読売新聞捏造問題に思う

『読売新聞記者が談話捏造 紅麹関連記事巡り』

これ、酷すぎるんだけど。

談話捏造なんて読売新聞の信用問題でしょう。

はてコメ

こんな振る舞いが降って湧くはずがなく、日常なのではと疑ってしまう。大手のメディアがイメージに基づいて検閲し捏造を計るという戦中しぐさをするなんて、何を勘違いしているのか。

「イメージ」通りの談話を捏造したのが大阪本社社会部主任(48)、追加取材もせずそれに従った支局の取材担当記者(53)。経験の浅い若手のやらかしじゃないのが深刻

読売に限らずだが新聞やテレビの取材や番組とかでもあらかじめストーリーを決めておいてから取材をそれに当てはめる形で作っていくのが習い性になってるんだろうな。

「ストーリーを決めておいてから取材」はよく聞く話。
以前ネットで、「NHKの取材で、あらかじめ決めておいたストーリーに沿った回答を求められ拒否した」という話があったので、こういったものはまん延しているのだろうけども、
新聞社の捏造はあってはいけない話。

今あるものを真摯に見つめて報道しなくてはならないのに、
自分の中のストーリーに合わせて世の中を見て報道するというのは末期的な症状。

未知の状態に対する耐性が低すぎて、勝手な妄想を記事にするに至っているように見える。

読売は、
『日本は米・韓より「偽情報にだまされやすい」、事実確認をしない人も多く…読売3000人調査』

なんて記事を書いていたけど、自分で記事を捏造して読者を騙してどうするんだ。とも思う。

一方、だまされにくかったのは「新聞を読む人」「複数メディアから多様な情報を取得している人」だった。新聞を読む人はそうでない人と比べ、偽情報に気付く確率が5%高かった。

だそうだ。「ここにある『新聞』に読売新聞は含まれません」と注意が必要になってしまう。

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