「ママ・パパいつも同じでいて」
実は、この言葉10ヵ月~3才半までの子どもの心の声だとモンテ教育では考えられています。
なんで同じがいいの?
モンテ教育では、6才までの子どもは自分自身を懸命に創っていると考えています。
この時期に、いつも子ども自身の環境が同じであることが、その子の発達を促します。
その代表が、「秩序の敏感期」といわれる子どもの特徴です。
敏感期
敏感期とは
敏感期とは、生前~6歳くらいまでの子どもに表れる子どもの特徴で、
ある特定のことに敏感になる時期のことです。
子どもは、一定のことに物凄く敏感になり、興味を持ちます。
その敏感になっている出来事を大人から中断されると、まるで火がついたように怒り、抵抗します。
では、子どもは共通してどのようなことに、敏感になるのでしょうか。
6つの敏感期
敏感期には、以下の6つがあります。
・言語の敏感期
・社会性の敏感期
・運動の洗練の敏感期
・感覚の洗練の敏感期
・小さいものへの敏感期
・秩序の敏感期
この中で、最も親が知っておくことで育児が楽になるのは、
『秩序の敏感期』です。
秩序の敏感期はなぜあるのか
『秩序の敏感期』は、環境の中に「いつもと同じ」秩序だった環境を求めます。
その理由は、この時期の子どもは、秩序を構築することによって、
自分の生きる居場所を確認しながら、自分の生きる世界を模索しているからです。
例えば、昨日はあったテーブルや椅子が全く同じ場所にないと、
子どは生活する空間の中で、物がある位置と自分がいる位置を確認できず、
とても困惑します。
自分の生きる世界を確認する上で、いつも同じであることが子どもの安心感を生みます。そして、この安心感が子どもの心を落ち着かせ、癇癪や怒りから遠ざけてくれます。
大人はどうすればいいのか?
子どもの環境をなるべく同じに保つことが重要です。
以下の3つを「いつも同じ」にするように心がけましょう。
①時間
②空間
③関係性
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10ヵ月~3才半までの子どもが求めているものを知る。
そのことで、育児がとても楽になりますよ。
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