避難訓練

職場で避難訓練があった。
今回は、火事が起きたことを想定したものだった。
近くにある公民館の前まで避難した。

職場は障がい者就労支援施設だ。
全く目が見えない私をはじめ、様々な障がいのあるスタッフが働いている。
訓練では、サポートが必要なスタッフに対して、誰が付いて避難するか事前に決めてもらっていた。
できるかぎり近くの席に座っているスタッフが対応するようにしてあった。
目が見えない私は、スタッフに誘導してもらって避難した。
手足が不自由なスタッフも、サポートを受けながら避難した。
全員 無事に避難できた。

訓練だから、ゆっくり逃げられたけれども、実際に火事が起きたときには、見えない私は連れ出される感じになるだろうし、手足の不自由なスタッフは車いすに乗せて逃げることになるだろうなどと、話をする機会になった。

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