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見つかってよかった

2歳のよしき君が無事に見つかって、本当によかった。


そして、今の時代にも、こんなファンタジーな世界が存在していたことに驚いた。私は、てっきり、もう今の人間には見ることも触れることもできなくなってしまった…と思ったから。


私も子供時代、よく山に入って遊んでいたらすごくわかるのだけど、里山の精霊たちは、幼い子供たちにはとっても優しいのだ。


きっと、山の精霊たちが、山に迷い込んだよしき君を温かく見守り、子守りをしてくれていたんだな…と思った。


そして、よしき君を助けてくれたオジサン(おじいさんには見えない)は、神様に呼ばれて導かれて、よしき君を迎えに行ったのだろう。


そこには理屈もなく、根拠もなく、ただ「そう感じた」ことが存在するだけだ。


そういう世界がまだ日本に残っていることを、神様が私たちに教えてくださったのかもしれない。


なんだか水木しげる先生の妖怪の世界のお話みたいだけど、本当にあるんだよ…(笑)。


信じられないかもしれないけど、そんな牧歌的な不思議な世界があったのだ。


昔は、日本の至る所に存在していて、いつでも身近に感じることができたのに、今は、それは難しい現状だ。自然と人間が共存する世界が減りつつある現在、精霊を感じられる世界が穢され壊され続けている。

それに、人間の質もどんどん低下していて、「子供がいなくなる=大人の欲の餌食になって犯罪に巻き込まれる」の図式が当然のように描かれる時代。もう子供が犠牲になる事件は見たくない…というのが、多くの人々の感情だったと思う。


そんななかで、よしき君は、犯罪に巻き込まれることなく、山の中にひょっこりと居るところを無事に発見された。


今回のよしきくんの救出で、涙を流したり、不思議さを感じたり、懐かしさをふと感じた人は、きっと子供時代に自然の精霊に守られた経験があるのかもしれない。


純真な魂の人でないと、精霊を感じることはできない。


よしき君の無事を知り、日本中の多くの人が安堵し、涙して、心から喜んだ。

そして、この不思議な顛末について、多くの人が「きっと目に見えないものが守ってくれていたんだ…」と、自然に感じたと思う。


うんうん、それでいいのよ。

野暮なことは考えない。汚れた心でジャッジしない。

好奇心で追究しない。余計なことはしないに限る。


不思議なことは「不思議なこと」として、温かく受容しよう。


ただ純真に、見つかったことを心から感謝して喜ベばいいのだ。

山の神様や自然の精霊たちも、そう願っていると思う。



久しぶりに、心が温かくなるニュースだった。

本当に良かった♡。



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