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赤道直下を体感する旅

せっかくエクアドルまで来たので、首都のキトも散策しました。エクアドルはスペイン語で赤道、その名の通り赤道直下の国ですが、キトは標高が高いので涼しいです。キトは原住民の言葉で「地球の真ん中」。地球の真ん中と聞いてディズニーシーのセンターオブジアースを思い浮かべましたが、英語だとMiddle of the World City でした。Center of the Earth の方がかっこいい気もするけど、いずれにしても地球の真ん中まではるばるきたかと思うと感慨深い!

地球の真ん中、ミタデルムンド

キトの標高は2850mくらいで、人によっては高山病になるので要注意。私は富士山登った時もクスコへ行った時も問題なく、低酸素ジムにも通ってるので大丈夫だろうと思いましたが、はるばる地球の中心まで来て高山病になって観光できなかった、は避けたいので少し余裕をみた日程にしました。ちなみに高山病のかかりやすさは生まれつきで事前にわかるものでもないようです。
ガラパゴスで平和ボケしてましたが、キトの旧市街は治安が良くなく、パネシージョの丘は窃盗、強盗が多発するそうです。ひぃ、こわい。気を引き締め直しました。それでも現地の人に、お前リュック危ないから気をつけろ、と言われました。

パネシージョの丘の聖母像
空が近い

旧市街の美しい街並み!来て良かった。

赤道記念碑公園にも行きました。赤道が通っている国は14ヶ国ありますが、最も赤道近くに位置する首都がキトです。さすが、国の名前自体が赤道なので本気度が違いますね。ちなみに赤道ギニアという国がありますが、赤道をかすめてもいません。東京ディズニーランドみたいなものでしょうか。
話がそれましたが、赤道記念碑公園があるところは後になって実は現在のGPS技術で計測すると本当の赤道の位置ではないことがわかったということで(そういう大雑把な感じ嫌いじゃないです笑)現在のGPSで測定した00° 00′ 00″だとうたっている場所、インティニャン太陽博物館にも行き、赤道直下体験をしました。水の渦巻きは北半球の国と南半球の国では逆方向。そして、コリオリの力がゼロになる赤道上では渦は巻かず、直下して水が落ちて行くということで、その光景を見られるのがここ赤道、その他、赤道上では体重が軽くなるとか、玉子が釘の上に立てやすいとか、ハリケーンとサイクロンは発生場所が違うとか、赤道上では真っ直ぐ歩きづらいとか、現地のガイドさんが実演を交えつつ色々説明してくれました。赤道すごい。

アイスクリームこんな風に売って溶けないの!?赤道マジック?と思いましたが、これはアイスクリームではなくメレンゲと砂糖を混ぜたもので、冷たくないんだそう。あーびっくりした。

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