美しくて好きだけど、怖いもの。。
ガラスって怖くないですか。。?
割れた破片で、人が殺せそうに見えるし、透明で飛び散った破片を探しきるのが難しいし。
落としたり、硬い物をぶつけたりしたら、あっさり壊れるし。
地震で激しい縦揺れが起きたとき、停電になった上に、全てのガラスや陶器が割れてしまったら、どうやって家の中を歩けばいいんでしょう。
でも美しい。。
ガラス製の小さい動物の親子とか、つい雑貨屋さんで見てしまいます。繊細で美しいです。その壊れやすい儚さも含めて、ガラスの素敵なところなんですよね、分かります。
でも、怖い。。。
食器屋さんに並ぶグラスは、もしも一番手前のに私のリュックサックが触れたら、、とか想像して、ぞわぞわして怖くてゆっくり見られない。
家の出窓にガラス製の大きな水槽があったのですが、地震で割れて、あふれた水で近くのコンセントや電気製品がダメになったら?と心配になって撤去。物置に置いても、そこで割れたら嫌だから捨てました。(高かったんだけど。。)
ガラスの食器も、心を鬼にしてほとんど捨てました。割れた時、近くに小さい子どもやペットでも居たら、ケガさせないようにガードしながら掃除して、終わった後も、どこかに透明で見落とした破片があるんじゃないかと心配が続きますから。
最近は竜巻みたいな突風や、台風被害もひどくなってきてるので、本当は窓もガラスじゃなくて、アクリルとかせめて強化ガラスにしたいぐらい。
天井からぶら下がっているシャンデリアとか、どんなに素敵で家に似合っていても、ガラスは使いたくない。ブラブラ揺れる蛍光灯も辞めた。
道端にビール瓶の破片が落ちているとか、犬を散歩している身としては恐怖。
小学生低学年頃に割れたコップの破片を踏んで、破片が足の指の中に入ったことがあって、丁度居合わせた看護婦さんが、その辺の縫い針で破片を掘り出してくれた傷口が忘れられない。
脳のある部分を刺激すると、場所によって、何か見えたりするらしいけど、ガラスは私の脳のどこかを刺激して、不安にさせる。。
もしも割れたら、大変なことに。。
でも、大変なことって何だろう。
本当に、鋭い破片が直撃して人間を貫くとか、赤ちゃんや犬が食べてしまって、体内を切るとか、そんな恐ろしいことが起こる確率は低いし、そもそも我が家のごくごく近くが震源地になる直下型地震が起きる可能性だって不明だし、私が怖がりすぎだと言われたら、おっしゃる通り。
私だけじゃないんじゃないかと、ググってみたら、ありました。「黄色恐怖症」とか「吉報恐怖症」と並んで「ガラス恐怖症」。いや、黄色や吉報とは違って、ガラスは普通に危険だし。
多分、普通の人は、ガラスがタマタマ鋭く割れて、丁度自分の顔に突き刺さる可能性とか、直観的にほとんど起こらないって、腑に落ちているんですよね。
危ないのか、大丈夫なのか、客観的には大丈夫だろうけど、私の主観は大丈夫じゃないので、美しいグラスやガラス細工の小物達は、家の外で、ちょっと遠くから楽しむことにします。。。
疲れる毎日を誰かの文章で癒されたい。そして、私も誰かを癒したいです。いつかできたらいいな。