フォトグラファーは写真の自販機じゃない

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巷でよく勘違いされるので、声を大にして言いたい。

フォトグラファー/カメラマンは、自動販売機じゃない。ましてや、プロをインスタントカメラやセルフィーの道具扱いしないでほしい。

くれぐれも。

いやもう、別にプロだろうがアマだろうが、どっちでもいい。人間を、人間として扱ってもらいたい、と切に思います。

先日、ある忘年会で「家族写真家です」と名乗ったせいだろうか、それとも何も気にせず考えずに、だろうか、

「ちょっと撮ってもらっていいですか?」

とスマホを渡された。以前なら「プロらしく」丁寧に撮ったと思うが、私はもう、そういうことを一切やめました。

なぜなら私は「出張ロケ撮影専門の家族写真家」と名乗っているので、ある意味、出会い頭に撮影することもひとつの商売であるという自覚をはっきり持つことにしたからです。

ましてや、自分から参加費を払って参加している集まりで、特に、誰からも撮影料を支払われていない状況で、なぜ、私が無料で撮影をしなければならないのか?

(なお、私が撮ったり、撮ったものをプレゼントしたいという場合、まったく別の話ですので、あしからず)

そういうわけで、私はもはや、単なるお人好しには到底なれない。その場で適当にシャッターを押して渡したらたぶんブレていたのだろう、ガッカリしていた様子でした。

だからといって悪びれるつもりは一切、ありません。

たとえば。

あなたは、道ばたでバッタリすれ違った程度のプロの料理人に

「ちょっとツマミをつくってもらえる?(そして、タダでくれ)」

などと、言えますか?

本人にいくら悪気がないとはいえ、悪気がなければ何をやっても許されると勘違いも甚だしい連中が、世の中には年齢を問わず多すぎることを、私は、場所がどこであれ、とみに感じます。

もちろん、状況次第ではあります。

スマホを渡された瞬間、即「金クレ」というつもりはありません。

しかし。

私もひとりの独立した人間であり、事業主なのです。あくまでも人間として言わせてもらいたい、「私は自動販売機ではないのだ」と。

さらに畳み掛けると、プロというのはその技術や成果で飯の種を稼いでいる人のことを言います。そんな人を相手に、「撮ってもらって、当たり前」と言わんばかりの態度でスマホを渡す行為がいかに無礼な振る舞いだったか、よく考えてもらいたい、と思います。

「写真=タダで撮ってもらえるもの、タダ同然で手に入るもの」という思い込みは今後、お金という概念がなくならない限り、この世から撲滅したい、とさえ思います。

なので、私は今後、原則として、ですが、スマホを含む他人のカメラでは撮影しません(正式な撮影を引き受けた場合は別の話)。

むしろ、「出会い頭の撮影に対応する、ゲリラシューティング」という撮影プランをオフィシャルにリリースすることとしました。

スマホで撮影は、1カット500円〜。
デジタル一眼レフの場合、5,000円〜。

もちろん、撮影料金に応じて、写真のクオリティは変わります。

人間というのは、単純なものです。

お金に限らずエネルギーを与えてくれたり、投資してくれたと感じる方にはこちらも尽くし甲斐、接し甲斐がありますが、ケチったり値切ったり、コソコソと人のエネルギーを盗んだり、あるいは借りを平気で踏み倒しにかかるような相手にはまるでやる気が起きませんし、正直関わりたくありません。

私は今後、自分自身と自らのビジネスで正直に生きていくことにします。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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フォトグラファーは写真の自販機じゃない

家族写真家ハマノジョウスケ

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