました。
腹腔鏡手術で左の卵管を摘出し、現在右の卵管しかありません。
手術の際に撮ってもらった体内の写真では、素人目でもわかるくらい腸と腹膜が癒着していました。
先生に言われました。「子供ができたとしても、高リスクのため、何があるかわからない状況です。亡くなる可能性だってあります。」
私は自分が死んでもいいから、旦那の子供を産んでみたいと思うようになりました。

帯広の病院では、妊娠32週までしか診られないと言われ、32週からは札幌の病院で管理入院をし、そこで出産することになりました。
帯広の病院で、私が高リスクの妊婦であること、万が一のことがあることを言われていたため、私は出産が近づくことが怖く、札幌に行くのが本当に嫌でした。もちろん家族と離れるのもすごくすごく寂しかったし、怖かったです。

札幌での安心

妊娠32週を過ぎた1月15日、不安を抱えながら札幌の病院に到着すると…
皆さんが「待ってたよ〜!」と明るく出迎えてくれました。
今までの不安・怖さが吹っ飛び、本当に安心したことを覚えています。

札幌の病院は、コロナ対策のため、入院中にヘルパーをつけることはできないと言われていました。介助は看護師さんが行うということです。

ただ、私は脳性まひの特性で不随意運動(体が意思に反して動く)、また初対面の人と話すときに身体中の強張りが強くなり自分の意思を伝えられないことがあります。
また、普段は筋弛緩剤を飲んで体の制御がある程度できていますが、妊娠後期に入ると筋弛緩剤を飲めない可能性もあるとのことで、自分の体を制御できなくなることも考えられました。
その場合ナースコールも押せなくなり、危険なため、病院内で介助者(ヘルパーや家族)をつけることを許可してほしいと、病院に打診していました。
下の写真は、実際に病院に送った希望書です。

実際に病院に送った希望書

去年の11月に病院側とzoomで話し合い、付き添いが許可されました!


帯広のヘルパーさんが札幌に泊まりがけで来てくれたり、
札幌のヘルパーさんがついてくれたり、
旦那や母も来て、みんなで私の入院生活を支えてくれました。
先生や看護師さんもすごく優しく約1ヶ月半の入院を支えてくれました。

また、入院中に私が人生で最も嬉しかったことがありました。
産科の担当医の先生が
「脳性まひだから帝王切開って考えるのは違うよね。今は色んな方法で出産する人がたくさんいるので、色んな方法を考えてみましょう」
と言ってくれたのです。
色んな選択肢を与えてくれて、一緒に頑張りましょうという働きかけがとても嬉しかったです。障害者でも選択肢を多く持ちたいという私の生き方にぴったり合い、精神的にも支えられた入院でした。

入院が2週間経った頃から、リハビリを再開しました。
分娩時の筋力をつけるためにスクワットや腕の筋トレなど、普段行わない筋力増強のメニューに午前・午後と取り組ませていただくことができました。

リハビリにて

私は硬膜外麻酔を打つ、計画和痛分娩で出産することになりました。
私は脳性まひという障害で、体が勝手に動いてしまう不随意運動があります。特に脚が勝手にバタバタと動いてしまうのですが、硬膜外麻酔を打つ和痛分娩なら分娩中に脚のバタバタを鎮めることができます。

麻酔科・リハビリテーション科・産科の先生がワンチームになって、私のお産に向けて試行錯誤してくださいました。分娩台に実際に乗り、どんな体位が取れるか練習を行ったり、準備に準備を重ねました。

麻酔科、リハ科、産科の方がサポートしてくれて分娩練習

分娩予定日は2月13日に決定。

さーて、次回はいよいよまあたんの誕生です!
次回も楽しみにしていてください!

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