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映画のお話

こんにちは

今日は私の大好きな映画のお話を。
9月かな?確か9月にまる1日映画館にこもって映画を3本見た日がありまして。
それはそれは幸せな一時で☺︎︎
それでね、そのうちのひとつ見終わったあとになんとも言えぬ気持ちになって色んな感情がご茶混ぜになって、この感じ、文字にしておかなきゃなんかダメな気がする…!もったいない気がする…!!!!と思った私はこの気持ちが消えてしまう前にと全力でスマホのキーボードを打ちました。
その時のメモをそのまんま投下しますう
(ちょっと推敲した。長め。)

三度目の殺人

まず、是枝監督やばい
やばすぎる
広瀬すずさんの大ファンである私は広瀬すずさんが出演している映画を片っ端から見に行く。
広瀬すずさんに限らず、自分の好きな俳優さんは片っ端から見に行く。
だから今回も、正直「三度目の殺人」を見に行くと言うよりも、「広瀬すず」さんを見に行く。という感覚で行きました。(監督、キャスト、スタッフの皆様ごめんなさい)
結論、是枝監督はやはりすごい人である。
すごすぎる人である。「三度目の殺人」やばすぎる。語彙力の無さをどうにかしたいものだ。

私は映画を見終わると必ずといっても良いほど1人になりたくなる。(胸きゅん恋愛物語は別、むしろ友ときゃぴきゃぴしまくる)
これはその映画の余韻に浸っていたい気持ちが強くあるから。
だから一人カラオケ、一人焼肉ならぬ、一人映画が多い。
何故この映画の題名が「三度目」の殺人なのか、結局誰が本当のことを言っているのか、何が真実で、誰が本当の意味で裁かれるべき人間なのか、もう数え切れない疑問を抱きながらエンディングロールが始まりました。誰が?何故?何のために?など結論ばかり求めてしまう私には「え、ここで終わるの!?」というまだ結論へのヒントの物足りなさがありました。
ある程度、ここはこういう意味なのかな?と1人の時間をたっぷりつかって考えた後、インターネットでネタバレを調べてみる。ここで私が大切にしていることはまず自分でたくさん考えてみること。
初めからネタバレを読むとそれが全てになってしまうのが、なんだかもったいない気持ちでいっぱいになるから。
映画監督さんが何を思って作品ひとつひとつに命を吹き込んでいるかはわからないが、私は、例えば、10人で同じ映画を見たら、見終わった時には、10通りの考えや物語ができて良いと思う。
だからインターネットのネタバレもあくまで一意見として読む。
そこで、なぜ「三度目」の殺人かはわかった気がする。私もこう思う。やっぱりそうだよね!と、興奮した。そしてあるサイトに書いてあったのは、「是枝監督にとってこの映画の真実が重要なのではない」
「そもそも真実なんてない」

ぬぬぬぬぬぬぬ

難しい。知れば知るほど難しい。でもきっとそれがこの映画の肝で、是枝監督が「3度目の殺人」でつくり出す素晴らしいワールドなんだと思う。

あと二、三回は見たいな。

2回目、3回目、と見えてくるものが変わる気がする。

そんな映画でした。

みなさんも是非。

現場からは以上です。

Emily

(写真:いつぞやの雲さん)

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