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はじめに言葉の音ありき|トールキン/旅の始まり

言わずと知れた「指輪の物語」作者の、一連の作品が生まれるまでの人生ドキュメンタリ。

ロード・オブ・ザ・リングはWOWOWで一応観るには観てるんです、、が、
元が大作なだけあって映画はあんまり馴染めませんでした。
コレはおそらく原作「指輪物語」をきちんと読んだ方がいいんだろうなぁ...という状態からの本作。
「指輪物語」も実はよくわかってない上に、そもそもトールキンという人物をよく知らない。ので幕前にWikipediaですが軽く予習してから臨みました。

出生地はアフリカだったのか。。オレンジ共和国なる国があったというのは初めて知ったし。

さて。

はじめに言葉の音ありき。でもその根底には、生きて現実を目の当たりにしていく中、直接目にしたものから浮かび上がる情景があって、さらにそれがどんな「音」で表されるのかという探求があって、それがとてもしっくりきました。うろ覚えの映画の景色のメイキングが見えたというか。
作者の人生観と一連のトールキン作品群の世界はこうやって繋がったんだと

大変よろしゅうございました。
指輪物語を読むための準備ができた。←で読むのか?道のり遠いぞ...

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筆者が音楽情報科学の研究者なので、音楽・サウンド周りの表現・演出の視点で書くことが多いです。まずは継続執筆を目指しているので、当面はほぼ全文が無料エリアですが、音楽・サウンド表現についての話を読みたい方はぜひ購読の上、ご自身の参考になさってください。

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