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鈴木ユリイカさんの詩

1985年思潮社刊
     詩集「MOBILE・愛」より引用

『おひなさまのかたな』
   はじめてのあいうえお



小学校にあがったとき
はじめての《あ》は赤い風船みたいに
あっというまにノートから
とんでいきました

いろいろな色のクレヨンで
インディアンの羽みたいに
いっぱいかいた《い》はきれいで
いまでもおぼえています

うたをうたうと
うれしそうにまあるいくちから
生まれましたうちゅうの《う》

《え》はええと むずかしく
えんぴつをなめなめ
えらそうにかきました

でも わたしのすきだった
おとこのこ
音楽のじかんにけんかして
おひなさまのかたなを
かしてくれませんでした
《お》とこのこって
とっても ふしぎ




鈴木ユリイカさんは、1941年生まれ、
岐阜県生まれで3才から6才まで台湾で過ごし、6才から18才までは青森県内を転々とするとありますが、
雪についての詩に惹かれて読み始めた詩人さんで、、多感な青春時代を青森県で過ごしたと知り、雪についての詩に納得したものです。

非常に長い詩が殆どですが、
この『おひなさまのかたな』は短く、誰もが理解します。


愛についての詩集に収められているので、
女の子にとっての男の子の存在の不思議を謳っているのでしょう。

ひらがなを覚え始めた頃を思い出します。

             

          🍇🍇🍇🍇🍇

ぶどうが美味しい季節になりましたね。

ただいま、職場で頂きもののぶどうを
2粒、食べていました。箱から、2粒失敬して、
皮をむいて。

巨峰とも違うようで。毎年のように新種が出てくるようになりましたが。

美味しかったです。ピオーネ。

嬉しい!! ありがとうございます!
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風花会那

読むこと、書くこと、描くこと、弾くこと、綴ることが好きです。
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