今回は新幹線で現在開通している区間、鹿児島中央駅から新函館北斗駅まで新幹線で移動した時の事を書いていきます。私としては最長の休みとなる、年末年始の休暇で３泊４日の旅です。目的はまだ行ったことのない鹿児島への観光と日本を新幹線で縦断するということです。

１日目（鹿児島空港・霧島神宮）

サービス業の憂鬱により１２月３１日のお昼まで働いた後、新幹線と電車を乗り継ぎ神戸空港へと向かいます。
神戸空港から鹿児島空港へはスカイマークの飛行機が運航しており、ＡＮＡやＪＡＬよりも費用を抑えられる上、伊丹空港よりも神戸の方が近いのも嬉しいポイントとなります。
スカイマークはコスパが素晴らしく非常にお勧めです。

鹿児島空港には夜に到着、レンタカーを借りて佐多岬を目指すためひたすら南下していく予定ですが、その前に１件だけ寄り道をします。

年末年始ということで霧島神宮にお参りに行きます。
元旦になると人で溢れかえってしまいますので、大みそかに済ませてしまうのが私流でございます。それは初詣ではないじゃないかというご意見もあると思います・・・
全くその通りで異論ありません。しかし、お祭り前の屋台の用意の雰囲気や人の少ない境内、これも何とも言えない風情があり魅力があるのも確かだと思います。

霧島新宮から車で移動すること約７０キロ鹿屋市という所にあるホテルさつき苑に今夜は宿泊します。

２日目（佐多岬・桜島・いおワールド・仙厳園・白くまかき氷）

早朝に起床し、佐多岬までの道のり約６０キロをひたすら南へと車を走らせます。展望台手前の駐車場に車を止めると、元旦ということもありそれなりに混雑しています。
駐車場から歩いて岬へ向かうとき、最初にトンネルを通り抜けるのですが、これがちょっと不気味な感じです。
岬に着くと視界も開けて絶景が広がります。

遊歩道の途中になぜか神社があったので友達におみくじをお土産として購入、これも年末年始旅の恒例行事だったりします。

初日の出ならぬ初お日様に手を合わせたら、次は桜島へと向かいます。
桜島はなんといっても火山ですね、駐車場に車を止めると本当に火山灰がいくらか溜まっており、実際に見ると妙に現実感があり怖さを感じます。

道の走りやすさ、景色の良さは一級品、その他長渕剛を模したようなモニュメントもあり、剛ファンにはとっては訪問必須の聖地なのでしょう。

桜島から市内へは桜島フェリーで移動となります。
運航便数は多いうえ運賃も安く、乗船時間もわずか１５分程度ですむという悪い所が1つもないので利用するのがベストだと思います。

フェリーは岡山から香川に移動する便にしか基本乗ったことがなかったので、船の大きさや、乗船までの過程がとてもスムーズなことに驚きです。

短いクルーズを終えると、そこはもう鹿児島市内中心部のすぐ近くに到着です。
新幹線の時間までまだ余裕があるので、少し観光をしていきます。まずはいおワールドかごしま水族館を訪問、海のすぐ近くにある！ということぐらいしか記憶にないです。オーソドックスな水族館だったと思います。

続いては仙厳園へ、この日は天気に恵まれ晴れた空と綺麗な庭園をゆるりと楽しみます。正月ということで着物姿の方もちらほらいらっしゃいます。庭園の雰囲気に非常にマッチしていて日本を感じられます。

そして鹿児島最後のスポットは天文館むじゃきです。そう、かの有名な白くまかき氷の発祥の店でございます。
味は様々なバリエーションがあるのですが、今回はスタンダードな味を選択します。
最高に美味！甘い！甘党にはかなり響きます。

私としては大満足ですが、これは甘いのが苦手な人には結構きついのではないか？などと思いながらぺろりと完食です。
今度来ることがあれば他の味に挑戦してみたいですね。

さて、程よく鹿児島を満喫したところで、メインイベントの新幹線に乗り込むために鹿児島中央駅に向かいます。

余談ですが今回の旅、本来は岡山駅からはサンライズに乗り、東京駅まで移動する予定でした。
しかし、１か月前の発売日に切符を購入しに行きましたが、年末年始という繁忙期であったのと、岡山駅のみどりの窓口が混雑しており１０時から遅れてしまったため、残念なことに全席売り切れており、行程を全て新幹線に変更したという流れになりました。

鹿児島中央駅１６：３２発みずほに乗り込みます。みずほは新大阪駅まで乗車します。フットレストに足を置き、日が暮れていく外を眺めていると岡山駅に到着、昨日出発した地に再び戻ってきました。
「ただいま」「行ってきます」と心の中で軽く挨拶をし、気づけば新大阪駅に到着です。２０：４０発のぞみに乗り継ぎ東京駅を目指します。２３：１１東京駅着、いい時間です。

今日の移動はここまで、明日は始発に乗って出発なのでそそくさとホテルへと移動して１泊となります。

後編へつづく・・・