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Voicyで代表から学んだ”愛されるサービス”をつくるコツ

株式会社Voicyに入社して半年が経ちました。
前職の会社帰りや土日でお手伝いをはじめてからは1年と少し。

7人目でジョインしたこの会社は今、16人の組織になりました。

会社の状況も大きく変わりました。
Voicyで働きたいと言ってくださる方にも、運営するボイスメディア「Voicy」を毎日聞いてますと言ってくれる方にも、昔より多く会えるようになりました。

「音声×テクノロジーでわくわくする社会を作る」ための第一歩を、試行錯誤しながらも確実に進めてきました。

少しずつ広がる「新しい声の可能性」

サービスが少しずつ大きくなる度に、様々なジャンルで活躍するパーソナリティさんも増えてきました。

これまでの声の世界で当たり前だった”声のプロ”じゃない方もリスナーの生活を彩るようになったことで、新たな声の魅力や可能性に気付いていただけるようになりました。

また、普通の大学に通う学生や企業に勤めていたOLさんが、Voicyでの活動を通してアナウンサーに内定したり、朝の冠番組のラジオパーソナリティとして活躍したりしています。

「Voicyに出会えたから夢を叶えられた」と言ってくださるようなサービスに、少しずつですが成長し続けてきました。

リスナーさんも徐々に増えています。10月末に開催した「Voicyファンフェスタ」というイベントには累計600名の方がお越しくださいました。

また、リスナーからは新しいコミュニティも生まれました。私たち社員にはいま、オンラインサロンのメンバーで一緒にVoicyを盛り上げる「Voicyファンラボ」という50人もの仲間がいます。

ほかにも、「Voicy応援団」として毎月定額で支援し、私たちを応援したいと思ってくださる方もいます。

「Voicyに出会えたから生活や考え方が変わった」と言ってくださる方が、いつの間にかVoicyを支えてくださるようにまでなりました。

1年前では考えられないほど、見える世界が変わりました。

私の頭から離れない「それって〇〇?」

昔に比べると多くの方がサービスを愛してくれるようになったとはいえ、Voicyのアプリには、まだまだ使いにくいところや要望を満たせていないことも多くあります。

施策を考えるときは私自身もサービス改善のチームに入り、1ユーザーとして意見することもあります。

そのとき、代表の緒方に必ず毎回”意識してね”といわれることがあります。

「それって素敵?」

ここでいう”素敵”とは、相手が受け取ったときにどう感じてほしいのかを意識しているかどうかと、フィードバックに対して言い訳ができないほど自分なりに満足のいく状態でアウトプットしているかどうかです。

繰り返し何度も言われるこの言葉。

もちろんビジネスメール1つでもそうです。

どうしたらより信頼を得られるのか、また一緒に仕事をしたいと思ってもらえるようになるのか。謝罪や催促の文章を書く際も、別の言い回しがあるのではないか、嫌な思いはさせないか。

Voicy JournalやnoteのVoicyファンマガジンの記事1本でも、とにかく思いが伝わる温度のある文章を届けるように言われます。

ここで大事なのは、とにかく日本語が綺麗で文章が上手いか下手かではなく、とにかく受け手に想いが届くようにすることです。

なにかを発信すると、常に受け手がいることを意識しなければなりません。その受け手が「この人の想いは伝わってくるな」というものを届けることができれば、理解や共感を得られるのです。

そうして徐々に仲間を増やしてきたのが、いまのVoicyでした。

私はこの言葉を意識し始めてから、常にその考えは自分にとってベストなのかと考えるためのプラス10%の時間を設けるようになりました。

そうすると、例えば資料で伝える順番を変えるだけでも想いの伝わり方に変化があることを知りました。

自分が一方的に言いたいことを言ったり書いたりするのではなく、とにかく相手に素敵だと思ってもらうために、今できることを精一杯考えて届ける。

そうすると、それが例え上手なものじゃなくても、すごそうに見えなくても、受け手は感情価値を感じてくれる。積み重ねると共感と信頼を生み、いつしか自然に周りを巻き込めるようになって仲間が増えていく。

”ギブ精神”が強すぎて、イベント前日に600枚のチケット無料にする代表の緒方から学んだことは、とにかく受け手想いの行動でした。

いまあなたがそばにいる人に伝えた言葉は素敵ですか?

この記事を通して、「それって素敵?」と自問してもらうきっかけになれば嬉しいです。

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