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音楽 × □□□を考えるマガジン

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それは或るのか無いのか

それは或るのか無いのか

11月初旬より本日まで1ヶ月ほど、Twitterをアプリごと消した。別に何があった訳でもないが、10月の三鷹公演まで約11ヶ月を走り抜いて息切れたのだろう。なんの躊躇もなく、そっとアプリを消してみた。

Twitterを消している期間、私は久々のゆったりとした時間を過ごし、ラスト普門館から今日に到るまでのストーリーを巡りつつ、Otodémieとは何ものなのかを考え始めた。(極論、”存在”とは何かと

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孤独な連帯の共犯者となる

孤独な連帯の共犯者となる

菅野さん(@sgnmio)さんが演出をお手伝いされていた、”THE COLOR OF MUSIC, THE SHAPE OF MUSIC 音のいろ、音のかたち〜現代おんがくはスペクタクルの夢をみるか〜”を観て衝撃を受けたので、この気持ちを整理するため、PCに向かってみる。

観た直後の私の感想の語彙力の無さが悲しいが、正直このツイートをするのが精一杯だったレベルの衝撃だった。

ちなみに、菅野さん

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音楽とデザインを考える会で刺される

音楽とデザインを考える会で刺される

昨日、asunone編集長の明日梨さん(@s2azurin)主催イベント「音楽とデザインを考える会」に参加してきて、インプットの量に溺れてしまいそうなので、振り返りながら私がグサグサ個人的に刺されたポイントとモヤモヤとしたお悩みのようなものを共有させてください。(刺されたのは精神的にね)

LTと呼ばれる5分程度のミニプレゼンが6本あり、当日鬼のようにツイートを流したので、それを元に。ちょっとズボ

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きみとせかいをどう創るか

先日のラスト普門館音楽隊のオフ会の後、運営の方と「一緒に何かまたしたいですね」とお話ししている中で、私は吹奏楽を通して、音楽を通して何をしてみたいかを悶々と考えていた。

そんな中、最所さん(@qzqrnl)さんの世界観に関する記事が目に止まった。

”世界観”を共に創る。これだと思った。

ラスト普門館音楽隊の世界観は、私が何もせずとも40数年の歴史を経て、方南町にすでに用意されていた。世代、出

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小さな夢の国を作れるか

小さな夢の国を作れるか

私は、オタクとまではいかないものの、それなりのディズニーランド好きで、たまに「何がそんなにいいの?」という質問を受ける。

そんな時は、「気持ち悪いくらいの世界観の作り方」というようにしている。

一時期、テーマパーク関係に従事していたこともあり、ゲストと裏方の双方を見ているのだが、ハード・ソフト両方のその世界観の作り込みへの執着がとても面白い。

ディズニーランドでの1日を想像するディズニーラン

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普門館と宝島とはじめの一歩

上京して3年目、平成最後と言われながらも、特別なこともなく過ごしていた2018年夏。私の目に、twitterで流れてきたある記事がとまりました。

中学から10年以上、ブランクはありながらも吹奏楽を続けてきた私も、一度も足を踏み入れたことがない場所。それでも吹奏楽の甲子園ともいうべき普門館が開放されると知った時、そして楽器を持ち込んで自由に演奏していいと知った時、わくわく感と共に、何か特別で二度と

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