#アウトプット大全

自己成長のためには、インプットしなきゃ。
そう思って、昨日本屋で気になった本を次々と手に取り、なんと6冊も衝動買い。久しぶりにした。

けれど、その中の1冊、
樺沢紫苑さんの

『学びを結果に変える アウトプット大全』

これを読んで、考えが逆転した。
インプットしようとして、アウトプットの本を読んで、新たな気づきのインプットをして、アウトプットを学んで、いまアウトプットしてる感じ笑。

でも、自己成長のためには、その繰り返しが大切らしいです。

この本はとてもとても分かりやすく、イラストも可愛くて、読んでるうちからアウトプットしたくなるようにさせるパワーをもってる本だけれど、その中でも特に自分にスッって入ってきた部分を紹介したい。

***

①インプット:アウトプット=3:7

これがまさに私の考えに刺激を与えた一つ目。
もともと本は嫌いじゃないし、なんなら初めて入るような分野の本を開く瞬間とか、とても興奮する。
だから、つい沢山本を腕に抱えて、るんるんしがち。けれど、ただ読むだけじゃ、違うんだなって。

②「30点の完成品」を、時間をかけて磨き上げる

今、まさに、卒論を書くにあたり、やる気がないわけじゃないのに、なんなら余裕ではないのに、手が動かない。困ったなぁと日々何もできずにいた自分の理由がわかった気がした。

最初から100点を目指す人は、通しでできあがるまでに膨大な時間がかかり、「直し」の時間が減ってしまいます。その比率は、8対2くらい。
「直し」に時間がとれないので、結果としてレベルが低いものができあがる、という残念な結果になります。
企画書、報告書、原稿、講演のスライド、どれも同じです。とりあえず、30点のレベルでいいので、「通し」で最後まで完成させる。「直し」に十分な時間をとることで、レベルの高いものが完成するのです。

なるほど。先が見えなくて、書き始めると、論文的な文の書き方がわからなくて、結局何も書けずにいた私。どうやら100点を初めから目指してたみたいだ。
明日から、とりあえず適当でも書いてみよう。
そう思えた。あとから磨けばいっかって。

③笑う

これは自分で言うのも恥ずかしいのだけれど、
何年か前、Twitterでたしか、“いいねしたらあなたのいいところを書く”みたいなのがあった気がして、そこで友人に、
「笑顔が素敵」って言ってもらえたことがずっと嬉しかったんです。

もとから笑いのツボが浅いのもあって、比較的笑うほうではあるのかもしれない。
実際、笑っていて自分も周りもHappyだし。

だから、就活してた頃、
「人生で心がけていることは何ですか?」
って聞かれたら、

「笑顔でいることです!」

って答えてた笑
そう簡単ではないことなんだけどね。

だから、この本に、アウトプットの行動の一つとして、“笑う”があって、これならいつもできるじゃん!って思えた。

【笑顔の8つの効果】
1.免疫力が高まる
2.ストレスが緩和される
3.痛みが緩和される
4.各種身体症状に効果がある
5.記憶力が向上する
6.幸せになる
7.考え方がポジティブになる
8.長生きする

らしい。笑顔のパワー偉大すぎ。
これは、今後も笑顔でいたいと思えた。
プラスなことしかない。

ちなみに、次のページには

「泣く」

も書いてあった。
私よく泣くんです。ほんとに泣き虫。
でも、時には泣くことも大切だなって思えました。

アウトプットって何かクリエイティブなことをするだけじゃなくて、

感情のアウトプット

というカタチもあっていいんだなって学んだ。

***

他にもいろいろ「あー!なるほど!」「だよねぇ」と思えたページは沢山あったのですが、ここには特に感じたところを書きました。

こうして書こうと思えたのも、本がきっかけです。

この本を読むまで、アウトプットって、
特に芸大にいるからか、何かを作ったり、作曲したり、演奏したり、とにかくカタチにしないといけないものだと思ってた。
そして、そういうクリエイティブな才能がない私は、いったいどうやってアウトプットできるんだろうって度々悩むことも。

けれど、この本を読んで、
「話す」「伝える」「相談する」「つながる」「教える」「感謝する」「書く」「ひらめく」etc,
そういった日常のちょっとした行動も立派なアウトプットの一歩であることが分かった。

そして、人間らしい、喜怒哀楽を表すこともアウトプットである ということも。

人生を好転させるには、アウトプットが重要。
(中略)
インプットとアウトプットのサイクルを回すことは、最高の脳トレです。年齢を重ねても、「学び」「自己成長」「新しい発見」の日々が続けば、毎日を楽しく過ごしていけるでしょう。

***
今まで周りと比較して、自分には才能もないし、アウトプットするためには、いろいろ学ば“ないといけない”し、 そういうmust思考だったところから、抜け出せた気がする。

学んだことを誰かにシェアすることも楽しいし、
そういう視点で物事に取り組むと、自然とポジティブになる。

だから、ちゃんとした感想文ではなかったにしろ、
自分の考え方を少し変えてくれた本に出会えた今日、noteに書いておこうと思った。

これもアウトプットの一歩だから。

***

インプット→アウトプットの繰り返し。
そして、忘れてはいけない、フィードバックの時間。

私はまだ自分を静かに見つめたりすることが不得意。
だから、これからはフィードバック、つまり自分に「なんでそうしたのー?」って聞ける人になりたいな。

そして、やっぱり笑顔は忘れないようにする。

***

この本は、人それぞれ響くページが違うと思う。
けれど、確実に、何かしらプラスになる。
少しだけど、一歩踏み出せるかもしれないって思える。そして、またインプットの嵐に追われて行き詰まった時に、助けてくれる本だと思う。

おすすめです。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books) https://www.amazon.co.jp/dp/4801400558/ref=cm_sw_r_li_apa_i_goJGDb93H2JKR

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