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SW_北日本クルーズ3/3(1道5県)

旅の内容

SW_北日本クルーズ(1道5県)は3本の記事に分けて投稿しています。
①茨城千葉周遊>商船三井フェリー乗船(1日目)
②苫小牧周遊>新日本海フェリー乗船>秋田周遊(2日目~3日目15:00)

ここまでで北日本の太平洋側、日本海側のクルーズは終了しています。
次に関西戻りのための拠点新潟に向かって移動しますが、日本海側の観光をしながら南下したいと思います。日本海のサンセットと、日本海側の豊かな都市をみたいと、酒田市を宿泊地に選択しました。酒田市は再訪の都市ですが、少し記憶が薄くなっていることもあり、新鮮に観光していきます。

③秋田>酒田泊>新潟>神戸(3日目15:00~4日目)

左上から右へ:山居倉庫(酒田)/鳥海山(酒田)/日和山公園(酒田)/日本海へ落ちる夕陽(秋田~酒田)/日本海の景色(酒田~新潟)/本間氏別邸庭園 鶴舞園(酒田)/若葉旅館 朝食(酒田)

秋田>酒田の車窓(JR羽越本線)

15:30~17:30にかけて電車で移動は、車窓の景色が楽しみです。普通列車での移動は乗車人数も少なく、ロングシート(縦座席)の窓がパノラマの枠ような状態で素晴らしい景色を映して行きます。

電車に乗っている間はのどかな景色の状況とは裏腹に、鉄道系YouTuberスーツさんの位置ゲームのチェックインもこなすため、撮影とで手元が大忙しでした(笑)。位置ゲームは電池の消費量が激しいですが、地図を見ながらなので景色の予測もしやすく、助かる情報が多いです。

一面に実った田んぼを割いていくように進む景色もとても素晴らしく、1車両に5名ほどしかいらっしゃらなかったため、一人当たりの景色の専有面積が広い広い。最高に贅沢です。

上から左右に下へ:貸し切り状態の車両で壮大なパノラマの日本海と落ちる夕陽/黄金色の大地/後ろも見放題/到着した酒田駅の向こうには夕焼雲で山の形が浮き出た鳥海山/サンセット

酒田

▼朝の散歩で山居倉庫へ
宿からすぐの、庄内の米の積出港酒田のシンボル、明治時代に建てられた山居倉庫へ山居橋を渡って行くと、白壁、土蔵つくりの米倉庫が立ち並び、新井田川からの景観は、穏やかで豊かな景観です。朝からの好天で、鳥海山も細く襟巻をした姿を眺めることができ、充分な想いです。

山居倉庫と山居橋(鉄筋構造をヒバ材で覆ったもの)

▼レンタルサイクルで街を観光しながら駅へ向かう
レンタサイクルで日和山公園へ立ち寄ると、最上川まで見渡す酒田の景色を見ることができ、そこには芭蕉像と句碑がきれいに整備されています。また、酒田駅に近い出羽の豪商本間家の別邸「清遠閣」、鶴舞園も美しく、まさに日本海側の豊かな都市、という感じです。

▼酒田から新潟へ
私は日本海側の景色は、北から下ってくると新潟から変わってくると思います。いや、逆に秋田、山形の景色は日本海のイメージが覆る、のっぺりした海岸線と穏やかさで初めに見た時に驚いたものでした。南下するにつれ、だんだんと荒波になってくる印象です。

荒波立ってくる日本海

帰路

新潟駅では工事中だったこともありうまく動けず、空港行きのバスを待って移動したのみになってしまいました。新潟は駅から観光地が少し離れているのもあるので、もとより観光には時間がなかったのですが。

神戸空港を利用しての帰阪は初めてでしたが、海上空港である神戸空港への着陸、夕暮れに浮かぶ明石海峡大橋をポートライナーから眺めて旅の余韻にふける感じが心地良かったです。


旅を終えて

今回の旅は、自分なりに4日間を最大限有効に利用した旅になりました。たくさんの距離と各地に設定した目的地をクリアしながら、大きなトラブルなく、1道5県を廻る北日本クルーズとツアーができました。今まで利用したことのない航空会社、空港、港、航路を利用することで可能性が開けた感もあるので、今後の企画に生かしていこうと思います。

また今回調べていて、日本をクルーズするには、舞鶴から下関の海上長距離ルートが一つもないことを知りました。古くからあった日本海航路が途切れてしまっていることは大変に残念に思います。
この周遊をさら続けて、日本クルーズぽい周遊ルートを、分割して実現する企画を検討してみようと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
以上


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