わかりやすい文章の書き方

わかりやすい文章はステキだ。みんな書けばいいのに。
そう思ったので、わかりやすい文章を書くためのワークショップを開催した。

集まったのは「感性デザイン部」のメンバー他数名。

この記事では簡単なレポートと共に、わかりやすい文章のためのTipsを紹介していこう。

ワークショップで表示したスライド

資料はこれ。

スマホならば、こちらが見やすい。

今回のTipsは、以下の三つ。

「が」で前後を繋ぐな
「させていただくオバケ」になるな
何回も言わんでいい

(ここから先はみんなの回答例をガンガン乗せていく。演習問題に興味がある方には、先にスライドを見ることをオススメする。)

ではいく。


「が」で前後を繋ぐな

「が」はマジでやばい。特にやばいのが、こういう用法。

彼は、顔もいい性格もいい。(順接の接続助詞)

いやいやいやいや。なんで「が」って言ったの。逆説かと思うじゃん。
順接ならこう書こうよ。

彼は、顔もいいし性格もいい。

……っていうのが、「が」を撲滅するためのライフハックだ。ワークショップでは実際に、以下の文章を校正しながら、「が」のヤバさについて分かち合った。

例えば、この一文。

朝礼は午前11時に始まる、その時は全社員が参加する。

以下のように整理する。

朝礼は午前11時に始まり、全社員が参加する。

うん、スッキリした。前後関係がクリアになった。
意識的に「が」を避けるだけでも、わかりやすい文章に近づく。


「させていただくオバケ」になるな

思考停止のクソ敬語、「させていただく」。
めちゃくちゃ読みにくいし、多発されるとムカつく。

「させていただく」が出現したら、他の書き方を探すようにしよう。

する
します
いたします

のように書き換えるだけで、「誰が・何をしたか」が見えやすくなる。


何回も言わんでいい

文章を書き慣れている人でも陥りやすいのがこれ。気持ちよく書けている感じがするときは、繰り返しちゃってる可能性がある。

「何回も言わんでいい」を合言葉に、スリムな文章を書くクセをつけたい。


では最後に、メンバーたちの名回答をご紹介しよう。

スーパーアルバイト・Nちゃんの場合

とってもクールなNちゃん。
彼女に、「うざい繰り返しの文章」を書いてもらった。

怖い。なんなのこの人。明日なにがあるの
で、一言でいうと、こう。

口調がぜんぜん違うのも怖い。


ラッパー・文園さんの場合

ラッパーに、「うざい繰り返しの文章」を書いてもらった。

あ、これはクセになるやつだ。
読んでいると独特の心地よさがある。……で、

こういう意味だったらしい。
すごいね! 全然わからなかったよ!! 繰り返しってすごい!!!


エンジニア・Sさんの場合

まずは、「うざい繰り返し」。


実にきれいな回答だ。
ミニマムな構成で、効率的に読者をイラっとさせている。
で、一言でいうと……こう。

なんだろう、悪意を感じる。


話を聞いていない人たちシリーズ

わたしたちはとてもパンクな集団である。
与えられた課題をただ生真面目に打ち返したりはしない。
狙うのはいつも、回答の向こう側。わかりやすさなんてクソ食らえである。

そういうわけで、ここからは、ファシリテーターの意図からはみ出した回答をご紹介したい。

とてもパンクなギタリスト・大島さんの回答はこちら。

えっと、「繰り返しの文章」って問題だったんだけどぜんぜん繰り返す気ないよね。で、

これ絶対自分が言われたことでしょ。
なんてコメントしていいかわからなかったよ!


お次は、とてもパンクなプロデューサー・Sさん。回答はこちら。

※この回答についてはコメントを控えさせていただく


最後は、プランナーであるエルアッサーさんの回答。

すごい、この人もぜんぜん繰り返す気がない。「やばいよね」っていう最後のセリフは自己紹介か?

しかも、一言にすると、こう。

なんでそのシチュエーションを選んだの。

以上、わかりやすさの向こう側にいる戦士たちの回答をご紹介した。

ワークショップのレポートは、これでおしまい。
また気が向いたら開催するので、読んでね。

ごきげんよう。

(岡田麻沙)

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