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4/7 稽古場日誌 (川上献心)

稽古場の様子を伝える役目を任されました、川上です!こんにちは!


まず最初に、ここに載せているお写真は全てご本人から許可を頂戴しています!
ご安心ください!

今から載せる写真は、共演者のうちの一人である奥泉さんです。
この指で隠れた奥泉さんの目線がどっちを向いているか、分かりますか?



これを撮ったとき、奥泉さんにお願いをしたんです。
「今から質問をするので、【はい】なら左、【いいえ】なら右を見ててください」と。

質問の内容はこうです。
『奥泉さんは、なにやら怖い人っぽい何かを見たことありますか?』

こんな写真を撮ってたら今日もお稽古が始まりました。
1ヶ月以上先とはいえ、台本をむしゃむしゃ噛んでみたり土台を皆でぺたぺたと何度も触って固めたり確認したりするのは非常に大切なので現状はそのあたりに注力しているような状態です。

しかしまぁ不思議な台本ですから、各々の俳優でぶつかる障壁が様々なわけです。
皆がそれぞれ何に手こずっているのか、皆さんのSNSをぜひ覗いてみてください。
俳優たちの、ここクリアしたらより楽しんでもらえるぞ!と思ってる部分が分かって面白いですよ。

たとえば作品中で私とよく協力プレイをしてくださる助川紗和子さん。



紗和ちゃんさんには「かわいくやってくれ」「艶やかにやってみてくれ」といったオーダーがわりと一貫して出されているのですがその度に器用にひょいひょい出してくるわけです。
御本人はそんな役ぜんぜんやってこなかったぞなんてことをおっしゃってるわけですが、これがまぁ〜〜〜〜可愛らしいこと。
ご自身の持ち物はもちろんのこと、オーダー後に持ってくる仕草やら声色やら表情やら佇まいやら、愛嬌まるだしで非常に魅力的なんですね。
背も高くてお綺麗でいらっしゃる。

この舞台作品の宣伝文句や小説版の帯なんかにもあるのですが今作品は微ホラーというジャンルにも属していて、大きな声で罵り合いがあったり殺伐とした空気が一気に漂いだす瞬間があります。
一方、コメディでもあるので大人数でやいのやいのしているところも少なくない。
そういった折に、この紗和ちゃんさんの可愛さが舌の上で存在感を出してくるわけです。
出すというよりは、勝手に輪郭が見えてくる。
僕らが舞台で感じているように客席でも、紗和ちゃんさんの役がいてくれてよかった、と。
きっとそのように感じるはずです。



ほんとはいがみあっているとはまるで思えない、よいお写真が撮れました。

とりあえず稽古場では全体的に土台作りをしているような形です。
その中でこの人はこんなことしてそうだよね、こっちの人はこうしててもよいよね、みたいな余白の部分に色をつけてみているお稽古になってるかと思います。
上でも書きましたように1ヶ月以上先なのでゆったりと細かいところまで見て、我々も客席もより楽しんでもらうためにどうするか、繊細にも大胆にも考えながら皆で作っていければといった段階ですね。

上でも書いた、といえば冒頭のあれ。覚えていますか?
奥泉さんに尋ねた『怖い何かしらを見たことある?』という質問。
答えはこうでした。



「そk



《公演情報》


あるいはエナメルの目をもつ乙女
プロデュース第2幕
『こどもの一生』
作:中島らも
  ✖️
脚色・演出:青沼リョウスケ(劇想からまわりえっちゃん)


製薬会社社長とその秘書は、瀬戸内海のとある孤島にある医学クリニックを訪れる。そこで行われている精神療法を受ける患者たちはストレスを取り除くため10歳の「こども」に返り、共同生活をすることになるが…
エナメルプロデュース第2幕は石澤希代子選りすぐりの名優達と鬼才・青沼リョウスケを演出に迎え、幾度も再演され愛された傑作ホラー戯曲に挑む。
小劇場界に蘇る懐かしきスリル!ショック!
あなたは「大人」でいられますか?


Cast
中村猿人(劇想からまわりえっちゃん)
高木健
石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
鈴木麻美(にわか劇団けだものの界隈)
奥泉(あんよはじょうず。)
川上献心(劇団風情)
助川紗和子(知らない星)
ムトコウヨウ(劇想からまわりえっちゃん)

Staff
舞台監督:小川陽子
美術:いとうすずらん
照明:松田桂一
音楽:坂本弦
音響:谷井貞仁(Collage Sound)
振付:青沼リョウスケ(劇想からまわりえっちゃん)
衣装:荒川智都
小道具:定塚由里香
演出助手:金子賢太朗(演人の夜)
稽古場代役:時吉海希(ターリーズ)
サポートスタッフ:西島朱里、八角ちゃん、竹田梓乃、倉貫翔太
宣伝美術:藤尾勘太郎
宣伝撮影/舞台写真:保坂萌
宣伝衣装:石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
PV撮影/作成:つかてつお
映像収録/配信:まがたまCinema
制作:吉田千尋(LUCKUP)
企画/製作:石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
協力:株式会社中島らも事務所、あんよはじょうず。、VOLINCY ACT、演人の夜、CAFE&BAR Days、株式会社Claudia、株式会社DAYS、株式会社マイターン・エンターテイメント、Collage Sound、劇想からまわりえっちゃん、劇団風情、知らない星、宗明建設、ターリーズ、にわか劇団けだものの界隈、まがたまCinema、LUCKUP (順不同)

Time Schedule
2024年5/15 Wed〜19 Sun
5/15(水)19:00(前)
16(木)14:00(前)/19:00(前)
17(金) 14:00(前)/19:00(後)
18(土) 14:00(後)※/19:00(後)
19(日) 12:00(後)/16:30(後)
※託児サービスがあります。(要予約)
イベント託児・マザーズ0120-788-222
0才・1才2,100円
2才以上1,050円
受付開始は開演の45分前、入場開始は開演の30分前です。

Ticket
★事前精算/予約順良席確保・税込
●特典付きチケット6,000円
扱い別役者の限定ブロマイド(直筆サイン入り)&額入りフライヤー(出演者8名の直筆サイン入り)
●前半一般 4,000円
●後半一般 4,500円
・予約期限…5月11日(土)23:59迄
・決済方法…銀行振込

★当日精算/座席指定不可・税込
●前半一般 4,000円
●後半一般 4,500円
【割引(当日精算のみ)】
◾️障がい者割引3,800円(数量限定/要手帳提示)
◾️U-25 3,000円(数量限定/要身分証提示)
◾️U-18 1,000円(数量限定/要身分証提示)
◾️リピーター割引[500円キャッシュバック](要半券提示)
・予約期限…各回開演3時間前
・決済方法…現金・クレジットカード・電子マネー・PayPay
※複数の割引は併用不可

劇場チケット詳細
▶︎https://enamel.amebaownd.com/pages/7567072/static

予約フォーム
▶︎https://ticket.corich.jp/apply/287690/ (団体)



●映像配信 3,000円
※5月22日(水)19:00〜視聴可能/税込
・購入期限…6月30日(日)21:59
・購入後初回ログインから30日間視聴可
・決済方法…クレジットカード決済・セブンイレブン決済

配信チケット︎▶︎
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=77257&

Access
王子小劇場
〒114-0002東京都北区王子1-14-4地下1F
TEL・FAX:03-3911-8259

ロビー直通番号:03-3911-8142(公演期間中のみ)
JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩5分

About Us
あるいはエナメルの目をもつ乙女プロデュースとは?
役者の石澤希代子が立ち上げたプロデュースユニット。石澤の好きな戯曲をゲスト演出家に演出してもらい、自身も出演する。2023年夏にプロデュース第1幕「フローズン・ビーチ」をWキャストで上演した。

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