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皐月賞。ブライアンズタイム。

生きていると、
あれ何だったんだろうと振り返る不思議な時間がある。

皐月賞の頃になると今でも必ずと言っていいほど思い出すのが、
渋谷ウインズで見知らぬ男性に声をかけられたことだ。

顔などの外見は覚えていないけど、
当時の自分より、年上で背が低かったのだけ思いだせる。

その人が私に聞いてきたことは(これもすごく正確には思い出せないが)、
「ブライアンズタイム5頭のボックス買いたいんだけど(教えてくれない?)。」

もちろん私は快く教えた。
今思うと”ブライアンズタイム”を知っているのに馬連ボックス馬券の買い方を知らないのは、ちょっとだけ不思議に感じなくもないが、教えた。

さて、結果はというと
この馬券は100円で5万円以上の万馬券となった。
多分だけど、その男性は1点あたり500円買っていたように記憶している。

大西騎手を背にしたサニーブライアンが最初に決勝線をまたぎ、
シルクライトニングが2位入線した瞬間を脳裏に浮かべると、
悔しい気持ちがちょっと(ちょっとでも買っとけば良かった!)、
でも未だにこうゆうふうに振り返れる不思議ないい思い出です。

もし皆さんも同じような経験をされたら、
ほんの少しでもノってみるのもいいんじゃないでしょうか。



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