くろちろこさんと私3
前回の続きである。
〜これまでのクロフェス!〜
くろちろこさんのお絵かきチャットへ侵入し、絵と名前を覚えてもらった私。さらなる交流を求めてメールアドレスも交換した。翌春、私がHARUコミに参加すると知ったくろちろこさんから、来場予告があったのだった。
くろち襲来
「くろちろこです」。
長机を挟んでそう名乗った女子は、私の想像とは異なる容姿をしていた。
「オレンG」に掲載されている絵は、筋肉質なものが多かった。
そのせいか私は、無意識に普通体型〜がっしり目の女子を想像していた。
しかし目の前にいたのは、細身の茶髪の女子大生だった。
想像と違う!!と正直に言った気がする。
その日くろちろこさんは、お手紙を書いて持ってきてくれた。
手作りの封筒と便箋で書かれたお手紙 敬語だ…
封筒の008-4771を見て、私が「オーバ死なない?」と言ったら、ニヤッとして「よくわかりましたね」と言った。
同じ日に私が渡した手紙 敬語だ…
(くろちろこさんを喜ばせたくてバクの絵を添えた)
ちなみにこの日、くろちろこさんは引っ越しの予定が先に決まっていたが、「えんぴつさんがイベントに出るなら」と、引っ越しの予定をずらしたらしい。マジか〜〜〜〜〜。
HARUコミ翌日に私が送ったメール 敬語だ…
遊びはじめる
HARUコミ翌日の私のメールに「またお会いできたら嬉しい」と書いたが、たぶん翌週くらいにまたお会いした。まだ八重洲にあったポケモンセンタートーキョーに、一緒に行った。何のためだったか覚えていないが、開店前から並んだ。まだ寒かった。
私は全然話がおもしろくできない。誘い笑いをしてしまう。ということに、その日くろちろこさんと話していて気づいた。
くろちろこさんは話がおもしろかった。たくさん喋るタイプではないが、たまの一言が面白い。笑いの打率が高いのだ。一日の終わり頃、午前中にゲラゲラ笑っていたネタを忘れた頃にぽんと出してきたりして、なんて機転がきく人なんだと思った。
そんな面白い人が私と話してもつまらないだろうなと思ったけど、意外にその後も交流は続いた。
私からのメール 2カ月と経たないうちに「おまえ」呼ばわりである
ちなみにこの頃、食事や待ち合わせはだいたいマクドナルドだった。なぜだったんだろう。なぜ……オーバが好きな私たちは……何かにつけてマクドナルドに……一体なぜなんだ……
めっちゃメールしあう
いつしか、何か絵を描いたら携帯電話のカメラで写真に撮って、メールで送り合うようになった。これを古の言葉で「写メを送る」と呼ぶ。写メの写真がこちらである。
「退屈だったからオーバの福笑い作った。」じゃないんだよ
古い携帯電話を見せてもらったら、ずーーーっとこんな感じでやりとりをしていた。
くろちろこさんの同人活動
もうマクドナルドにも飽きてきた頃、くろちろこさんが「ポケモンオンリーに参加する」とサイトで表明した。
くろちろこさん、初めてのサークル参加&同人誌発行。
それは私にとって、期待が高まって仕方ない知らせであった! 続く!
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