こんにちは。1月から、新しいクラスを開講します。その名は、「ヴァイオリンアンサンブルクラス」

開講するに至った経緯はこうです。
前々から、ヴァイオリンの生徒達に、アンサンブルの機会を多く持ってほしいと思っていた私。コロナ禍では、大勢で集まる事は難しかったので、コロナ禍が明けたらやりたいという思いがずっと心の中にありました。

今年の発表会では、ソロの演奏の他に、3年ぶりに合奏をしました。皆で合わせる時間は1度しかありませんでしたが、なかなかの出来だったのではないかと思います。

発表会後のレッスンで、ある大人の生徒さんが、「合奏は、大勢で演奏するから緊張も軽減されるし、自分のミスも目立たないからいいな（笑）。年に一度だけでなく、もう少し合奏の機会があったら良いと思う」と言ってくれました。

まさに、私が思っていた事と同じ。
「私もそう思っていたんです」

次の週のその生徒さんのレッスンで
「合奏の計画は進んだの？」
と聞かれました。

私「まだです…こういった問題もあるし…」
生徒さん「こうしたらいいんじゃない。どんどんやっちゃいなよ」

私「そうですね…」

練習会場の問題、他の生徒さんの意向など悩むところはありましたが、とにかく問題点を解決するにはどうしたら良いのか具体的に調べる事にしました。そして、できそうだという結論に。
そこから、生徒さん達に、アンケートを取りました。
中には乗り気ではない生徒さんもいましたが、何人かはやりたいと言ってくれました。

そして、1月から月に一度程度、合奏のクラスを作る事になりました。
第一回目の日にちはもう決まっています。
始動してみて、改善点はその都度解決していこう。もう私は前を向いています。

人生は思っているより短い。
やりたい事をやらなくちゃ。

好きな事を計画している時間は、たとえそれで忙しくなったとしても楽しい時間です。

後日その生徒さんに第一回アンサンブル練習日のお知らせをすると、
「実行力あるね」
と驚いていました。
背中を押してくれたのはあなたですよ（笑）