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恋愛で終わるカップルと結婚まで行くカップルは何が違うのか

現在パートナーがいる人の中には、「今付き合っているパートナーと果たして結婚まで辿り着けるのだろうか……」と日夜不安を感じ悩んでいる方が少なくないと思う。

しかし結婚を目標としている人にとって本当に重要なのは、「その人と結婚できるかどうか」ではなく、「結婚できないならばできないと早い段階で知ること」だ。そうすれば次の機会に賭けることができる。

今回は、そんな結婚を目標としている人に向けて、その恋愛が恋愛で終わるのか、はたまた結婚までたどり着くことができるのか、行く末を確かめる術をお伝えしたい。

なお、「それじゃあまるで結婚できれば誰でもいいみたいじゃないか」と反発する方は、本当は結婚が最優先目標ではないのかもしれない。

その人と一緒にいることさえできれば結婚できなくてもよいのであれば、結婚を目標としていること自体がナンセンスだ。そのポジションを取る人にとっての結婚と、結婚を目標としている人にとっての結婚を、同列に語るべきではない。

今回の話はあくまでも、「結婚を目標としている人」の話だ。


結婚の意思がない人と付き合うのは時間の無駄

まず第一に、結婚を目標とする以上もっとも大切なことは結婚の意思の有無である。恋愛で終わるか結婚へ辿り着くかを分けるのは、お互いに結婚の意思があるかどうかだ。結婚の意思がない人と付き合って時間を無駄にしている場合ではない。

できれば付き合う前に確認したいところだが、すでに付き合っているパートナーがいるならば今からでも遅くはない。「あなたは結婚する意志があるか?」そう尋ねるだけで、結婚まで辿り着く可能性をかなり正確に計ることができる。

しかしここで厄介なのが、答えがはっきりとしない――つまりパートナーがそもそも結婚について真剣に考えたことがない場合だ。考えたことがないことについて問い詰めるのは非常に難しく、その困難さのわりにかなりポピュラーに起こり得る問題である点が厄介さに拍車をかけている。

結婚について真剣に考えられない人と付き合う暇もない

よくあるケースは、「出産のリミットが近づいた女性が男性に結婚の意思を確かめるもののはっきりした答えが返ってこない」――というものだと思う。しかし、そこで「はっきりした答えや行動を返さない」という対応そのものが、非常に卑劣で不誠実な行為であることがいまいち理解されていない。

繰り返すが、結婚を目標とする人にとって、結婚の意思がない人と付き合って時間を無駄にしている暇はないのだ。にも関わらずその目標について真剣に考えないというのは、相手を軽んじていると言わざるを得ない。もちろんこれは、男女の立場が入れ替わったとしても問題の本質は変わらない。

そのため個人的には、結婚を目標とするならば、そもそも結婚に真剣に向き合えない人とは付き合うべきでないと思う。そうは言っても、すでに付き合ってしまったものは仕方がない。付き合っているパートナーに結婚の意思を改まって確認したいときだってあるだろう。

パートナーの意思を確かめる2つの質問

そんなときは、次の2つの質問をするといい。

①(相手が誰かは関係なく)将来的に結婚をしたいと思うか

将来的に結婚の意思があるということは、将来起こり得る育児・嫁姑・介護といったイベントに対して、マイナスよりもプラスが上回っている証拠だ。これがなければお話にならない。むしろ、それら将来のイベントに対してネガティブな印象を抱いている人とまかり間違って結婚できてしまった場合のほうが厄介なくらいだ。

②相手に求める条件がはっきりしているか

金か?容姿か?家柄か?何を条件とするかが問題なのではなく、どれだけそれがはっきりしているかが重要だ。もし自分自身の条件もいまいちはっきりしていないなら、年収1000万円のブサイクと年収300万円のイケメンだったらどちらがいいか、なんて考えてみるといい。条件がはっきりしていればいるほど、結婚後の生活もイメージしやすくなる。

まとめ:大事なのは選ぶ勇気を持つということ

2つの質問をなかなか自然に聞くのは難しいかもしれないが、なにも「私と結婚する気はあるか?」と直接的に聞く必要はない。「結婚についてどう思う?」と聞くだけでいいのだ。

もしもそれで関係がギクシャクする可能性があるなら、それはもうそういうことだから次にいったほうがいい。いざ聞いたものの真剣に取り合ってくれないならば、それもやっぱりそういうことだから諦めよう。

その現実を直視する勇気がないのだとすれば、本当に問題なのは相手のはっきりしない態度ではなく、自分で選ばないそのスタンスだ。

大事なのは選ぶ勇気を持つこと。自分で選べない人は、結局誰からも選ばれない。

編集:アカ ヨシロウ
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