NHKの小池氏と元TBSの(レイプ疑惑)山口氏 ふたりは「波取り記者」?(エニアの話ではないです)

 いつも書いているエニアグラムの話では無いです。
 「波取り記者」という言葉を知らなかったので、メモ代わりに書いてます。
 「波取り記者」とは、「『特命係長 只野仁』みたいな人」? だそうです。

 まず
NHK記者 “官邸の最高レベル”スクープを不発弾にされ不満(2017/06/12 Yahoo!ニュース・週刊ポスト2017年6月23日号)
より

〈官邸の最高レベルが言っている〉──前川喜平・前文科事務次官が「本物」と認めた文科省の内部文書の存在の第一報は朝日新聞(5月17日付朝刊)のスクープと世間では思われがちだが、実は最初に報じたのはNHKである。
〈官邸の最高レベル〉の部分は(略)、官邸側が文科省に認可を迫ったことを窺わせる核心部分です。それがアナウンサーも一切触れずにスルーされた。
“これほど内部文書の価値を無視した報道はない”と局内でも議論が起きました
これらはすべて『小池さん』の指示だったと言われています
小池さんとは、(略)報道局長になった小池英夫氏のことである。NHK政治部で長く自民党を担当し、政治部長も務めたことから、現政権とのパイプも太い。
現在のNHKでは、政権に近い政治部出身者が絶大な権力を持つ。2002年から安倍首相の番記者を務め、首相が厚い信頼を寄せる政治部の岩田明子記者は今年4月、NHK会長賞を受賞し、局内での力を増していますし、小池さんが報道局長になったことでその流れは決定的になりました

 「NHKは前川氏の単独インタビューをとっくに撮り終えているにもかかわらず、いまだに放送されていない」とも書かれています。

 そして、ここから怪文書ならぬ怪情報。怪情報を使って説明していきます。

安倍政権御用記者、山口敬之氏の「準強姦疑惑事件」の全内幕をニューズ・オプエドで上杉隆氏が暴露!(2017/06/10 金子譲)』では、

山口敬之氏の「準強姦疑惑事件」の全内幕を上杉隆氏が暴露したのを書き起こしています。

 世界の常識としては、マスコミは政権と緊張感を持って対峙するのが当たり前だが、記者クラブという悪しきシステムがあるために、日本では大手マスコミが政権側についてしまう。

 山口敬之氏はTBSの政治部の事実上のエースで、政権とのパイプ役だった。そして彼の役割は、TBSの中で政権にとって都合の悪いことを報じるジャーナリストやコメンテイターがいた場合に、そのことをいち早く政権に伝え、潰すのが仕事だった。これを「波取り記者」という。これは各局のエース級が担うのが慣例。

 波取り記者は政権側から情報をもらい、それを記事にせずにテレビ局のトップに伝え、局内の人事を動かす。(波取り記者は出世コースで、テレビ局の社長は皆「元波取り記者」。)山口氏は波取り記者の中でもトップクラスで、TBS内の政権にとって邪魔な存在を潰す仕事をしていた。

 僕(上杉氏)は以前、TBSラジオの「キラキラ」という番組にレギュラー出演していたが、その時に官房機密費のことを取材・放送して、その時の内容だけポッドキャスト(視聴者が放送後に内容を聞けるようにした、ネット上に公開した録音ファイル)が消されるという事件が起きた。その時、「あの上杉はけしからんですよ」と当時の官房長官に伝えたのが山口氏だった。そしてその時TBSに抗議の電話をしたのが中村格氏。(テレ朝の報ステで古賀茂明氏を降板させるように動き、準強姦事件で山口敬之氏の逮捕を止めさせたのと同一人物。)

 そんな状況の中、2015年に詩織さんの準強姦事件が起きた。警察がTBSに「おたくの記者がレイプをしたと訴えが来ている。状況証拠から見てこれはアウトだろう。逮捕するぞ」と言ってきた。TBSにとっては政治部のエース中のエースの「波取り記者」が逮捕、なんてことになったら局の存亡に関わる大事件だから、社長が「なんとかなりませんか」と内閣官房に泣きついた。

 これは想像だが、内閣官房は「もみ消してやる代わりに、お前わかってるだろうな」とTBSに脅しをかけたのだろう。それであの時期に番組のキャスターやコメンテイターが一気に交代した。

 このゴタゴタがあった時(2015年7月22日)、安倍総理は河口湖でゴルフをしていた。そこに中村格氏(当時警視庁の刑事部長)が駆けつけ、総理の了解をもらって、官房長官に連絡して山口氏の逮捕を止めた…これが事の顛末。

 官邸サイドから見れば、山口氏はこの事件で、安倍政権には絶対に逆らわない「使える人材」になった。幻冬舎から「総理」の本を出させ、テレビのコメンテイターとして顔を売ってスターにさせ、そのかわりに安倍政権の擁護をさせる。絶対に逆らわない御用記者。

 その立場を逆に利用して、山口氏はスパコンの入札で自分が顧問をしている新興メーカーに補助金を付けさせ、顧問料としてキックバックを受け取った。…結局これが安倍政権のやり方なのだ。つまり業者に金をやって(便宜を図って)、キックバックを取って、入札を不正に曲げさせる…森友でも加計でも、皆そのような政権運営をやっている。

 その「悪だくみ」の仲間になれば、何をやっても警察の捜査は入らないし、マスコミに悪口も言われない…そしてほとぼりが冷めた頃に国会議員にする。同じ例で議員になっているのが青○✕晴氏。世界の常識として、ジャーナリストが政府からお金をもらうなど、業界を永久追放になってもおかしくないほどのとんでもないことなのだが、日本ではそれが当たり前のようにまかり通っている。

出典 http://op-ed.jp

 これを読むと、どうやら、NHKの小池氏と元TBSの山口氏、どちらも「波取り記者」みたいです。
 ついでに言うと、元NHK会長の海老沢氏も「波取り記者」なんだそうです。『電波と政治(池田信夫 blog)』より

 堀江貴文氏(ホリエモン)はこう説明します。

「報道部の本当に一部の人たちに、取材をしない記者がいる。取材と称して色んな人たちに会って情報収集をするスパイ(のような人)」

この記者を堀江氏は「波取り記者」と言うとし、「『特命係長 只野仁』みたいな人」と説明。

ホリエモン「TV局には情報収集をするスパイがいる」!? 業界の裏で動く『波取り記者』とは何者か?(リアルライブ)』より

 各地の地上波の免許を獲得するときにも「波取り記者」が活躍したようです。
 というか、「波取り記者」の元々の仕事は、「波(電波利権)」を取ってくることにあったようです。
 「波取り記者」が、政治家に取り入って免許を得て、地方の有力者の参加を仰いでローカル局を設立したそうです。
 これは、政治家にとっては、地域の有力者(=集票力)と強く結びつく点でうまみがあったようです。
 また、地域社会に影響力を及ぼし、国全体の世論をリードするのにも役だったそうです。
波取り記者とマスコミ利権(ニューロンとワイヤの狭間から)』より

 こうして見ると、読売新聞が、5月22日に、「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」と題した怪文書記事を流したのも、「波取り記者」の先輩、読売新聞グループ本社主筆の渡邉恒雄が関係しているのかも知れません。

 渡邉恒雄関連で、ウィキペディアでは、こんなことが書かれていました。

1995年2月14日、東京協和信用組合の前理事長・高橋治則が行った、元・中曽根派の代議士山口敏夫のファミリー企業への法定限度額をこえた過剰融資と癒着を報じた記事は、編集局次長の業務命令で差し替えられた。12版・13版まで掲載された記事が14版(東京都内)で消えた背景には、旧・大野派の番記者として、山口敏夫や彼の父と親しかった渡邉恒雄社長(当時)への、編集局幹部たちの過剰な配慮があったとされた。
渡邉に放逐された記者は数多いが、渡邉が直接手を下すことはなかった。渡邉の意を呈した周囲が該当する記者を左遷したり、仕事を取り上げたりして、退社に追い込むのが常であったと言われている

 前川前次官に関しての名誉回復は、週刊文春の記事が大きかったようです。https://togetter.com/li/1115941
 このおかげで、読売新聞の記事が怪文書 扱いになりました。
 もしかしたら、週刊文春は、かなり信用されたメディアになったのかも知れません。

 誰か、新聞・雑誌・テレビ・ネットを通した信用調査をしてくれませんかね。クラウドファンディングで募ったら資金が集まったりして。


 元TBSの山口氏に関して、
TBS社長、山口敬之氏は「説明ないまま退職した」(2017/05/31 オリコンニュース・日刊スポーツ)』によりますと、

 TBS武田社長は、以下のように言っているそうです。

「当時、TBSに警察から詳細を問い合わせてきた。本人に詳細を問い合わせたが、説明がないまま自己都合で退職してしまった」

山口氏については「彼と一緒に仕事をした時期はない。特ダネは取っていたと聞いているが、それ以上の接点はない」

TBSの監督責任ついては「事実が明らかになってから(判断する)。ケースによる」

 「なんとかなりませんか」と政権に頼んだ覚えはないのか、聞いてみたいところです。
 また、同じ問題があったDeNAとコメントが違うのも気になります。

 同じように、採用担当者が就活女子大生をホテルに連れ込んだ疑惑があったDeNAでは広報部が、

 「(X氏に)電話で聞き取りをしました。本件が事実であるかどうかは当社として判断できませんが、事実であれば、絶対に許されないことだと考えています」

と回答しています。

DeNA採用担当者が就活女子大生をホテルに連れ込み(週刊文春 2017年5月4・11日号)』より


 「事実であれば、絶対に許されないこと」と言っている分、DeNAのほうがまともに見えます。

 上杉隆氏発の怪情報のように、裏がとれない話は、けっこうたくさんあるのでしょうね。

 TBSのドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の中の「政治部の敏腕記者と新人女性記者の泥沼不倫」が、山口氏と同ドラマの女性プロデューサーとの不倫がヒントになっている。
と報じられたりもしましたけど、あれも裏がとれないので、怪情報になりますね。

2017/06/13追記

「“波取り記者”と呼ばれる記者がいる。“波”とは『電波』のことだ。毎日、郵政省三階の豪華なソファのある郵政記者クラブに出かけるが、記事は書かない。書かないが、郵政十年、二十年という大記者なのだ。肩書も次長、論説委員が十数人いる。彼らは、書かずに何をしているのかといえば、きょうは大臣とだれとが会ったかとか、どの地方にどんなテレビ、ラジオ電波が計画されているのかなどの情報を探っている。この記者クラブを別名『日なたぼっこクラブ』と呼ぶのも、一見のんびりと、毎日の締切りに追われていないからだ」(『現代』’80・7)

 1980年代はこのような感じだったようです。
 郵政省とは、今の総務省のことだそうです。
 本業以外での現金収入がある人もいたようです。収入はどうやら本業以上だったようです。
郵政省詰め“波取り記者”とNHKの微妙な関係』より
 上のリンク先にいろいろ書いてます(飛ばし読みで読みましたけど、各社の違いとか、いろいろ書いてました)。


「波取り記者」に関連して、

 2011年7月、与党・民主党・松本龍 復興相の、
「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか、みなさん、いいですか、『書いたらもうその社は終わり』だから。」
という脅しに各社が屈したのも、その中で、地元テレビが屈しなかったのも、
キー局には、「波取り記者」がいて、地方局に「波取り記者」がいないのが関係したのかも知れません。
 それとも、もしも、自民党政権の復興相であったら、地方局も対応が変わったのでしょうか?

 2016年の高市早苗総務大臣(昔なら郵政大臣)の"政治的公平でない放送が繰り返された場合、法律に基づいて、放送局の電波を停止する可能性がある( 政治的公平は政府が決めます・なんだか共謀罪と同じ形 )"ことを発言したのも"脅し"ですね。
 そして、また、情報を取ったり、政治家や官僚とつながるために「波取り記者」が活躍し、「波取り記者」が力を持つという構造なんですね。


2017/06/14追記

 山口氏のレイプ疑惑では、被害者のかたが、2017年5月31日の日刊スポーツでのインタビューでこう話しています。

 「最初は警察で『よくある話』と始まった。事件性の確認後も『今の法律では難しい』となり、次に『(相手が)TBSだから難しい』と言われた。『相手が政権側の方ととても近しい』という話もされた。ただ、山口氏がTBSを辞めたという話が入った途端(逮捕へ)いけるかもとなった。何なんだろうと思った」

 そこから2015年6月始め 証拠が揃い、逮捕状が発行され・・・
 6月4日に、山口氏が日本に帰国するタイミングで成田空港で逮捕するという連絡が入り、帰国を要請され・・・
 なのに、
 6月8日に、捜査員から「空港まで行ったが上からの指示で逮捕できなかった」と連絡が入り・・・
 翌年7月に、山口氏は不起訴処分となった。。。

 「上杉隆氏が暴露」で紹介した怪情報でも信じないかぎり、「相手はTBS!?」「難しいですね」「政権側とも近しいし」「え!?TBSを辞める」「TBSを辞めるならいけるかも」「証拠もそろいました逮捕状も発行されました」「逮捕します」「逮捕しますので帰国してください」「逮捕のために空港まで行きます」「空港に行きました」「空港までいったんです」「ですが逮捕しませんでした」「逮捕できませんでした」「上から言われちゃったんで」なんて有りえないです。


 どんな大企業であろうとも、たとえTBSであろうとも、「採用の話があると言われて行ってみたら相手が一人だけである」という事態は、それだけで今日の日本では危険なことなんですね。
 たとえ相手が大企業に属していても、たとえ相手が有名人であっても、たとえ相手が顔見知りであっても、たとえ相手が採用担当者であっても、、、危険なことなんですね。
 日本はそんな国になってしまったんですね(以前から?)。
 これは、学校で教えるべきですね。

追記が増えてきたので別記事にしました。
「波取り記者」と「記者クラブ」(エニアの話では無いです)
よかったら、読んでやってください。

2017/07/17追記
 『山口敬之レイプ疑惑はどうなったのか? 詩織さんに相談されていた記者が証言! 作家の中村文則も不起訴の経緯に鋭い分析(リテラ)』では、 作家の中村文則氏が、毎日新聞7月1日付愛知版で、「疑問に思う出来事があった」としてこの事件に言及していると書いています。

山口氏は前出のフェイスブックの反論で、〈不起訴処分はすでに昨年7月に全ての関係者に伝えられています。私はこの結論を得て、本格的な記者活動を開始しました〉などと言っているが、(略)山口氏が処女作『総理』を出版し、同時に「週刊文春」(文藝春秋)で集中連載を始めたのは、それよりも前の、2016年6月9日。つまり、山口氏は不起訴より1カ月も早く、記者活動を開始していたのだ。
 中村氏が疑問に感じたのは、まさにそのことだった。中村氏はこう指摘する。
〈そもそも、首相の写真が大きく表紙に使われており、写真の使用許可が必要なので、少なくとも首相周辺は確実にこの出版を知っている(しかも選挙直前)。首相を礼賛する本が選挙前に出て、もしその著者が強姦で起訴されたとなれば、目前の選挙に影響が出る。
〈でも、山口氏の「総理」という本が16年6月9日に刊行されているのは事実で、これは奇妙なのだ。なぜなら、このとき彼はまだ書類送検中だから。

 しかもその(『総理』発売日の)13日後は、参議院選挙の公示日だった。だからこの「総理」という本は、選挙を意識した出版で、首相と山口氏の関係を考えれば、応援も兼ねていたはず。そんなデリケートな本を、なぜ山口氏は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で刊行することができたのか。
山口氏が、絶対に自分は起訴されないと、なぜか前もって確実に知っていたように思えてならない。それとも、起訴にならない自信があった、ということだろうか。でも冤罪で起訴されることもあるから、一度は所轄が逮捕状まで取った事案なのだから、少なくとも、自分の不起訴処分が決定するまで、この種の本の刊行は普通できないのではないだろうか。〉

 つまり山口氏の言う「私はこの結論を得て、本格的な記者活動を開始しました」というのが7月ではなく、6月ではないかと疑われているのです。実際に山口氏は、不起訴より1カ月前の選挙中に『総理』を出しています。
 「私はこの結論を(7月では無く、6月に)得て」「本格的な記者活動を開始」できて、『総理』という名の本も書けたのではないか?  不起訴が分かっていたから、安心して安倍首相の本を6月に出せたのではないか? と、思われはじめているのです。

2017/09/26追記
山口氏は、不起訴相当になったようです。

「元TBS記者が乱暴」 被害届提出の「詩織」さんの申し立てに検審「不起訴相当」と議決(2017/09/22 産経ニュース)

 警視庁に準強姦(ごうかん)(当時)容疑で書類送検された元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏(51)を不起訴とした東京地検の処分について、東京第6検察審査会が「不起訴相当」と議決したことが22日、分かった。議決は21日付。
 議決書は「慎重に審査したが、検察官がした不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がなかった」としている。

 改めて検索すると、山口氏は、「総理に最も食い込む男」とも呼ばれているんですね。
 まあ、『総理』という本を出したくらいだから、そうなのかも知れません。

 山口 敬之(やまぐち のりゆき ウィキペディア)では、今回の事件は書かれていませんでした。

 今回の問題は、「不起訴相当」では無く、「逮捕状まで発布されていながら、警察がそれを執行しなかったこと」という話もありますが、
これについては、そんな当人が来るのを逮捕状を取って待ち構えている土壇場で、逮捕を取り消すなんて前例も無いので、訴えたり調べたりすることはできないのではないでしょうか(まるきり分かってないのでいい加減に言っています)?
 今回のことで分かったことと言えば、権限を持っている人を脅せば、逮捕状が出ている状況でも、逮捕されなくなる可能性もあるということですね。

 「不起訴相当」になった上で、山口氏をあえて悪く書くなら、妻帯者なのに、また会社の面接官という立場なのに、入社希望の女性とホテルで二人きりになり、山口氏曰く「そういうことになってしまった」ことはどうなのか?ということになります。
 これ、山口氏が社員であったときに起こっていることなので、会社の見解も聞きたいところです。例えば、採用時に関係があった間柄でも、採用を取り消されることはないのか?担当者はどういう処罰をされるのか?など。
 また、そもそも、入社を決める権限が本当にあったのかが今ひとつよく分からないので、そういったルートの採用が本当にできるのかも気になります。過去にそういう採用例があったのかも含めてです。

2017/10/02追記
民事訴訟を起したようです。
<詩織さん>真相究明求め民事訴訟へ 東京地裁に提訴(毎日新聞)

元TBS記者の50代男性ジャーナリストから、性的暴行を受けたと訴えるフリージャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が29日、真相究明などを求めて東京地裁に民事訴訟を起こしたことを明かした。提訴は28日付。
29日に東京都内で開かれた集会「性暴力被害当事者を孤立させない」に登壇した詩織さんは「どのような判断をされようと私が受けた行為、事実に変わりはない」と話した。一方、男性は「訴状を見てから対応する」とコメントした。【坂根真理、巽賢司】


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