「無駄美人」と、タイプ9およびタイプ3の話

この前、ちはやふるの主人公をタイプ9と書いたのですが、
主人公が「無駄美人」と言われていたのを思いだしたので、
タイプ9と「無駄美人」で書いてみたいと思います。

私の知っているタイプ9の女性で、小太りしていて、飄々とした性格のかたが一人いるのですが、
あるとき、その横顔をなんとなく見ていて、その人が実は美人であったことに気が付いたことがあります。

よく見ると、「女優さんにこういう顔の人がいたな」という感じなのです。

いつもは、その態度と、体型と、顔もふっくらしているのと、本人が不快を感じたときのデフォルメしたような表情から、美人なんて思わなかったのですが、
よく見ると素材が良いことに気が付きました。

それで、「この人がタイプ3ならば、その素材を余すこと無く使ったであろうに」という感想を持ってしまいました。

別にタイプ9というわけでもありませんが、
タイプ3のように周りからの賞賛を必要とする性格タイプでも無い、タイプ3以外の性格タイプであれば、
素材が良くても、その資質を賞賛を得るために磨くことも無かったりするわけです。
そんなに頑張ることも無いわけです。

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ(遙 洋子)』
という本の中では、化粧気の無い東大生が著者に化粧のイロハを聞く場面があります。興味や関心があっても、化粧がよく分からない女子東大生が出てきます。
たぶん、今まで生きて来た中での優先順位で、化粧を後回しにしていて、化粧を学ぶキッカケを逃してしまったのでしょう。

これが、タイプ3なら、より賞賛を得たいので、化粧に無関心というわけにもいかないでしょう。
そして、自分の容姿に何か賞賛を得る資質があれば、それに素早く気が付き最大限に活かすことだろうと思います。

これを書きながら思ったのですが、
タイプ3は資質をより効果的に表現するために『演技者(ヘレン・パーマー)』なんて言われているのかも知れません。

この話は、人へ与える印象を常日頃意識しているかという話で、より厳密に言えば無意識なときでも敏感に感じ取っているかという話です。
これが、その人が「無駄美人」になるかどうかを決定するということです。


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