見出し画像

自分は何に”視点”を置いてモノを語るのか。

本日も、ご覧いただきありがとうございます。
今日は一日眠気とずっと戦っておりました。こうした眠気がずっと襲ってくるのは、体調や睡眠不足以外だと”変化”の予兆であるという話を聞いたことがあります。
たしかに近日中に大きな変化が訪れるので、その予兆が身体にも出始めているのかもしれませんね。


さて、本日は”メリット・デメリット”についてのお話。

何か物事を考える時や決断する時に、メリット・デメリットがそれぞれ何かを考えて、決めていく…ということを我々は日常の中でかなりの確率で行っていることと思います。

この考え方自体は、個人的には間違いではないとは思います。

ただ、この時に見落としてしまっていることが結構あることに気づきながら、それを行っているのかどうかということが、実は大事なのです。

例えば、どこか食事に行くときでも、この店もいいけど、あの店もいい…じゃあそれぞれのメリット・デメリットを考えてみよう!として、
・A店は駅から近いし、お店の雰囲気はとても静かでいい。
・B店は駅から少し歩くけど、店員さんの対応が素晴らしいし、仲良し。
・どちらも食べたい決まったメニューがある。でもA店のほうが変わった季節のメニューがある。
・B店は顔なじみなので、おそらく座席もいい場所を準備してくれるだろう。
・A店はコースメニューで食べると少し値段が張る
・B店は価格はリーズナブルだけど、ちょっと量が少ない時もある。

などなど…
さて、更に色々なメリット・デメリットを挙げて、検討しよう!というタイミングになった時によくあるのが…
『うーん…どちらも捨てがたいよね…』
に陥ってませんかということなのです。

しっかりと検討出来ているのにも関わらず、決定にまで至れない…。

これ子どもたちの進路指導時にもよくあることですし、
会議の中での、A案・B案を検討するときのテーマにもなります。

ここで一番大事なのは、メリット・デメリットを出す前段階として、
今回の決定を導き出すための
”評価基準”を明確にするということなのです。

何を大事にして、良い・悪い、メリット・デメリットとして評価をするかということを明確にしない限り、おそらく2案としている時点で、双方に何かしらのメリット・デメリットは掘れば掘るほど出てくるはずです。
つまり、
本来、そこは大事にしていないはずである条件に、目移りして本来の目的である評価項目がないがしろにされてしまい、決定に至れないということが起こるということ。
・・・・
よくある、「あれ、そもそも何のためだっけ?」です。

例えば食事に関しても、今回大事にしたいのは、
・価格
・食事中に快適に過ごせるか
・食事の種類(何を食べたいか決まっていないので)
などの”評価基準”を先に明確にしてしまえば、おのずとどちらになるかが明確になっていくでしょうね。
※今回の場合は
【価格】A:B=×:◎
【快適】A:B=○:◎
【種類】A:B=◎:○
というところでしょうか、なので、B店にしよう!となるかもしれませんね。

この”評価基準”を明確に決めるということが、実は置き去りにされやすいケースが非常に多いのです。そしてここが曖昧になっていると、検討している途中で、更に色々な評価基準が登場して迷う状態に陥ります。

出来れば、一度決めた”評価基準”はブラさないようにするために、まずは
”評価基準”をしっかりと固める。
ということを大事にして、色々と考えられるようになると良いかもしれませんね。ある意味、これはその人の価値基準・自分自身の考えの信念をまとめるということにも繋がると思うので、大事にしていきたいものです。

皆さんの”評価基準”は固まっていますか?


ご覧いただきありがとうございます。
読まれる楽しさを噛み締めながら、継続していきますね。
気軽にスキ・コメント・フォローしてみて下さい。
その一つ一つが本当に"有り難い"です。


#3行日記

この記事が参加している募集

この経験に学べ

3行日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?