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旅の記録 1908UK TRIP-27年ぶりの故郷?

この電車は、TFLといって、Transport for Londonの略だそうです。そのまんまやん。

Heathrow Airportで、「Heathrow expressじゃなくていいの?」と駅のスタッフみたいな人に3回くらい聞かれながら、ホームのベンチで出発を20分待って乗り込みました。

そう、今日からイギリスにやってきました。

ヒースロー空港からロンドン市内には、ヒースローエクスプレスと言うちょっぱやな電車(NEXみたいなやつ)があるんですが、22ポンドもするんですよ。高っ。NEXもそのくらいか。だったらJRの鈍行で行くわ、みたいな感じで。空港に着いたのが早朝で、しかも平日で、どうせ早く市内に行っても特に何も開いていないので、貧乏旅行のわたしは10ポンドで乗れるTFLにしました。バスでもよかったんだけどね。しかし結構これが快適で、30分もせずパディントン駅に到着。全然いいじゃん。

わたしがイギリスに来るのはたしか27年ぶりくらいです。父がイギリスが大好きで(理由は知らない)、小学生の頃に連れてきてもらったのです。そのあと、どういうわけだか、父は突然?仕事をやめて、イギリスに引っ越してしまったこともありました。わたしが中学生くらいの頃です。

多感な時期、学校でもいろいろあって、自分のことももうよくわからない混乱っぷりだったわたしは、(たぶんそんなことはないんだろうけど)気付いたらなぜかそういえば父が家にいなくて、いつの間にかイギリスに住んでいたという感じです。The自由人。蛙の子は蛙ってよく言ったもんだなぁ。

人生を謳歌せよ

決してそんな仰々しいことをわたしに言ってきたりはしないけれど、うちの親はわかりやすくそれを自分の人生においてやって見せてくれる人です。そんな環境で育ったら、否応無くそう思うしかないですよね。

さて話は戻って、イギリスはたぶん3回くらい来たことがある気がします。いや、2回かな。日本で平凡に生きている小中学生の日々に1〜2週間くらいの海外生活が飛び込んでくるなんて濃厚すぎて、それはそれは記憶に強く刻まれていて、8歳くらいの鮮明に思い出せる記憶といえばイギリスのことと掃除当番を押し付けられて喧嘩したことくらいと言ってもいいほどです。

わたしにとっては、思い入れのある国、それがイギリスです。

27年もたったけど、その頃から身長はほとんど伸びていない気がします。旅の格好はこんな感じ。海外に行くとまるで子供です。

荷物が増えれば最悪捨てても良いTシャツ、軽くてリラックスできて速乾でとにかく履き心地が良いHoudiniのSwift pants、ルナサンダルにorenoの靴下(シューズは預け荷物の中)、今回は赤いシューズに合わせてAnswer4のサコッシュ、前ポケットのあるバックパックTNFのFP25、ボサボサの髪の毛。

フライトは5時間+13時間。キャセイパシフィックで香港乗り換え。ヨーロッパへ行くときはLCCよりもフルサービス。疲れるし、ロストバゲージしたくないからね。最近飛行機によく乗るもんだから、5時間も13時間もあっという間。えっ、もう着いちゃうの?と言う感じでした。

もしかすると、食って飲んで寝て自然と戯れること以外に趣味のない女だと思われているかもしれませんが、昔から映画が好きで、エンターテイメントが充実している航空会社のフライトは大好物です。

おかげで時差ボケ調整をしなきゃいけないって言うのに、映画を見たり仕事をしたりしてまんまと体内時計は日本のまま。今この瞬間もカフェでキーを叩きながらなんだか頭がクラクラします。ほぼ徹夜じゃ。

とりあえずチェックインしてベッドで昼間から寝呆けたりしないように、今日は仕事(PC)片手に街に繰り出します。アウトドア&ランニングショップ周りも仕事のうちですよ。いやしかし、英語圏って最高だね。何がって、書いてあることがだいたいわかるしなんとなくで読めるっていう。英語は全然話せない日本のおばちゃんなんだけど、一応英語教育は受けているわけじゃないですか。その乏しい英語力でも多少は理解できる言語ってだけで本当にありがたい。フランスだとかスペインだとかスイスだとか全然わからないんだもの。香港もインドネシアもわからなかった。よくそんなところに行ってたなと英語圏に来て思う。今更かよ。

ところで、何しに来たって?
それはまた次回。

旅の記録を今日から(できれば)毎日ちょくちょくUPしたいと思います。じっくり書くのも良いけれど、瞬間の感情や出来事を書いてみるのもいいかなって。



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