エモリモエ

不定期更新中。 諸々、少々調整中

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マガジン

  • これ観たよ

    展示会とかのお出掛けログ。

  • 短編小説

    ジャンルいろいろ。 よそでは発表できないのにウッカリ書いちゃった短編小説をこっそり載せておく場所として機能していきます。 なので、ときどき気まぐれ更新な感じで。 『 リリア』2019年1月28日~2月3日、川口リリアのギャラリーで開催の水彩展「something blue」で、一部展示発表作品の全文。展示会と同じく「青い花」をモチーフにした恋愛小説。 『 死者の婚礼』は「聊斎志異」に取材した死姦物。死は不条理なものであり、因習は不条理を上塗りする。 『 人類と人魚の歴史』は人魚の生態と、人と人魚の関わりについて。進化論系のSF偽史。

  • タスタマ///+珠

    石のお話。 ブレーンストーミング的な。 つまり、作品は掲載いたしません。 デザインのアイデアに至る前段階のぐるぐるや、素材についての話をする場所として機能させたいと思っています。

  • フランス革命

    コラム。 娯楽として綴る「フランス革命」です。 家族を介護していた時。 なにかと制約はあったけれど、わくわくできることがないと自分が死んじゃう!と思って。 それまでの守備範囲からは一番遠いと思われた「フランス革命」を調べ始めたのですが。 あまりにもヘナチョコ。 あまりにも感情的で、あまりにも理解不能な事件が多すぎるので。 わくわくを通り越して、ビックリどひゃーッとなってしまいまして。 面白さに黙っていられなくなった次第です。 時に遭遇してしまう不条理を俯瞰するためにも、人権についてマジメに考えてみよう・・・と思っていたにも関わらず。 驚愕の面白エピソードのオンパレードに、(」゚Д゚)うお!!ッと叫び。 知らずあふれる妄想をそっと(?)綴るというような。 まあ、そういったような趣旨のコラムです。 ちなみに、調べていた時の環境が環境だったので、医療関係のネタが多めになっております。

最近の記事

円了先生の幽霊と天狗を観てきました

中野区の歴史民俗資料館で哲学堂の天狗像と幽霊像のオリジナルを観てきました。 特別展示ブース、めっちゃ暗くてムードありあり(*゚∀゚人゚∀゚*)♪ どちらも暗いところで見るとドキドキする像でした。 そして、その足で哲学堂公園にGO! 初めて来ましたが、たいへん美しく、面白い。 井上円了ワールド炸裂のテーマパークでございます。 円了は怪奇物を好きな日本人の心の師匠でございますから。 たいへん満足度の高い休日散歩となりました。

    • 旧田中邸、端午の飾りを見てきました

      コロナ禍とはいえ、せっかくのGW。 人混みを避け、いかに大勢の逆張りをして楽しむか、という新しいゲームがもっかのトレンドでございます。 皆が行かない名所というのは意外にあって、例えば、世間には国指定重要文化財が溢れていますが、人気のスポットは限られていたりします。 人がいない名所、あると思います。 そんなわけで。 今回行ってきた旧田中邸は埼玉県川口の名士だった味噌作りの商家です。商用に使われていた洋館とその後に増築した和式の母屋が合体した和洋折衷の珍しい建築で、たいそう見ご

      • 「クセ字コンテスト」の発表会に行ってきました

        いやはや、いい企画だと思います。 「クセ字コンテスト」 字がヘタだから手書き文字は書きたくないのよう・・・・という同類諸氏よ。 勇気をもらいに出かけようではあーりませんか! というわけで。 友人が出品したよっ、と言うので。 自分、ぽちぽちついてって見てきましたのでございますよ。 会場はこんな感じでした。 このなかに友人の作品もありますのでございます。きゃっ。 ・・・まあね。 そうはいっても、ヘタ字コンテストじゃないので、基本、みんな下手というわけではなく。

        • 押し花のトランプ原画展『QUADRILLE』

          「押し花をするひとmoriaki」の個展が明日2022年4月4日から9日まで神田の木ノ葉画廊(http://www.konoha-g.jp)で開催します。 押し花で作ったトランプの発売と、その原画の展示会です。 前日搬入に参りまして、あれこれ写真を撮ってきましたのでご報告しちゃいますよ。 そもそも。 「押し花のトランプで7並べとかしたら絶対たのしい!」と思いついた時に「コロナ禍でひまだったから作っちゃった」と、moriaki。2年がかりで作ったので「ついでに個展をすることに

        円了先生の幽霊と天狗を観てきました

        マガジン

        • これ観たよ
          19本
        • 短編小説
          4本
        • タスタマ///+珠
          11本
        • フランス革命
          27本

        記事

          花の絵の展示会「20,95%」~ボンド絵について聞きました

          世の中には面白いことをやる人がいるものでございます。 もちろん。 友人の欲目というものはございましょうが。 現在、埼玉県川口リリアで開催中の花の絵の展示会「20,95%」を出展中のremaさんも、まことに面白いことをする人です。 とりもなおさず。 ↓まずは作品をご覧いただきましょう↓ (「蓮」作品一部) いかがでしょう。 ちょっと不思議な感じがしませんか? ご自分でも絵を描かれている方には特に違和感があると思います。 油絵っぽくはあるものの。 パッと見、画材が何である

          花の絵の展示会「20,95%」~ボンド絵について聞きました

          『ミイラ 「永遠の生命」を求めて』を観てきました

          カトリックの司教はエジプトのミイラに劣る。ミイラは死んでいるからこそいきいきと過去への崇高な思念に耽る。(『眩暈』エリアス・カネッティ) ちょうど、今読んでいる本だったので引用してみました。 ・・・が、そーいうお話ではなくって! 世界のミイラ大集合!! そう、上野公園が大変なことになっておりますのでございます! まあ、もう。 こんなにたくさんのミイラをいっぺんに見たのははじめて(。ˇ艸ˇ)です。 なんと申しましても。 今回の『ミイラ展』は、トーハクじゃなくてカハクがや

          『ミイラ 「永遠の生命」を求めて』を観てきました

          ニイゼロキューゴー

          「ニイゼロキューゴー」 わたしたちと あなたたちは 呼吸している わたしたちは 酸素を吸って 二酸化炭素を吐き あなたたちは 二酸化炭素を吸って 酸素を吐いている わたしたちの 星の 大気は 何故か 酸素を20,95%に保ち続けているけれど それは わたしたちと あなたたちの 呼吸が 何故か つり合っているからかもしれない 20,95 わたしたちの 星のそれが 均衡を 保っている 理由は いまだ 解明されては いないのだけれど どうしてかは 分からないのに 飛行機が 空

          ニイゼロキューゴー

          化石珊瑚

          化石珊瑚は、珊瑚が石英化したものです。 オーシャンコーラルとかフィッシュコーラルとか呼んでいる販売店もあります。 個人的には、珊瑚ってだけでもときめくのに。 石化してるなんて、ドキドキです。 化石としてはさほど珍しくない化石珊瑚ですから、経済的価値はさほどではなく。 石のセールにありがちな抱き合わせ販売でオマケな感じに入手したものですが。 とにかく発色が綺麗で気に入っている石です。 たぶん、ずっと手元に置く。 少なくとも、しばらくは手元に置くと思うので、ここにあげてみま

          石英系の石のまとめ(忘れてしまう私のためのメモ)

          二酸化珪素(SiO2)で構成された石は、仲間がいっぱいあります。 これらは大まかに結晶のサイズの違いでクォーツ系と瑪瑙系の二種類に分けられます。 *地中深くで高結晶する石。顕晶質、つまり目に見える大きさに結晶したものが「クォーツ」 そのなかで、 ・「水晶」結晶の形のあるもの ・「石英」結晶を残さず塊状になっているもの *比較的地中の浅い場所、低温で作られた石。潜晶質、微細な粒状な構造を持つものが「瑪瑙」 そのなかで、 ・「玉髄」「カーネリアン」半透明、模様のないもの ・

          石英系の石のまとめ(忘れてしまう私のためのメモ)

          ずっと待っていた石

          写真のルチルクォーツ。 なぜかパッケージ用品の隙間から、発掘された不思議な石。 じつは。 ちょうど先月の今頃。 クリスマス用のパッケージを考えていた時に、ありものの箱とかを漁っていたところ、偶然に発見しまして。 ななな(」゚Д゚)」ナゼ────!!こんなところに?! と、驚愕したシロモノ。 自分のだらしなさに愕然としたわけですが。 かてて加えて、買った記憶も記録もないという、記憶力の低下も目の前に突きつけられたという・・・。 なんと恐ろしいお話でしょう(号泣)。 こう

          ずっと待っていた石

          鮭っぽい石//おにぎり食べたい

          すごーく昔に、少量使用して、その残りをキレイさっぱり仕舞い忘れていたもの。 年末だし、在庫整理をしていて発掘しました。 サードオニキスとして売られていたみたい(記憶にないけど、そういう風に書いてある)だけど、残ってた値札の値段的にも、もしかしたら違うかも? サードオニキスは瑪瑙の一種ですけど。 瑪瑙と呼ぶには、半透明というほど透明度がない粒も多いみたいに思われます。 天然石屋さんでは、結構そういうことあります。 おそらく綺麗なところは既に使っちゃった残りだから、ということも

          鮭っぽい石//おにぎり食べたい

          古代の貝、オーソセラス

          これまた、ついウッカリ購入してしまったもので、オーソセラスの化石です。 ルースにできるように、穿孔済。 カッコイイし、なにかしらのアクセサリーにデザインできるかな? と思っているのですが。 業界的にはアミュレット(お守り)っぽい扱いでしか出回っていないみたいなことに気づいてしまって。 そうしたら、ちょっとばかり迷いが出てしまいましてね。 そのまま半年くらい眺めて暮らしています。 だって。 どうやら女子ウケが悪いんですよ。 「虫っぽい」って。 虫の何が悪いんだって話でもある

          古代の貝、オーソセラス

          綺麗な真珠はずる過ぎる

          あんまりカッコイイので買ってしまったケシのクレオ。 淡水パールです。 でも、帰って冷静になったら。 こんなにカッコ良い真珠に、アタクシ如きがこれ以上なにを差し引きできるんだろう? と思われてきて。 何も出来なくなってしまったのです。 繋いだのをグルッと円形に置いただけで、この感じ。 ステキ過ぎる。 ああ、自然の造形って凄いなあ(๑´ㅂ`๑)♡*.+と、つくづく。 これにはかなわないので。 おそらくこのまま素直に首飾りをつくることになるとは思うのですが。 とりあえず。

          綺麗な真珠はずる過ぎる

          『周期表の歴史と日本の元素研究』を見てきました

          まず、大前提といたしまして。 幼少のみぎりより、たいそう記憶力が悪いのでございます。 そのうえ、受験勉強をスルーしております。 結果。 著しく基礎学力の劣ったオトナに成長、いまに至っておりまして。 自慢じゃないですが、あたくし、周期表を覚えてません。 そもそも。 覚えようと思ったこともないと思われます・・・(^・ェ・^) しかしながら。 周期表を眺めるのは、結構好きなのであります。 自分にとって周期表を見ることは、きちんと整理された本棚を眺めるのと似ています。 だって、

          『周期表の歴史と日本の元素研究』を見てきました

          『絵本でめぐる生命の旅』展を観てきました

          絵本を片手に博物館に行こう、っていうコンセプトがステキじゃない? と思って、行ってまいりました『絵本でめぐる生命の旅』。 そろそろ冬休みですけど。 子供とのお出かけにピッタリ。 幼い時にこんな展示会に連れて行ってもらえる子は幸せだと思います。 予想通りに可愛くて。 見せ方が分かりやすい展示ですが。 予想以上にシッカリ進化論を説明してくれているので、パパママたちも普通に一緒に楽しめるんじゃないかな。 ただし。 年末年始は混みそうですから、覚悟は必要な気はいたします=^・ω

          『絵本でめぐる生命の旅』展を観てきました

          嘘つきと決めつけないで、むしろ化粧の上手さを誉めて欲しい

          瑪瑙と石英の境界線のところ。 それをグリーンで染めてあるので、石英部分がよく見える、そういう石です。 自分は単純に「面白いねえ」と思って、お客さんのところに持っていったんですが。 「こういう本物じゃないのは、うちではちょっと・・・」と言われて引き上げてきたまま。 我が家で打ち捨てられている可哀想なヤツです。 「おまえが悪いんじゃないよ。 マッチングに失敗しただけなんだから。 いつかきっとおまえの良さを分かってくれる人が現れるサ」 グラス片手に夜は更けるのであります。

          嘘つきと決めつけないで、むしろ化粧の上手さを誉めて欲しい