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#59 中級者は学ぶ人から使う人に!3つのサイクルで実践英語にする

みなさんにはこのような経験がありませんか。
あれだけ英語を勉強したのに…
①(先生でない)外国人の英語が全く聞き取れない
②チャット・メールの内容でさえ自信をもって理解できない
③頭の中では文章が作れるのに、いざとなったら口に出せない

ある程度勉強してきた人でこのことを経験していない人は、恐らくいないのではないでしょうか。
もちろん、私も経験者です。

試行錯誤した結果、英語の勉強をやめたことで、この3つの悩みが打破されたのです!

今日は、そのお話を書きたいと思います。

サイクル1:好きなことは何ですか

一時的なブームで良いので、今、気になっていることはありますか。
もちろん確固たる趣味・好きなことや
英語ができるようになったら、何をしたいか目的がある人はそれでOK!

私の場合は、最近G7で来日された世界のリーダーとその配偶者のインスタをチェックするのを楽しんでいました。(でも政治が特に好きなわけではないので一時的なブームで終わるでしょう…)

異文化が大好きなので、例えば在米インド人著者の本を読むのも大好きです。インドの文化や食べ物の話は好奇心が満たされるのです。

目的は、海外の方にも受け入れてもらえるようなことを仕事をしたいですね。

どれかひとつあればよいので、普段の自分をよく思い出してみてください。
そして、それを日本語でしている方法で英語で情報収集します。

日本語でいつもSNSから情報収集する人はその方法で。
音声や動画でする人は、英語でも同じ方法にします。

大事なのはここで、英語になった途端に普段しない方法で収集するのはNG!日本語でしない習慣を英語でするのは続きません。

音声で情報収集していて、わからないところを字幕で確認するのは良いですが、根本から方法を変えないのがポイントです。

サイクル2:サイクル1でわからなかったことを調べる

単語や文法、言い回しなどわからないことをチェックします。
今はインターネットが何でも教えてくれますし、
どうしても掲載されていなければ、知恵袋など質問する場所もあります。

ここで大事なのは、アクティブラーニングであること。
自分で調べて、自分で質問することが大切。

机に座って教えてもらう勉強は今、英語に限らず見直されていますよね。

次に大事なのは、全てを調べようとしないこと。
このことがわからないとさっぱり何の話をしているかわからない。
その部分だけを調べます。

なぜなら、全部調べていたら、わからなさの多さにつまらなくなる。
そして実際、日本語でも全部わかっているということはありません。
話の流れや知識の蓄積でなんとなく全体を理解しているものです。

「わからなくても、何とか理解する訓練を英語でする」ことは、実践英語にものすごく大切な訓練です。

サイクル3:実践して、サイクル2に戻る

実践するとなると、話すことに注力しがちですが、
お料理をするのが好きで、こんな料理を作ってみないな。
というレシピがあるとします。
その場合、サイクル1→2を経て、実際に作ってみることも実践です。

普段の生活で英語を使う人がしていることと同じことをするのが実践です。

もちろん、オンライン英会話やスクールで話すのも実践の場です。
ただ中級者以上になったら先生ではなく、できるだけ、実践の場に入ることをお勧めします。

その際は、必ずサークル1の内容でコミュニティに参加します。
大切なのは、今回ついていけなくても、次はもう少しマシになっていればOK!という前向きな気持ち。

次に大切なのは、私は英語ができません。と言わない強さを持つこと。
英語ができるようになるには、この段階を超えることです。

どのくらいできて・できないかはコミュニケーションを取ればわかります。
上手でなくても一生懸命ついていこうとしていれば、伝わります。

余計なことを言って、自分の成長のチャンスを摘まないことです。
(でもね、言いたくなる気持ちすーっごくわかります。)

この段階を超えたら、格段に成長するので、英語が当たり前に話せる人の中で発言する恐怖を乗り越えてくださいね。

まとめ

英語の勉強をするのではなく、自分の興味を英語で取得する。
もうこれしかないと思いました。

この人素敵だな、と思ったらインスタチェック!
この歌が歌えたらと思ったらチェック!

子供でも同じですよね。
トーマス好きな子がトーマスを見て、セリフの真似をする。

確かに単語帳で一気に単語を覚えた方が単語量は増えます。
でもテストが終わって忘れていては、テストのためにしか活用できません。

それが目的であればもちろん良いのですが、多くの方が実践の場で聞けない・話せない・読めないで悩んでいます。

少し視野を広げて、焦らないで着実に。
そうした方が、知識もつくし、人間関係も広がりました。

最後に、この3つのサイクルを1週間・1ヶ月に組み込むこと!
土日は興味を探す日。
月火は興味を英語で見てみる日。
水木はわからないところを調べる日。
金は実践の日。

教育自体の考え方が変わろうとしている今、英語も同じかなと思います。
焦らずじっくり学ぶ。時代にあった方法でHappy learning!
一緒に楽しみましょう!

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