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草野絵美とクレア・シルバーによるAI生成3Dドレス、クリスティーズ x グッチによるオークション「Future Frequencies」にて発表します!


この度、日本のアーティスト、草野絵美はアメリカの匿名アーティスト、クレア・シルバーと共に、7月19日にニューヨークで開催される『Art + Tech SUMMIT』において、AI技術を駆使して製作した3Dドレス『Shinjitai』を発表します。この作品は、グッチとクリスティーズが共同主催するオークションにて出品されます。

クレア・シルバーのサイトではクリエイティブのプロセスがご覧いただけます💖


作品の物語設定

ネオクラシックなスタイル──大胆で、洞察力に富み、新たな美しさを恐れない。自由奔放でサイバーパンクな彼女は、グレース・ケリーやロボットアニメに執着していて、ネオン輝く原宿の夜を軽やかに滑り抜ける。計算高く、繊細で、力強く、楽観的。確かな足取りで進んでいく。



グッチの歴史は、世界的なイノベーションの花咲くつるであり、新しい素材やムーブメントは繰り返しグッチの手によって受け入れられてきました。敬意を表して、我々は様々な媒体を駆使してこの「着るアート」を創りました。

『Shijitai』はAIコラボレーションアートを用いてデジタルに手作りされており、古代の絵画やタペストリーの美学と、高度な数学を組み合わせたテクスチャが施されています。最も純粋な形態 −形と色− に分解され、抽象的なコラージュとして洗礼された状態で輝きます。手間暇をかけたこのプロセスは、愛の手紙です。経験の洗練さ、若さの無邪気さ、伝統の深み、そして未来の光を反映することを意図しています。

*タイトルの「Shinjitai」は、「新字体」、つまり日本語で「新しい文字」という意味から派生しています。さらにダブルミーニングで、「信じたい」という意味も含んでいます。


コレクターの特典

映像作品に加えて、コレクターはフルアンサンブルとして3Dファイルを受け取ります。このファイルを使用することで、メタバース上で彫刻として展示したり、アバターに着用したり、3Dプリントが可能になるほかに、他の3Dデジタル環境で使うこともできます。またコレクターはアバター自体を受け取ることもできます。それ以外にも作品の主要なAIコラボレーションパターンでプリントおよび刺繍された生地の物理的なロール(50ヤード、 45mほど)を受け取る権利も有します。抽象的なパターンを使って物理的なファッション作品を手掛けることはどちらのアーティストにとっても初めてのことです。こちらの作品は署名と番号付きの真正性証明書と共に届けられます。

詳細

アート作品のサイズ: 1770 × 1080
ファイル形式: mp4
動画の長さ: 20秒

NYロックフェラーセンターにて開催される『Art + Tech SUMMIT』、並びにジェネラティブ・アートとファッションの探求をテーマにした、クリスティーズとグッチの共同オークション『Future Frequencies』と展示会にて、クレア・シルバーと草野で制作したAI 3Dドレス『Shinjitai』を発表いたします。

MINT日:7月6日
一般公開日:7月14日〜23日
 Christie’s Special Exhibition Gallery
 20 Rockefeller Plaza
 New York, NY 10020
 West Entrance is located at 49th Street between 5th and 6th Avenues.
 オンライン:Christie’s 3.0 marketplace
 開始価格  35~45ETH (Estimated price)

入札開始日:7月18日~25日
Art + Tech SUMMIT:7月19日、20日


* いずれもNY時間


草野絵美

レトロフューチャリズム、若者文化、最新テクノロジーをテーマに創作活動を行うマルチディシプナリー・アーティスト。高校時代に原宿でストリート写真家としてデビュー以降、インスタレーションから音楽まで、多岐にわたる表現を手がけている。現在はポストフォトグラフィーという領域で先駆的な活動をしており、現実と虚構を融合させ、新旧のメディアを組み合わせて従来の写真撮影の枠組みを超えた新しいビジュアル言語を創造している。画期的な作品はWWD JAPAN初のAI表紙を飾る。同年、文化庁文化審議会委員へ就任。さらに彼女が共同設立したアニメプロジェクト「新星ギャルバース」は、OpenSeaで取引総額世界一を記録し、AIを活用してコミュニティ内でのアニメ制作の加速をさらに推進している。
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https://www.instagram.com/emiksn/

クレア・シルバー (英表記:Claire Silver)

匿名で活動するAIコラボレーションアーティスト。クレアの作品は、AIとの持続的な視覚的対話であり、無垢さ、トラウマ、英雄の旅、そしてトランスヒューマニストな未来における見方がどのように変わるかを探求している。作品はこれまでにロサンゼルス郡立美術館の永久コレクションとして収められており、他にもサザビーズのロンドン現代美術オークションやSuperRareで取引され、世界中のギャラリーや美術館、フェスティバルで展示を行う。
The New York Times、WIRED、フォーブス、NPRなどのメディアで取り上げられ、数々のポッドキャストにも出演しているクレアは、AIへの絶え間ない魅了を探求し、芽生えつつあるアートムーブメントの可視性を高めるために奮闘、歴史のこの瞬間の重要性に驚嘆している。彼女はしばしば火を描く原始人のような気持ちになるそうだ。
クレアはAIの台頭により、初めてスキルの壁が取り払われたと感じながらも、この進化する時代においてセンスこそが新たなスキルなのだと提唱している。
https://www.clairesilver.com/
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https://www.instagram.com/clairesilveraiart/
オークション「Future Frequencies」について
オークションハウスのクリスティーズとグッチは、ジェネラティブ・アートとファッションの探求をテーマにした共同オークション「Future Frequencies」を開催します。このオークションでは、現代のデジタルアートの分野でトップを走る数々の才能を紹介し、ジェネラティブシステムと人工知能に特化した多様なグループのアーティストたちの作品を展示します。セールには、クレア・シルバー、草野絵美、Emily Xie、William Mapan、Zach Lieberman、Botto、Helena Sarin、DRAUPなどからの作品を含む21のNFTが含まれています。
https://www.christies.com/
クリスティーズについて
1766年に創業したクリスティーズは、世界で最も長い歴史を誇る美術品オークションハウスです。 現在ではロンドン、ニューヨーク、香港を中心に、世界各地で年間約350回のオークションを開催し、美術品をはじめとして、宝石、時計、家具など80種類以上に及ぶ分野を取り扱っています。
https://www.christies.com/
グッチについて
1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を経て、グッチはクリエイティビティ、イタリアのクラフツマンシップ、イノベーションをたたえながら、ラグジュアリーの再定義への歩みを続けています。
グッチは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、アイウェアの名だたるブランドを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングに属しています。
www.gucci.com


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