俳優・石坂浩二の性格タイプ
前回の最後で少し触れていた、
俳優・石坂浩二(いしざか こうじ)さんの性格タイプを書いてみたいと思います。
『石坂浩二 追究し続け60年超…プラモデルは人生賛歌― スポニチ Sponichi Annex 芸能』
を引用しながら説明します。
プラモデルとの出合いは高校時代。当時主流の木製模型にない、透明のパーツに心引かれると、すぐ奥深い世界に魅了された。
「不思議なもので、実機をそのまま縮小すると実物らしくならない。だからプラモデルは、(略)
プラモデル以外にも多趣味で知られる。料理は、カレーをスパイスから調合する腕前。絵画は東郷青児氏の手ほどきをうけ、二科展入賞経験も。「どれも極めてなんかないですけど、極めていく方向には向かっている」と自身の傾向を語る。
数学も好き。素数って、ありますよね。今や二十何兆ケタまで探されているが、その法則性にたどり着いた人は誰もいない。こういう好奇心にひっかかるものを、長年忘れず突き詰めている」
「極めていく方向には向かっている」性格タイプとくればタイプ5ですね。
エニアグラムのタイプ5は、『考える人(ドン・リチャード・リソ)』『傍観者(ヘレン・パーマー)』『観察者(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプ。
多趣味なところは、『万能選手(ドン・リチャード・リソ)』『快楽主義者(ヘレン・パーマー)』『冒険者(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われるタイプ7を思わせますが、タイプ7は、楽しさを求めて広がっていく感じで、極めていく方向では無いのですよね。
※タイプ7の一例として『ウエンツ瑛士』
『統合と分裂』を意識して見てみると、石坂さんは、
「分裂の影響が出ているタイプ5」か
「統合に進んでいるタイプ7」か
どちらかになるのでしょうが、
この世の中は、ストレスフルな世の中なので、私は石坂さんをタイプ5と見ます。
※似た傾向のある3つのタイプの話『タイプ5と「能力」、タイプ3と「能力」、タイプ8と「能力」』
あと、
ここでタイプ5として見る場合、重要なのは、「好奇心にひっかかるものを、長年忘れず突き詰めている」対象が、
栄誉や実利とは関係ないものだということです。
他の性格タイプからすると、「くだらない」「興味ない」と言われそうなものでも対象になるということです。
これは、以下の文章でそのタイプ5的な価値観が分かると思います。
「いくつになっても、夢中になることは始められる。何かの包装紙を集めるとか、それも立派な趣味」と強調。
ウィキペディアには以下のような記述もありました。
共演者には撮影直前までマイペースで薀蓄(うんちく)を語り続けることで知られる。
これは、以前に書いた『タイプ5の好意』
と同じ行動です。
『白い巨塔』の撮影時、あまりに薀蓄を語るため、共演の唐沢寿明を閉口させたという。
・・・ことですので、自身の行動に自覚無く、生きてこられたようです。
今回は、俳優・石坂浩二の性格タイプを考えてみました。
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