エニアグラムのタイプ判別の実例(2024/04/21時点での話)

今回は、私個人がエニアグラムのタイプ判別をどうやってしているかの実例を解説していきます。
これは2024/04/21時点での話であり、今後これが変わる可能性はあります。

『緊急開催!おまえらインプットどうやってるんだ座談会 | オモコロ』

を読みながらのタイプ判別です。(勝手に判別される人は迷惑でしょうけど・・)


先に私の判別の結果から(ただしこれは仮置きです。この部分は最後のほうで説明します)

ダ・ヴィンチ・恐山さん:『夢想家』『芸術家』タイプ4
まきのゆうき さん:『思考者』『傍観者』『情報収集者』タイプ5
原宿さん:『夢想家』『芸術家』タイプ4
加味條さん:『援助者』タイプ2


以下理由を説明

ダ・ヴィンチ・恐山さん:『夢想家』『芸術家』タイプ4

まず目に入ってきたのが、写真の中で見られるその仕草です。
手の組み方、ポーズ、醸し出される雰囲気を見ると、タイプ4を連想してしまいます。

「(読書記録は)いつからか止めちゃいましたね。何を見ても自分という存在は何も変わらないよなって気付いてしまって。このしょうもない皿に何を盛り付けても同じだろうと
この比喩と自分下げ発言が私にはタイプ4的に思える部分です。自分下げは、自分を切っているとも言えて、タイプ4も入る『切る人』グループ(1・4・5)だと見ることができます。

なんて醜い言葉
『芸術家』タイプ4を思わせる発言です。


まきのゆうき さん:『思考者』『傍観者』『情報収集者』タイプ5

「僕は、(観た映画を)全部記録してます。Filmarks(映画情報・レビューサービス)でメモしてるので」
情報収集は、タイプ5やタイプ6が好きそうです(もちろん他のタイプでも可能性はあります)。

「全盛期、子どもが生まれる前の2019年は映画200本観てました。去年は減って44本かな」
こういった過多とも言える情報収集はタイプ5を思わせます。

なのに
「映画を観ることを『インプット』だとは思ってない
こういった無意識ぶりがタイプ5を思わせます。
外から見ると情報収集しているように見えるのですけど、当人はそうは思っていないわけです。

タイプ5の無意識ってあります(タイプ5に限らず、どのタイプでもタイプ固有の無意識はあるでしょうけど・・)。「よく考えてますね」と言われて「いや、考えていない」と返すとか。そう言われて驚くとか(なぜなら当たり前の無意識だから)。

「いかにあらすじを8行ぐらいでまとめるかを考えるのも楽しいんですよ
『思考者』タイプ5を思わせる発言。

あと腕組み。腕組みならタイプ5というわけでもないのだろうけど、私はタイプ5を連想してしまいました。
「う~ん」と腕組みして考えてしまう。そういったタイプ5の可能性を考えました。

「でも感想書こうとすると、映画を観てる最中に頭の中で『ここをこう書こう』って考えちゃいません?」
という発言に対して
いや、それは無いよ
と平然と答えるところ。
これはタイプ1・4・5が属する『切る人』の「切る」発言だし(関係性が切れるようなことを平気で言いがち。「切る」は自分にも他人にも発動されます)、タイプ5の「客観」が現れた発言かもしれません。


原宿さん:『夢想家』『芸術家』タイプ4

すべて砂となって消えていくのが美しいのだから」の発言。『芸術家』タイプ4的です。

これに対し「どういうこと?」と反応した加味條さんが私の想像通りのタイプ2だとしたら、タイプ2は『統合の方向』であるタイプ4には行き辛いので、それが現れた発言と読むこともできます。

池袋ジュンク堂での写真のクネッとしたところがハートセンターを感じます。

同じタイプ4に見えるダ・ヴィンチ・恐山さんの
「読書記録アプリを試したこともありますけど、そういう公開本棚だと見栄が生じてしまうんですよね」
という発言に共鳴しているところ。
わかるかも。『俺、こんな本も読んじゃうぜ?』っていうね」
似たところがあるから共鳴できるのでしょう(もちろんタイプ以外のセンターや方向性で共鳴している可能性もありますが・・)。

これに限らず、記事の中で、お二人は互いの発言を補完・共鳴し合っているように感じました。意見の一致度が高いです。
なのでお二人とも同じタイプ4ではないかと見ています。
こういう共鳴もタイプ判別には活用します。

本題から少し離れたことを書きますが
この文章を読んでいるタイプ4のかたは、記事の中の発言にどれだけ共鳴できるか確かめてみてはいかがでしょうか?


加味條さん:『援助者』タイプ2

表情、特に笑い顔が私の知っている理系タイプ2と重なって見えたこと。
これで「タイプ2ではないか?」と他にもそれらしきところがないか見ていくことになりました。
そうすると
「皆さん、大丈夫ですか? この座談会に出たことで何かを失ってませんか?」
の気遣い発言が『援助者』タイプ2っぽい。

このかたは、
「創元ホラー長編賞を受賞しまして夏に小説が出版されます!出たら買ってください!」
とのことなので、タイプ2だとしても充実して安定しているタイプ2だと想像します。
だとすると、たぶん、『統合の方向』タイプ4的な音楽だとか美術に関係する趣味を持っているのではないでしょうか?
また、こういったたぶんメンバーの中で年が一番下のタイプ2だと、お酒が入ったときに我慢していた思いが出てくるので、いつもの「さわやか」にプラスしてブラックな一面が出てくるものと想像しているのですが、ここまで突っ込んだことを書くとさすがにハズレるようにも思います。

もしもタイプ2であれば、『統合と分裂』の関係で、タイプ4のダ・ヴィンチ・恐山さん、原宿さんからは気に入られていると思います。



ところで、判別の始めのほうで、「ただしこれは仮置きです」と私は書きました。
こういった判別は確率的なもので百発百中とはいきません。打率的なものが出てきます。
なので、自身が出した判別結果も間違いの可能性があることが前提としてあります。

では間違える可能性もあるのに なぜこういった判別をするかというと、仮置きなり仮止めなりをしておくとタイプを絞り易いからです。
例えば加味條さんなら、「何か芸術系か音楽系か創造性のある趣味なんて お持ちですか?」とたずねて、予想がどれくらい当たっているか確かめることで、タイプ判別の確信を強めたり弱めたりできます。
これが違ってもそこから話が広がり相手への理解が深まるので、そういったきっかけ作りにも仮判別は使えるのです。


今回は
(2024/04/21 時点での)エニアグラムのタイプ判別の実例
を書いてみました。





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