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ああ、ピロリ菌⑤

昨年の10月に私はピロリ菌除菌の治療を受けたのですが・・・

あれから約半年が経ったので、本当にピロリ菌は全滅したのか?どうか?・・・の検査を受けることになりました。

そこで、都合の良い時を見計らい、病院に電話をして、「呼気テスト」の予約を取りました。昨年10月の診察の時、「ピロリ菌除菌の薬を飲みきったら、そのまま様子を見て、半年後の3月に除菌できたかどうかの検査をします。ご都合の良いときに電話で申し込んでください。」・・・と教えてもらったので、とりあえず、指示されていた通りに病院に電話をしてみました。

この時、

①検査前日の夜9時以降、飲食禁止。(水もダメ)

②検査当日も絶飲食で来院。

・・・と、検査のための「注意事項」を教えてもらいました。

前日から水もダメ・・・とは、なかなか大変です(汗)。今はまだ春先だから良いけど、これが夏の暑い盛りだったら、喉が渇いて大変だろうなぁ~と思いました。

こうして無事に予約を取ることができ、私はドキドキしながら検査当日を迎えたのでした。

◇◇◇

検査当日。

朝一番で病院に到着しました。

窓口で来院した旨を伝えると、少しして名前が呼ばれました。

処置室に入ると、看護師さんが私の名前を確認し、その後、ゼリーのパウチパックみたいなもの(ウィダーゼリーのパックより、もう一回り大きいサイズアルミパック)を出してきて、「ここに息をプーと吹き込んでください。」と仰います。

本当にゼリーのパックと同じプラスチックの蓋がついていて、看護師さんはその蓋をとって、容器だけを私に渡しました。

私は、大きく息を吸い込んで、容器の口を加えると、思いきって「プー」と息を吹き込みました。ゴム風船を膨らませるような容量で思いっきり吹き込んだら、ペッタンコだった容器はすぐにパンパンに膨らみました。

膨らんだ容器を看護師さんに渡すと、持っていた蓋をクルクルと回してねじ込み蓋をして完了。

ここまで3分もかからないくらい・・・汗。あっという間の出来事でした。

「これで終わりか~。意外と簡単だったなぁ~。」と思って席を立とうとすると、看護師さんは、錠剤と水が入ったグラスを私の前に差し出し、「このお水で、このお薬を一気に飲んでくださいね。お水は全部飲み干してください。」と仰います。

え・・・(゚o゚;?さっきので終わりだったんじゃないの?

・・と私はスゴく驚き、思わず「これは何の薬ですか?」と思わず聞いてしまいました。

看護師さんは、「はぁ?」という表情をしつつも、「これはピロリ菌を除菌できたかどうかを調べるお薬です。」と、冷静に真面目に優しく答えてくださいました。

ピロリ菌の除菌検査に来ているのに、「これは何ですか?」と聞いている私って、なんと間抜けな奴なんだ・・・(汗)。お馬鹿なことを聞いている自分がメッチャ恥ずかしくなりました。

でも、お腹がすいているし、喉も渇いていたので、お薬を飲む用のお水を、ぐいっと一気飲みしました(笑)。これだけでは足りない・・・おかわりが欲しいくらいでしたよ~。

お薬を飲み終えると、そのまま処置室のベットに寝て5分間。身体の左側を下にして横になりました。この状態でじーと待ちます。5分経ったところでベットから起き上がり、今度は椅子に座って15分間待ちました。

じーと座って待つこと15分。時間が来たところで、また、あのパウチ容器を渡されました。「では、先ほどの1回目と同じ要領で、また、この容器に息をプーと吹き込んでください。」とのこと。

よし、これ慣れたからOK!任せて!(笑)

・・・と自信満々?で堂々と息を吹き込んでやりました。

またもやパウチ容器はすぐに大きく膨らみ、看護師さんに渡してすぐに蓋をしてもらいました。

これで検査は終了。(今度こそ本当に完了)

「それではこれで完了です。検査結果は一週間後に出ますので、また、そのとき来院してください。・・・云々」と、その後のことについて看護師さんから説明をいろいろ聞き、これで私の呼気テストは無事に終わりました。お疲れ様でした~。

ちなみに会計は1,700円なり~。

過去の検査と比べると(胃カメラなど)、この呼気テストは楽勝ですよ。思わずピースサインをしたくなるほどのお手軽さ・・・。痛くもなく、苦しくもなく、ありがたい検査でした。

これで、ピロリとの縁(腐れ縁?)がスッパリ切れていることを心から祈りつつ、私は家に帰りました。早く朝ご飯が食べたくて急いで帰ったのでした。

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