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悩み① 加害者への怒り

カウンセリングルームで、メール相談をやめました。
私の中では、メール相談はカウンセリングではないと思っています。それでも、強く求められるままに、はじめてみたのですが・・・・。

私がカウンセラーでなければ、メール相談を続けていたかもしれません。
カウンセラーとして、個人に向けてメールで・・・・となると、最も避けたい指示的、誘導的になってしまいやすい。相手方も、自分に向けて書かれていると思われているので、心が疲れている人は特に、メールを読んだだけで判断した私の助言に従わねばと思ってしまう可能性が高くなる。

カウンセリングは、やはり、五感を駆使して双方が向き合うからこそ成立するものだと思います。メールでは文章だけで判断するしかない。
そう、私がカウンセラーでなければ、メール相談を続けていたかもしれませんが。

本やブログなら、「まるで自分のことを書いているみたい」と感じても、自分に向けて書かれているのだ、と思い込む人は “ほとんど” いないでしょう。
そして、その中から、自分の意思で、自分の力で、自分に合う物だけをチョイスでき、チョイスして実行した自分の力を信用できるようになる。
そして、そぎ落とされていた自信を一つ一つ取り戻してもいける。

そんなこんなで、メール相談は停止したけれど、私に届いたメッセージ(悩みや質問)を元に、文章を書かせて頂くこととしました。
頂いたメッセージ内容は、個人的なことがわからないようにするため、そしてより多くの方の参考になるように、元の文章を割愛、変更したり、これまで私が関わってきたケースを織り交ぜたりします。
特定の一人の人への返信ではないこと、すべてのあなたに向けて書かせて頂いていること、ご了解頂けたら幸いです。

どんなものでも、どんな助言でも、必ず自分に当てはまるとは限らないものです。
特にモラハラ関係は、モラハラパーソナリティの行動が似ているけれど、その背景は十人十色。しかし似ているので、自分の助言が相手にとっても正しい、相手の助言が自分にも適応すると思い込みがちです。
決して、その方法が貴方に合うとは限らない。自分で選び、使っていく。
自分の意思で行動を決めていくための参考資料。
私の書籍や、私の書くものも、あなたがあなたの進み方を決める参考資料に過ぎません。

初回につき、長々と書きましたが・・・・。

こちらのnoteは、有料で、価格は、アンケートを元に決めさせて頂きました。
読んで下さる方がいなければ、この一文きりで終わってしまうかもしれません。頑張って続けられるよう、是非、応援してくださいね。

日々の日記はこちら「カウンセラー、思いのまま、日々つれづれ」で書かせて頂いています。

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モラハラな夫と今は離婚して離れて暮らしています。でも、彼への怒りが取れません。
自分が言われてきたこと、されてきたことを思い出すと、「殺したい」と思うことさえあります。
本当に殺してしまうかもしれない自分が怖いです。
今はモラハラ夫と離れているのに、どんどん怒りがふくれあがります。

こんな感情を自分が持つこと自体怖いです。
私はおかしいのでしょうか。

実は、モラハラパーソナリティから離れてからの怒りの感情や悲しみに苦しむ被害者は多いです。

そして、それは決して異常なことではありません。

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サポートありがとうございます。自営業で、人と接する仕事をしており、コロナの影響でダメージを受けている中、本当にありがたいです。