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36.トモダチ(3)

どんな思いも、更新できる
だから、どんなものにも「愛」を探しに行く

自分の枠がはずれたら、人のことも枠にはめない

いろんな笑顔があることに気づく
陽だまりみたいな笑顔
野原のたんぽぽみたいな笑顔
夕焼けみたいに、
なつかしくてあたたかい笑顔
まっすぐで、頼れる笑顔
一緒に寄席に行って
笑い転げたくなる笑顔

ほんとうにうれしすぎると
顔がバラバラになるのだなあ
もうどうにも
収集のつかなくなった顔で
転がるように飛んでいく
そんな笑顔

笑顔も泣きべそも、覚えているよ
とどかなくても、応援するよ
何度でも言うよ
そのことで頑張れるのなら
一生、支えになるのなら
この言葉を、伝えたい!
今、走っていって、すぐに!
伝えたい! 届けたい!

人に何かを贈るときは、
自分の持っている力を、ぜんぶそそぐ
余すことなく、すべてそそぐ
それが、贈るということなんだ
全力で贈る

いっしょに遊んだり、
笑ったり、迷ったり、
悲しんだり、泣いたり、
嬉しかったりして、
歩んできた日々がある
いつもそばにある
つながっている
今も、これからも

みんな、
いろんなデコボコがあって
そのデコボコを補いあったり
補おうと努力して
必要とされたり、必要としたり
誤解されたり、誤解したり
ゆるされたり、ゆるしたり
誰かとかかわることは、
怖いことや、しんどいことではなくて、
楽しくてあたたかいことなんだ

彼女の光を受け止める人は
彼女の影に手をさしのべている
彼女の光を抱く人は
彼女の影を抱きしめている

この子は、誰ですか?
なにもの、ですか?
いつもここに、いるんですか?

もし、話しかけたくなる言葉が
あったとしたら、
それは
あなたの中にいるトモダチに
聴かせてあげるメッセージだと
思うのです

浜田えみな

『トモダチ ~ひとりはたくさんになれる』より

2015年に、それまでにブログに書いたフレーズを、パズルのように組み合わせて、ことば集のような、詩集のようなものを創りました。

もう、手にとることもなくなっていたのですが、本郷綜美さんのスピリチュアル・プロフェッショナル養成コース 第10期に参加して、ご縁をいただいたかたとふれあう中で、ふと、どうしようもなく浮かんできた一節があり、つぶやきみたいに投稿したのが始まりで……。

詩集を手にとり、あらためて、最初から読み返すと、今、自分が体験していることや、心境と、深くシンクロしていることに驚き、私の中で、いつもずっと待ってくれているのに、何度も手を離してしまった存在と、こんどこそ、しっかり手をつなぐんだという想いが、あふれてきて、1投稿だけのつもりだったのに、最後まで書いてしまいました(^^)

読んでくださって、ありがとうございます。
心から、愛と感謝をこめて。


◇*◇*◇*◇*◇*◇
ことばで温泉を湧き出させる
〈じぶん温泉かけ流し〉
湯治の専門家 浜田えみな
#スピプロ10期生


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