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冬が来る前の、束の間の秋を楽しむ

今週はなんだかんだと慌ただしい一週間だった。
毎月第一週は、いろんな予定が入っててバタバタするんだけど、今月もお約束通り、やはり忙しかった。

「忙」という字は、「心を亡くす」と書くけど、今のところ心を亡くさず元気に過ごせているのは、紅葉が本格的に始まり、秋の穏やかな風景を楽しめるからかもしれない。

そして、ここ数日間は毎日のように、ご近所さんや親戚から秋の恵みの野菜をたくさん頂くため、それらを毎日せっせと食べている。これも心健やかに過ごせる素になっているのだろう。

この歳になって、ようやく自分の身体との向き合い方&つきあい方が見えてきたように感じる。

美しいものに触れる
美味しいものを食する

まずは自分を満たしていく

こうして一日を過ごした後は

全てを手放して、心と頭を空っぽにしてから眠りにつく

これが、健やかな毎日を過ごすための秘訣だ。

決して無理はしないよう、また自分に我慢をさせないよう、適量と適度を守りつつ、自分を満たしながら生きていく。

そう心がけるようになってから、心が軽くなり気持ちが楽になった。

ここ最近は、朝晩めっきり冷え込むようになり、朝は肌寒さで目が覚めることもある。

早朝、カーテンを開けると、朝霧が山々を包み込み、辺り一面、真っ白な靄(もや)がかかった光景が目に飛び込んでくる。道行く人が吐く息も白く染まっている。
しかし、時間の経過と共に気温が上がると、霧が少しずつ切れていき、白い霞(かすみ)の隙間から青空が広がり始める。こうして完全に霧が消えたとき、穏やかな秋晴れと共に、紅葉した山々が姿を現す。
樹木の緑が徐々に色を変え、赤や黄色へと染まっていく様子を見るのは非常に楽しい。

なかには、綺麗に染まる前にカラカラに乾いて散っていく葉もあるけど、それもまた美しいと感じる。

自然が少しずつ冬支度をしていくなか、私たち人間も、冬の寒さに耐えるための蓄えが必要だ。

暖の準備をし、収穫した野菜を備蓄し、心と身体も冬用に整えなくてはいけない。

寒く厳しい冬を乗り越えるために…。

今はその厳しさの前の束の間のひととき。

美しい風景を眺めながら、心を肥やしておきたいと思う。




そういえば昨年の11月は、夫と2人でよく山に行った。

一年前(2020年11月)の記事

飛騨市の安峰山山頂から見た雲海


新穂高ロープウェイに乗って飛騨山脈の山々を間近から眺める


今年もまた秋の風景を楽しもう。


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