こんにちは！［エン・ジャパン］kintone推進担当です。
エン転職・engageの事業部でkintoneアプリの作成・推進をしています。
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「kintoneにログインできません」

わたしたちの部署にはkintoneにまつわる様々な問い合わせが寄せられます。
kintone導入当初、一番よくもらった問い合わせが「kintoneにログインできません」です。
それに対してどのように対策をしていったかをお伝えします。

わたしたちのkintone環境

対策のご紹介の前に、前提となるわたしたちのkintone環境についてです。
下記条件になっています。
・各事業部ごとに別ドメインのkintoneを利用
・IP制限あり
・パスワードは管理者側で初期設定、初回ログイン時にユーザーにて再設定
・パスワードはユーザーにて変更可

問い合わせへの対応方法

kintone導入当初、「kintoneにログインできません」の問い合わせ自体には下記のように対応していきました。

ドメインはあっているか？

上記のとおり、エン・ジャパンは各事業部ごとに別ドメインのkintoneを利用しています。
全社で使う稟議系のアプリは別ドメインだったりするので、そもそもログインしようとしているURLはあっているか？確認をします。

VPN接続はしているか？

わたしたちのkintone環境はIP制限をかけているため、VPN接続できているかの確認をします。
ここまでで「kintoneにログインできません」問い合わせのうち、6，7割は解消されます。

パスワードはあっているか？

わからなくなってしまった場合は、ユーザー自身で再設定してもらいます。

問い合わせへの対策

問い合わせした人も問い合わせをしたいわけではないので、そもそも問い合わせをしなくてもいいように仕組みを整えていきました。
いままでの問い合わせ内容をもとに、ログインできなかった人が止まってしまいやすいところを整えていきました。

ログイン画面のカスタマイズ

ログインに失敗したときに出る画面をカスタマイズしました。

ログイン失敗したらすぐにある程度自己解決できるようにしています。
カスタマイズ方法はこちら▽

ナレッジサイトへの記事作成

エン・ジャパン内にはFAQサイトがあり、その名も広辞en！
エンに入社すると上司や先輩から「わからないことがあったらまず広辞enを調べよう」と教わります。
その広辞enに「kintoneで困ったときは」という記事を作りました。

ログイン失敗画面の『詳細はこちら』も上記の記事に飛ぶようにしています。
これで問い合わせをしなくても、あるあるな原因なら自己解決ができます。

対策のその後

kintoneにログインできない原因が「VPN接続していない」「ほかのURLにログインしようとしている」「パスワードを忘れた」という内容のものはゼロになりました！
ログイン失敗画面のカスタマイズはエン・ジャパンの社内でも知らない人が多かったので参考になれば幸いです。

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エン・ジャパン［DXリスキリング］はいままで事業会社である自社でkintoneを作り続けてきたノウハウを活用する伴走型「育成」コンサルティングです。
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